Pokémon LEGENDS アルセウスのネタバレが含まれています
※この記事は根拠に乏しい主張・妄想甚だしい主張が含まれます。真に受けないでください。
要約読んでおけば本文読む必要ないです。
■私はアルセウスを好きになりたいので愛のある解釈をします
■偉い神様のアルセウスさん、ポケモンになりたいのでなった
■旅を夢見るアルセウス
■異変を解決してほしいとは言っていないがしてくれるとメチャ嬉しいです
■主人公はポケモンのゲームが存在する世界から来た!?
■俺たちの冒険はこれからだEND
みなさんレジェンズアルセウスはもうプレイしましたね!
私は全ての人間関係をシャットアウトしてネタバレを踏まずにアルセウス捕獲までたどり着きました。その時のツイートがこちらです。
レジェンズアルセウスの前情報では主人公が現代人であることが明かされていませんでした。ゲームを起動し、プレイしてはじめてその事実が明かされます。巷で話題の「異世界転移」みたいな。
今までのポケモン作品でも一応「主人公≒あなた」であるようにオープニングは設計されていましたが、それはそれとして過去作の主人公たちには家族、住む家、友達など、それまでに紡がれてきた物語がありました。オーキドの孫と幼馴染であること。ワカバタウンに母と二人で住んでいること。ジムリーダーの父がいる地方に引っ越すこと。
しかし、今作は主人公の過去の物語を知ることはできません。主人公はあなたかもしれないし、あなたではない物語を生きてきたキャラクターかもしれない。このゲームをプレイした人の想像に委ねられています。
全ての情報をシャットアウトして、私がレジェンズアルセウスをクリアするまでに考えた主人公のパーソナリティは以下のようなものです。
・DP主人公と同一人物かもしれないが、著名キャラと面識がないみたい?
・旅に出なかったDP主人公なら辻褄があうかも
・それなら、現代に帰らないといけないな
直前にBDSPをプレイしていたのもあり、この顔はDP主人公やろなぁ……という気分でプレイしていたので「全てのポケモンに出会え」を達成したら現代に戻るエンディングが流れて終了だな! と考えていました。
帰れなかったのでアルセウスのバカヤロー! と叫びました。
図鑑タスク完璧ALLにしたらなにか隠しエンディングがあるかも! と思いましたが、ありませんでした。
じゃ、邪神……
……と、何でもできそうなアルセウスを罵倒するのは簡単にできます。私もはじめは「何やこいつ……」で思考を止めていました。
ですが、思考を止めたままでは勿体ない! アルセウスを好きになりたい!
そんな軽薄な動機から、「レジェンズアルセウスのヒロインはアルセウスです」という記事を執筆しています。
アルセウスを好きになるための、アルセウスの心を考える一助となれば幸いです。
メインストーリー中にアルセウスが主人公に対して求めたものは大きく分けて「すべてのポケモンに出会え」と「あなたに分身を託します」の2つになります。ちなみにOPでは「そしたら帰す」とかは一言も言っていません。気をつけよう。
さて上記の2つですが、果たしてアルセウスにとって、どちらが主目的であったのでしょうか。普通に考えると「すべてのポケモンに出会え」の方が達成してほしい目的のように思えます。実際、レジェンズアルセウスは、ポケモンと出会い、ポケモンを捕まえることを主軸に添えたアクション要素のあるゲームです。システム的には(アルセウスと幻ポケモン以外の)すべてのポケモンを捕獲することでアルセウスと対面できるわけですから、ゲームとしての主軸はポケモンを捕獲することにあると言えます。
だから、最後まで遊んでくれたあなたへのご褒美としてアルセウスの分身が託される。試練を乗り越えたおもしれー人間に戯れで分身を与える。
なるほど納得。
でも私はアルセウスを好きになりたい。
もしアルセウスの目的が「分身を託すこと」であったのなら、アルセウスの心はどう解釈できるのでしょうか。
「すべてのポケモンを捕獲した人間だから」「褒美として分身を託した」と、
「分身を託したかったから」「すべてのポケモンを捕獲できるような人間を待っていた」では、印象が異なります。
私は、後者であるなら、アルセウスを好きになれそうな気がします。
根拠なんか無いのですが、ここからは後者であると仮定して話を勧めていきます。
アルセウス戦後のセリフは以下のとおりです。
「すべてのポケモンにであう
あなたはみごとなしとげました」
「あきらめなければ おもいは
いつかかなえることができる」
「あなたのかつやくは
それをあらわしています」
「コダイノエイユウ……
かれらとおなじように」
「じかんくうかんをこえ あらためて
しめしてくれたこと よろこびます」
「このせかいに
あなたをよんでよかった」
「これからのあなた」
「そしてあなたがいきていくうちゅうを」
「わたしはしゅくふくしましょう」
「……わたしのぶんしんを
あなたにたくします」
私には、分身を託す以降の言葉は神としてのアルセウスの言葉ではなく、アルセウスの個人的な感情が存在しているように思えてならないのです。
いつものテンションなら「わたしのぶんしんをあたえます」と言っているような気がしますが、その後に続く言葉はアルセウスのセリフの中で最も丁寧な言葉遣いをしています。
「ねがわくば よりちかくで
ともにせかいをみせてあげてください」
アルセウスが分身を託したかった理由は、おそらくこのセリフに秘められているのでしょう。
私はこのように解釈しました。
「分身ではない、他ならぬアルセウス本人が、主人公とともに世界を見たかった」
「アルセウスは旅をしたかった」
楽しそうだった、とかそんなシンプルなきっかけがあるといいですね(個人的な感想しか書いていない)。
900種ぐらいのポケモン全種と会えという意味ではなく、
ヒスイ地方の241種のポケモンを捕獲するという意味でした。
「分身を託したい」仮説から「すべてのポケモンと出会え」というアルセウスの要望の意味を考えてみます。
レジェンズアルセウス作中ではアルセウスと強い関わりを持つディアルガ・パルキア・ギラティナがハチャメチャに暴れているため様々な事件が発生しています。しかしアルセウスは「彼らを沈めてください」などと主人公に解決を要求したことはありません。アルセウスが主人公を招いたのは時空の裂け目を解決するため、とはどこにも書かれていません。
ではアルセウスは作中の異変についてはじめから無関心なのでしょうか? 作
中世界がどうなろうかどうでもよくて、ただ単に「自分好みの人間」で遊んでいただけなのでしょうか?
私はアルセウスを好きになりたいので、好意的に考えてみます。
アルセウスは分身がポケモンとして旅をすることを願っています。
しかし、例えば分身を間違えて古代シンオウ人のやばいひとに託してしまうと、
ちょっと考えたくない事案が発生するかもしれません。
アブノーマルな関係はアルセウス的にノーサンキューかもしれません。
そこで「すべてのポケモンに出会え」ミッションです。ヒスイ地方の一般的なポケモンから崇められるキング、ちょっと伝説なポケモンからほぼアルセウスな伝説ポケモンまで取り揃えた豊富なラインナップが揃っており、
「主人公がアルセウスに対してどのように接するのか」を判断する材料になります。
この導線で行くと、アルセウスが考える、主人公に出会ってほしいポケモン達の中にディアルガ・パルキア・ギラティナは確実に含まれています。というかこの三匹に会うことが一番重要まであります。三匹ともほぼアルセウスですからね。
そして、この三匹が荒ぶる神のように力を奮っているヒスイ地方だからこそ、彼ら三匹に対して他のポケモンと同じように接する人間ならば、分身に対しても……と考えられるでしょう。
もしかすると、過去にもこの三匹が荒ぶるなどして、それを治めた古代の英雄とアルセウスはともに世界を駆け巡ったのかもしれません。無根拠。
いままでに考えてきたアルセウスの心っぽいものを下地に、そんなアルセウスがわざわざ介入して招き入れ、分身を託すまでに至るような主人公の条件を考えてみます。
・ポケモンが嫌いではない (嫌いだとお話にならない)
・ポケモンを神として敬いすぎない (崇めすぎはこわいので)
前者はともかく、後者をポケモンが生きている世界で探すのはかなり難しいでしょう。このアルセウスが求めているのはガチで世界創ってる系神様のアルセウスをポケモンとして扱ってくれる人間です。自分が作ってる世界でそんな人間探すのはいくらなんでも……。最悪な例が多分作中のあの人なのではないでしょうか。(?)
かといってポケモンが完全に存在しない世界を探すと、今度は「ポケモンを好きかわからない」という問題が発生します。送った後にポケモン無理です……となるのは双方デメリットがでかい。
そこでプレイヤーである私達の現実世界に白羽の矢が立ちます。私達の世界は、
・ポケモンはゲームとして存在している
・ポケモンを好きな人間が多い
・アルセウスは「ポケモン」であると知られている
という、アルセウスの要求をいともたやすくクリアする人材が豊富な世界なのです。この記事のアルセウス的には三番目がめちゃくちゃ最高ですね、むしろこの世界以外にアルセウスをポケモンとして見ている人間は居ないんじゃないかってぐらいですね!
ちなみに、こちら側の現実世界からあちら側のポケモン世界に主人公が招かれた場合「じかんとくうかんをこえて」が比喩でもなんでもなくそのとおりになって良いですね。美しい。
そのレジェンズアルセウス主人公の血が子孫のDP主人公に流れている、という連結技も美しいです。
ポケモンDPが発売されたのはおよそ15~6年前。DPのソフトには正規のアルセウスイベントのデータは存在していましたが、なんやかんやありイベントのトリガーアイテムが配布されることはありませんでした。
アルセウスの旅は約15年前に、始めることすらできませんでした。
(一応映画個体とか謎の場所経由個体は元気に旅をしてますが……)
それを踏まえて、レジェンズアルセウスはまさにアルセウスのための物語であり、同時に私達がアルセウスを知るための物語であると言えます。
この記事をここまで読んだ聡明な読者の皆様ならば、
あなたが明日からレジェンズアルセウスでやることはもうおわかりですね!
画像はイモモチ食い過ぎで金の輪っかが割れた分身ポチャセウス
おーみや
2022-03-17 17:07:12 +0000 UTC