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荒天球 まりさ会話テキスト 4~ED

設定テキスト1~3面はこーっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/292530

会話テキスト1~3面はこーっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/306253

会話テキスト(れいむ)4~6面、EDはこっちっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/325713

会話テキスト(まりさ)4~6面、EDはこっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/326810

設定テキスト4~6面はこけっこ!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/326032

曲コメント妄想(Ex面までの微ネタバレ含む)はこっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/304494


□4面 いざなわれて林檎村

 トンネルを抜けると、そこは一面の林檎畑でした―――


魔理沙「魔法の森にこんなところがあるとは知らなかった。

 しかし、林檎…林檎か…

 燃やすか」


??「やーめーてー」


魔理沙「私には聞こえるぜ、林檎の声が」


シャノン「想像力が豊かですねえ、私には全く聞こえませんよ。

 おっと、お腹の虫が聞こえました。いただきます」


魔理沙「会話の途中で食べるな、だとさ。

 お前、何か雷避けを持ってないか?雲の上に行けなくて困ってるんだ」


シャノン「はむはむ、はふー」


魔理沙「この魔法使いの言うこと聞いてあげてよーだとさ。

 あと食べないで―とも言ってるな」


シャノン「頭脳労働には糖分を使いますので、失礼。

 秘境の性質と私の引力、あと因果論的に考えて出来ないことはありませんね。

 でもめんどくさーい、なんで私があなたのために運動しなくちゃいけないんですか?」


魔理沙「雨が降り続けたら根が腐っちゃうよー、って言ってるな。

 あと、異変を解決するのは私の趣味だ」


シャノン「この秘境に雨は降らないはずですが、おかしいですねえ。

 あの雨には純粋な祓いの力が存分に含まれています。

 たとえ林檎に意志があろうと、その八卦炉に自我が芽生えようとも、

 穢れそのものである後付のそれなんてすぐに無くなるはず…… 


 本当に林檎の声が聞こえているんですか?

 それと、人の邪魔をするのは私の趣味でもあります」


魔理沙「へえ、知らなかったぜ。」


シャノン「どっちが?」


魔理沙「どっちもさ。

 そしてこんな変人が近所に居たこともだ。君子危うきに近寄らずというが、

 私はまだまだ学習者。危ない芽は今のうちに詰んでおくか」


シャノン「未だ人間の魔法使いが私に知恵比べを挑もうなんて、片腹痛い。

 私は錬金術師にして近代科学の祖、

 二つの道を極めた私を倒すなら、まずこちらのレベルに合わせて貰いますよ!」




シャノン「あふーん」


魔理沙「知らなかったのか?

 私は弾幕と妖怪退治のプロフェッショナル。

 二つの道を極めた私に勝つなら想像力(スペルカード)が必要なんだぜ」


シャノン「全く、この世界は知らないことばかりです。

 ここに移り住んで正解でした!1%のひらめきの芽ばかりですからね!」


魔理沙「それは別人だろ。

 ま、お前は得したんだから今度は私が得をする番だ。

 雷をどうにかしてもらおうか」


シャノン「もちろん。そもそも雨雲をどうにかしてもらえるならそうするつもりでした。

 ちょっとからかうのが楽しかっただけで…」


魔理沙「こんな変人が近所に居るなんて、ここは知らないことばかりだぜ」


シャノン「君みたいな楽しい人はいつでも大歓迎です。

 雨雲が晴れたら、天体観測イベントを予定していますからその時は来てくださいね!

 

 まあ、来なくても私の引力でお取り寄せしちゃいますけどー」


魔理沙「やはり燃やしておこう」


シャノン「やーめーてー!」




□5面 雲中を裂き乱れる雷刃

 雷は律儀に地上に落ちていく。

 鬼が居ぬまになんとやら、しかし鬼は雷だけではない!



魔理沙「鬼ごっこももう終わりだ。いい加減姿を見せたらどうだ?」


??「人風情が私の姿を見ようなんて、おこがましいですね」


??「おいおい、落ち着けって!」


不留々「私を見た責任、取っていただきましょうか」


ミヅチ「今風の告白は月が綺麗ですねだっつーの!

 すまんな人間、こいつは頭がおかしいんだ!」


魔理沙「頭の中がお菓子(スイーツ)なんだな、可哀想に。

 お前たちが雷を落としている犯人か?

 茸が増えて消費しきれないんだ、もっとやってくれ」


不留々「人間が私を鎮めに来るなんて、くっ絶対に私はこの道を譲ったりは…

 えっ違う?雷もっと落としていいんですか? やったー」


ミヅチ「おいおいおい、異変解決しにきた人間じゃないのかよ!

 こいつを調子に乗せないでくれ!」


不留々「うふふ、時代の波に乗って私はもっと信仰されたい!崇められたい!

 やはり人間斬らねばならぬ。地上を全て鎮めなくてはなりません」


魔理沙「波に揺られて不安定なやつだな。

 神っていうのはこんなのしか居ないのか?」


ミヅチ「こんなのがいっぱい居てたまるかい。

 こいつは元は…いや元も自由なやつなんだが、

 雨を振らせてるもうひとりの神を止めようとしてこんなのになったんだ!」


不留々「地上を粛清、衆生を剥製、非常に残念、美髯の偃月」


魔理沙「愉快なラッパー、不快なダンパー

 異変は解決、お前は余計!」


ミヅチ(この子も負けず劣らず自由な子だったか―!)


不留々「私の詩に対して不敬(DIS)で返すとは、人間にしてはなかなかやりますね。

 貴方のような人間ばかりなら良いのですが―――

 しかし、地上に人は増えすぎた。私を認知すらしない民草なんて

 芝刈りしちゃってもいいですよね!」


魔理沙「驚いた、お前は芝刈りの剣だったのか。

 私の霧雨の剣よりも扱いやすいと思ったが、

 用途が芝刈りに限定されているのは面白くないぜ。

 溶かし直して私好みの刀に育ててやろう!」


ミヅチ「それって、ひかるげん…」


不留々「ふん、地上の民程度が私の形を捻じ曲げることなど出来るはずもない!」



不留々「折れたー」


ミズチ「オイラ、なんで巻き添え食らったんだろうな」


魔理沙「大人しく道を譲れば良かったんだ。

 それとも何だ?雨を降らせてるやつを守る理由でもあったのか?」


ミズチ「んー…んんー!まあ、この人間なら大丈夫かー。

 オイラ達は地上の穢れを祓うためにいろんな道具を作り出した。

 ほとんどオイラ達が高天原に帰った時に持ち去ったんだけど…」


不留々「あの子はずっと地上に残って役割を全うしていた。

 普通なら地上の穢れでその力はすぐに失われるもの。

 でもミヅチくん達は彼女に中身を作らないことで純粋さを保たせた」


魔理沙「何だ。お前たちが顧みないかったから暴走してるんだな。

 さっきのその刀みたいに」


不留々「言い訳できないよう。

 本当はあの子は穢れとは無縁のはずだった。

 生命活動、自然現象は穢れを生むけど、その奥にある理は穢れを生まない。

 『水が高いところから落ちて、海に流れ出る』って理に祓いの力をトッピングして、

 全自動穢れ祓い機を作るところまではよかったんだ。


 でも、ミヅチくん達が楽したいからって

 人間みたいな体と、考える頭と、お名前を与えちゃったんだ。

 おかしな話だよね。純粋じゃなきゃ理の力は失われちゃうのに、

 後付でゴテゴテと付け足すからおかしくなるんだ」


ミヅチ「頼む人間、あの子を救ってやってくれないか?

 あの子に中身を与えるのは自由奔放な人間が適任だ」


魔理沙「言われなくとも。

 私は借り物の道具でも大切にするぜ、死ぬまでな」





■6面 天の頂

 雲を抜けた先の太陽は、一つの荒玉を照らし続けていた。



綾子「……」


魔理沙「言わなくたって、わかることぐらいあるぜ」



魔理沙「太陽か…そういえば太陽の中には日宮殿なるものがあるらしい。


 あんたはそこからやってきたのか?理さんよ」


??「輝く日の宮は、葬られました」


瀬津理「人は本質を捻じ曲げながら、同時に存在ごと忘れ捨て去る。

 貴方も私にそのような後付設定を施して捨てるのですね。

 それと、私の名前は織神瀬津理。

 私を定義する絶対的なものまで、どうか捻じ曲げないでください」


魔理沙「物と共に歩む時間、物に抱く幻想、自分勝手に作り出した物の気持ち。

 愛着があるから折り曲げるんだ。折紙折理さんよ」


瀬津理「ならば私に愛など要りません。それらをすべて切り捨てましょう。

 人と共に歩む足、人に抱く夢想、人が勝手に作り出した私の気持ち。

 すべてすべて不要です。私は穢れてはいけないのだから」


魔理沙「知らないのか?そんな在り方をするから人は中身を創りたがる。

 空洞なんて恐ろしくて放置なんてできないぜ、欠陥建築だからな」


瀬津理「何で満たしてもそれは穢れ。私の本質は理のみ。

 御覧ください、こちらが私の本体。掌の上の理、扇の上の珠。

 内に在るは完全な空、何者も内側を観測など出来ますまい。

 観測できなければ穢すことなど出来るはずもない」


魔理沙「なら、そっちの人間体は要らないな。

 単純な珠なら置き場に困らないが、そっちの方は嵩張って嫌だ。

 私の店に置いておくには不都合なので、切り捨てろ」


瀬津理「…これは祓いの力の出力装置。これが無くては私は価値のない璞。

 『穢れを祓え』『穢れるな』、これが私の行動規則。

 …けれど私の穢れをもう祓えない。輝く日は失われた。

 私は、私は、私は」


魔理沙「何だ?太陽はちゃんとお前を照らしているぞ。

 …ああ、あの刀とツチノコが言ってたな。お前はもうおかしくなってるんだ。

 もう喋るな、言葉を話すな。お前にそれは初めから不要だった。

 もう一度言うぜ、穢れたくないならその体を捨てろ」


瀬津理「言葉は…繊細です。貴方は初めからそうさせるつもりでしたか。

 私の在り方を穢すものならば容赦はしない。

 人が神に勝てる道理などありません。

 そう、スペルカードルールなどで勝負を挑む貴方に 

 ルールそのものである私が負けることはない!」


魔理沙「私の言葉の意味はそれだけじゃない。

 穢れを受け入れ、在り方を曲げ、中身を満たす。お前にはそういう生き方もあるんだぜ!」





□エンディング(bad)


―――魔法の森、霧雨魔法店。


瀬津理に敗北し、命からがら逃げ出した魔法使いは

どんよりとした我が家に戻ろうとしていた―――のだが。


魔理沙「な、なんだ…これは」


なんということでしょう。

匠の豪快な荒業によって愛しのマイホームはりんごきのこハウスに!


マーシェルローズ「あ、おかえり~」


シャノン「お邪魔してま~す」


綾子「……」


魔理沙「何が…一体何が起こったんだ。怒らないから、説明してくれ」


マーシェルローズ「いやーそろそろ雨がやむかなあと思って、

 新商品の試供品を持ってきたある。でも留守だったあるからね」


シャノン「私も雨、そろそろやむかなあと思ってお出かけする気分になりまして。

 でも雨土砂降りじゃないですかやだー、ということで雨宿りしてます」


綾子「……(アップルティーを飲んでいる)」


魔理沙「…もうどうでもいいか」


普段なら豪快な弾幕技によって弾き出しているところだが、

魔法使いにはすでにやる気がなかった。


いわゆる燃え尽き症候群である。


きのことりんごが織りなす不思議な芳香によって、

魔法使いは客人が居るにもかかわらずぐっすりと寝付いてしまった。


マーシェルローズ「あらーお疲れあるね。そうだ、きのこポプリおいとこっと」


シャノン「私も、アップルティーのおかわり置いとこっと」


綾子「……」


マーシェルローズ「足つぼマッサージとかどうある?」


シャノン「鍼灸とか得意そうですし、いいんじゃないですか?」


綾子「……」


魔理沙「いででだだだだだ……あー…疲れが…

 ダメだな今ので目が覚めてしまった、お前ら帰れ!」


マーシェルローズ「ぎゃん!」


シャノン「ひんっ!」


綾子「……」


魔法使いに放り出された、秘境在住のでこぼこトリオ達。

善意が空回りして、とぼとぼと帰っていく姿は少しばかり哀愁が漂っていた―――かもしれない。


魔理沙「はあ、今度こそちゃんと寝るか…異変なんて知らん、

 霊夢辺りが勝手に解決してくれ…ぐう…」


魔法使いが次に起きた時、何事もなく異変解決に乗り出すだろう。

しかし、彼女はまだ知らない。


その帽子の下に、きのこが生えているとも知らずに……

あとりんごも生えていると知らずに…

もしかしたらいが栗も…?


ENDING No.03 パラサイトイブニング


次はノーコンテニュークリアを目指そう!

ちなみにBADEND後の時系列のストーリーを楽しめるLAP2もあるぞ!(未実装)




□エンディング(good)



―――博麗神社。


長めの秋雨が終わり、

穏やかな日が照らすいつもの真昼間。


白黒の魔法使いが降り立つと同時に、静やかな地上は喧騒を取り戻し始めた。

そして巫女も…


魔理沙「相変わらず湿気てるな~」


霊夢「何なの、久しぶりの晴れの日なのに相変わらず真っ黒でさ」


魔理沙「こっちのほうが落ち着くんだから仕方ない、あと汚れも目立たない」


霊夢「はいはい、わかってますよ―。

 でもたまには黒い服以外もいいでしょ、今日はハレの日なんだから」


魔理沙「あー?よそ行きの服を着てこいって?

 仕方がないな、着替えるから待っててくれよ」


霊夢「あら珍しい、冗談だったのに…ん?」


(がさごそ…)


不留々「いーい、せっちゃん。絶対にバレちゃいけないんだからね。

 お話するのは最小限にして、じっと観察してよーね!」


瀬津理「はい、観察します。まりーさんの勇姿を心に刻みます」


ミヅチ「魔理沙じゃなかったかなー…」


不留々「あっ!ミヅチくんは見ちゃダメだよ!」


ミヅチ「わかってますよーい。オイラは野暮用があるんで山登りでもしてきますよっと」


霊夢「なんだアイツら…」


魔法使いに倒された瀬津理は、穢れを祓うことも穢れないこともやめた。

心強い弾幕説得か、パワー説得が効いたのだろう。

今は魔法使いに付き従いながら、魔理沙の生き方を学んでいる。


魔理沙「おまたせ!これで私も幻想郷の巫女だな!」


ババーン!


不留々「ふひゅいっ!」


霊夢「巫女服着ただけで巫女になれるわけ無いじゃん。

 ってかどうしたのよ、らしくない…」


魔理沙「日々の充実には新鮮な出来事が必要だろ?

 ほら、この大幣はどう使うんだ?大祓詞?はどう唱えるんだ?神降ろしは?」


霊夢「…明日は雹が降るのかなあ…あちょっと乱暴に振り回さない!

 簡単に巫女になれると思わないでよね、こうなったらみっちり叩き込んでやる。


 ほらそこの魔理沙の連れもこっちに来なさい、私の教導は辛いわよ!」


不留々「なんでバレたんだろ、いこっかー!」


瀬津理「なるほど、黒い服で汚れを受け入れ、黒い服を着る信念を折り曲げ、

 巫女について学ぶこと、それが生きることなのですね」



瀬津理は魔法使いの在り方について学び、

その周囲の愉快な仲間たちからも影響を受けて

自由な生き方を学んでいくだろう。


その道は困難の連続で、今までのように切り捨てることは出来ず、

心に多くの棘を残していくかもしれないが…


彼女にとって、それはきっと幸せで豊かな人生になるだろう。



荒夜「遊びにきたでーい。…って学芸会か何かでも催しているんかね?」


花梨「わあ、巫女さんがいっぱいだわ!私も私も!」


マーシェルローズ「へいへーい!踊れ踊れ―い!シャーマン見習いに良い薬があるよー!」


シャノン「賑やかですねえ…どっちの巫女に賭けます?私は刀の巫女に賭けます」


荒夜「うーん、金髪の方に有り金ぜんぶさ!」


綾子「…ふふっ」


霊夢「ちょっと、見世物じゃないんだけど!」


ENDING No.04  妖怪少女達の晴れ舞台


ノーコンテニュークリアおめでとう!

次はエクストラな奴らも成敗だ!



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