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雑談:資料と著作物の複製について

美術解剖学や解剖学は、知識の伝達を必要とします。文章だけでなく、解剖図のコピーがなされることも少なくありません。


私も結構な頻度でポール・リシェ先生の図を説明に合わせてアレンジしています。リシェ先生は1933年に亡くなっていますから没後90年が経過していて、すでに著作権が切れています。


ポール・リシェ先生の図をなぜ使...

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美術解剖学の学び方:表現に口出ししない

私はよくSNSで美術解剖学をエゴサしてます。現在はどんな需要があるかとか、学習者がどんなところにつまづいているのかとかが知れたりするので、教える側にとって勉強になります。


たまに美術解剖学で他人の作品に口出ししていたりして、上から目線の余計なお節介をしている人や、文章で口喧嘩をしている人を見かけます。

あーあー、やっちゃ...

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雑談:制作の合間の休み

私の場合ですが、仕事に一区切りつくと3〜7日くらい休みます。仕事の締め切り直前や、途中の大きな区切りの前は無理なペースで制作してしまうので、心身ともに疲れます。


休むと言っても全く手を動かさないと勘が衰えてしまうので、ごく短い時間の落書きなどの軽作業か、依頼されていないもので作りたいものがあったらそれを作るか、資料をたく...

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2024年以降の活動について

私事で恐縮ですが、2023年12月31日をもって、対面の授業が必要な大学の教員を辞職し、フリーランスとして活動していくことにしました。

対面の必要がない大学に関しては、活動への影響が少ないのでそのまま籍を置かせていただこうかと思います。


今回の決断に至った理由ですが、これまで大学教員と執筆活動の二足の草鞋の状態でやってきました...

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雑談:教材を作るときのコツ

美術解剖学にある程度詳しくなると、自分ならこんな教科書を書くのにとか、こんな解剖図が欲しい、という気持ちが湧いてきます。理解できた知識は誰かに伝えたくなるものです。それなら作ってみようと思って制作しはじめてみると、結構色々な壁にぶつかります。主な理由は、教材を作るために複合的な知識と技術が必要なためです。SNSで美術解剖学TIPSを掲載し...

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美術解剖学の学び方:正中線

よく下書きの段階で正中線を引きますが、これは傾きと左右の見え方の違いをチェックするために便利です。


人体はおおよそ左右対称形をしています。細かな左右差はありますが、最初の段階で左右差を考慮してしまうと形の基準がなくなってしまうので、よほど明確な意図がない限り最初は無視して作ることが多いのではないでしょうか。


...

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雑談:美術解剖学の収益

教育はそれを発展・維持させるために、収益を必要とするビジネス的な側面を持ちます。

例えば新しい教材の開発には資金が投入されます。資料を集め、機材を導入し、人を雇用する。

ただ教えていれば良いという方法だと、資料が増えず内容のアップデートが行われにくくなり、教育環境も次第に悪くなります。

良い教育環境を維持するためには、収...

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美術解剖学の学び方:世間体と学習


電車やカフェで街の人をスケッチしたり、人の絵を模写して技術を盗んでいくなど、見方を変えると世間体を無視した野蛮な行為です。

もちろん、人に迷惑をかけてしまうと本当に野蛮になってしまいますが、個人の研鑽の範疇であれば問題ないでしょう。


解剖学ではしばしば周囲の人から野蛮に見えていたのではないかというエピソードが...

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美術解剖学の学び方:形と構造の違い

「形」と「構造」の違いって区別できているでしょうか。

私は美術解剖学を勉強するまで違いがよくわかっていませんでした。


簡単に言うと「形」は表面的に観察できる起伏のことです。

「構造」には機能などの仕組みが伴っていて、「形」は「構造」の結果とも言えます。


例えば人体で言うと、「上腕筋」は肘の関節を曲げる筋で...

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雑談:習慣の作り方

絵を描くのも、造形物を作るのも「習慣」です。制作を習慣化させるとトライアンドエラーができるので、新しい表現ができるようになったり、制作することが大変ではなくなります。


習慣は10日くらい続けるとその後も続きやすくなります。10日くらい決められた時間に決められた量をこなす。1ヶ月くらいすると、自然と休まずに取り組むことができる...

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美術解剖学の学び方:単純化について

人体を幾何図形などの単純形態に置き換える方法をよく見かけます。

教えている先生によって方法が結構異なり、

例えば骨盤は大きく分けて以下の3つに分かれます。


・バケツ型

・箱型

・車輪型


まずはバケツ型。ゴットフリード・バメの書籍などに見られる簡略化です。

バメスの場合はさらに面取りをして、より骨盤...

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雑記:間違った美術解剖学の解説

美術解剖学の解説やTIPSではしばしば間違った解説を見かけます。誰しも騙されたくないので間違った情報は仕入れたくないと思います。ですが、おそらく間違った情報はなくなりません。


間違いは、構造を誤解している、頭の中と別のことを喋っていたりする、よく知らないことを想像で補ったりすることなどで生じます。


美術解剖学に限っ...

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美術解剖学の学び方:解剖図の難易度

この解剖図どこを見ているか分かりにくいなと思ったことはありませんか?


同じように見える解剖図にも難易度があります。読み解きやすい図は難易度が低く、読み解きにくい図は難易度が高いと言えます。難易度について少し解説してみましょう。


例えば表層の筋肉図は、体表との対応関係がつけやすく、分かりやすい解剖図と言えます。...

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雑談:表現に踏み込まない教育

美術解剖学教育では「表現に口出ししない」という意見がありあります。


「芸術の役に立とうと考える解剖学者は、少なくとも余計な美学的考察に首をつっこむようなことをしないで、1つの目的だけに専念しなければならない。すなわち、美的な精神からは完全に離れたところで、生きた自然のものをありのままに、そして外形と深部を、その関係におい...

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美術解剖学の学び方:短期学習と長期学習

美術解剖学を短期で勉強する人と長期で勉強する人がいます。それぞれの違いについて簡単にたとえると、短期学習タイプは目的地までの最短ルートを検索する感じの勉強方法で、長期学習タイプは地図を埋めていく感じの勉強方法です。それぞれ考え方や立場の違いなので、それについて紹介します。


私は興味があることは時間をかけて勉強するタイプ...

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美術解剖学の学び方:美術解剖学的に正しいはあるか

「この作品は美術解剖学的に正しくない」という意見を耳にすることがあります。あるいは「美術解剖学的に正しい作品はありますか」と質問されることもあります。

美術解剖学は人体を表現するための基礎素養ですから、道具と同じで作品に使ったり使わなかったりするのは作者の自由ですし、実際の人体よりも誇張されたりデフォルメされた作品は見応えがあ...

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創作雑記:やりたいことはたくさん作る

美術解剖学だけに限ったことではないですが、相手の需要を読むのは結構難しいです。私は、さまざまな要望に応えるかたちで書籍用の図を描いていますが、実際に図を作り始めるとそこまで反応がよくないこともしばしばあります。元々要求している人口が少ないのか、私の図が要求されているイメージと外れているのか、またはそのどちらもかもしれません。でも...

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美術解剖学の学び方:資料の集め方について

美術解剖学だけではありませんが、資料は多ければ多いほど作品制作にとって有益になっていきます。

プロイラストレーターさんやお絵描き実況者さんなどの制作現場の背景に大量の本ならんだ棚が映っているのを見たことがないでしょうか。

書籍は外部記憶装置のようなもので、

美術解剖学で言えば教科書や模型、写真資料などがありますが、多くの...

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美術解剖学的センスの磨き方

センス、感性という言葉は、いろいろな意味を含んでいますが、ざっくりまとめると「人が真似できない水準で物事を実行できる能力」のことのように思います。

 感性は基本的にはポジティブな体験によって向上します。楽しかったり、興味深かったりが増えていくとその人の知識の引き出しにストックされていきます。したがって行動力があって興味のあるジ...

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美術解剖学の学び方:制作のための体調維持

美術解剖学の最も身近な実物の資料は自分の体です。骨や筋肉を触って確認したり、動かしてみたり鏡で確認することもできます。美術解剖学が自分の体の発見につながっていることは、学習している人の多くが感じることではないでしょうか。筋トレをしたり、怪我をした部位が何かわかったりします。

 私の場合は、自分の体の中に自然の精妙な構造が入って...

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美術解剖学の学び方:拒否反応とアンチへの対処

習い始めには、できないことにぶつかることが多く、その時に性格に応じて拒否反応が出ることがあります。「こんなの出来るわけがない」と投げやりになったり、「私にはまだ早い」と腰が引けてしまったり。

練習を重ねて慣れるまで使いこなせるようにならないので、こうした拒否反応は普通のことだと思います。拒否反応は一時的な感情なので、余裕がでた...

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美術解剖学の学び方:トレースと模写

SNSを見ていると、解剖図をトレースと模写して勉強している人が多いようです。どちらかといえば模写をアップしている人が多いでしょうか。中には著作権的な配慮をされている方もおられるかと思いますが、非営利で個人的に勉強する分には模写やトレースはOKです。問題があれば著者や出版社から注意を受けると思います。


 私はトレースと模写の違い...

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美術解剖学の学び方:反復学習を軽減する

どの技術も基本的には反復学習によって習得します。多くの人がプロフェッショナルの水準に到達しにくいのは、この繰り返しチャレンジすることが上手くできないからではないでしょうか。

繰り返しは単調で、同じ失敗を踏んでしまうこともあります。一回一回の上達もわずかで、変化にとぼしい。失敗して疲れた時に「自分は何をしているんだ」と挫...

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美術解剖学の学び方:用語編

夥しい数に多くの人がつまずく解剖用語。どうやって覚えればいいかという話を聞きます。私の場合は用語に使われている語句の意味が理解できたときに記憶に定着するようになりました。

 解剖学の用語・部位名称には意味があります。例えば、膝から足首までの下腿という部位には脛骨と腓骨という2本の長い骨があります。脛骨(けいこつ)の「ケイ」は訓読...

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美術解剖学の学び方:SNSで作品発表する

・他者に有益な内容を投稿する

・できるだけ毎日更新する

・継続して、なおかつ評価が増えると仕事につながる場合がある


美術解剖学を教えるために始めたのはSNSでした。勉強したことや知識を公開できて、初期費用もかかりません。美術向けのコツを紹介しているアカウントもあって、イラストによる作例も出ています。教員は学生に教えるこ...

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美術解剖学の学び方:いろいろな教科書

いま(執筆時は2022年末)日本は美術解剖学ブームで、国内外の教科書が多数出版されています。どの書籍もそこそこ売れるので、出版社はこぞってライセンスを取得して翻訳しています。たまに私のように日本の著者が執筆した本が出る感じです。読者としては選択肢が多すぎてどれを選んだら良いかわからなくなる方もいるのではないかと思います。以下に入手でき...

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美術解剖学の学び方:動機と目標

この記事のまとめ:美術解剖学の勉強方法は、時間をかけて繰り返し覚える反復学習です。時間をかければかけただけ知識と技術が習得できます。勉強がわからなければ美術解剖学に長く触れるでもかまいません。まずは動機と目標を考えます。何のために勉強するのか、どういう表現に至りたいのかをイメージしてみましょう。次に勉強する対象の...

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美術解剖学の学び方:きっかけ

きっかけはいくつかありますが、いちばん大きな要因は日本の美術解剖学を取り巻く状況をどうにか底上げできないかと思ったためです。

 正直なところ、日本は美術解剖学の教育水準が海外に比べて見劣りしています。おそらく指導できる教員の人口が少ないことも要因の一つになっています。ここでは少し個人的な感想を交えて書きます。

 海外の現場で...

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美術解剖学の学び方



美術解剖学はお絵かき初心者の間で大変人気です。教科書の種類も世界的に見てトップクラスくらいのラインナップが出ています。ですが独学が多く、SNSの投稿を見ていても、学習がうまくいっていないように思える方を見かけます。教科書はたくさんあるのに勉強の仕方がわからないので上手く学習できていないのであれば、宝の持ち腐れです。なん...

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手動でレントゲン画像シリーズ

彫刻の古写真の上に書き込むシリーズは、著作の権利者が辿れないため、使用できなくなりました。既に作成、掲載したものに関しては、掲載を継続し、遺族等現在の権利所有者から申告があった場合に掲載の取り下げなどの対応をいたします。 今月のファンボックスの更新は300円プランの一回のみになります。ご不便おかけいたしますが、ご了承いただけますと幸いで...

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