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【小説】囚われたシマイ

全体公開にしてみました! 8月21日~24日くらいまで公開しますね! もしも支援したいなって思えたら支援のほうもよろしくお願いします! のべ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「ふぅ…」 少女はスポーツドリンクをゴクゴクと流し込む。 柔道部の練習終わりに飲むスポーツドリンクは格別だと思いながら夕暮れの帰路につく。 高校指定のジャージ姿で下校するのは真鳥瀬奈(まとりせな)。 ハーフアップお団子ヘアが特徴的な瀬奈は女子高生の平均的な大きなの胸を併せ持っていた。 柔道部では無類の強さを誇り、全国でも指折りの実力者だった。 近くに柔道の大会があるためいつもより気合を入れて練習した分、少し帰りが遅くなったので急ぎ足で帰途に着く。 そんな瀬奈は帰宅途中、とある光景が目に入った。 「お嬢ちゃん、おじちゃんと一緒にドライブ行こうよ…。」 「え…でも家に帰らないといけないし…。」 車に乗った男がランドセルを背負った少女に話しかけていた。 「ユウ!」 瀬奈は少女の名前を叫び駆け寄る。 「あっ、セナおねーちゃん!」 『ユウ』と呼ばれたのは瀬奈の妹の真鳥優(まとりゆう)。 ショートヘアの元気いっぱいな少女だった。 優は瀬奈に向かって手を振る。 瀬奈の存在に気づいた男は急いでその場から逃げるように去っていった。 「ユウ大丈夫!?変なことされてない?」 「だいじょーぶだよ!」 「良かった…。」 瀬奈は胸を撫で下ろす。 「いい、知らないおじさんに声をかけられてもついていったらダメだからね。」 「うん!わかった!」 「よし、それじゃあ帰ろうか。」 瀬奈と優は手を繋いで帰った。 その後ろ姿を先程の車に乗った男はニヤリと笑いながら眺めていた。 「あれが真鳥瀬奈か…。」 数日後。 優は夕暮れ時を一人で下校していた。 ただでさえ赤いランドセルが夕焼けによってより紅く見えた。 「お嬢ちゃん。」 そんな優に声をかける車に乗った男。 「あっ、おじちゃんこの前の…!」 「久しぶりだね。」 「わたしをゆーかいしにきたの…!」 優は防犯ブザーに手をかけ警戒している。 「違うんだ、君のお姉ちゃんが事故に遭ってね…。」 「え…セナおねーちゃんが!?」 優の表情が一瞬で青ざめる。 「早く車に乗って、病院へ急ごう!」 「うん。」 優は何の抵抗もなく車に乗り込む。 「おじちゃん急いで!」 「分かってるよ。」 そういうと男はアクセルを踏み、車を走らせた。 「着いたよ。」 「ここが病院…?」 ゆうが連れてこられたのは病院とは言えないような廃屋だった。 それは鉄筋コンクリートでできた二階建ての建物。 「さぁ、急ごう。」 男はドアを開け、優を中に誘導する。 優は男の誘導通りに建物の中に入る。 〈バタン〉 入り口のドアが閉まる。 「おねーちゃんはどこ?」 優は首を傾げる。 「おじちゃん…その縄なにに使うの?」 男は麻縄を手に持ち優に近づく。 「こわいよ…あぅ…」 男は優の腕を後手に回し捻じ上げる。 「い…いやぁ…」 男は優の手首に縄をかける。 少女の柔らかな肌に縄が食い込んでいく。 「しばるの…?」 優の身体は恐怖で動けなくなっていた。 無抵抗の少女を男は縛り続ける。 後ろ手に縛った後は身体にグルグルと縄を巻き、ギュッと締める。 「いたい…!」 優を縛り上げると、優を抱き上げベッドルームへ運ぶ。 白が燻んだ色のダブルベッドの上に寝かせられる優。 「わたしをダマしたんだね…!」 「騙される方が悪いんだよユウちゃん。」 「ひどいよ…こんなにしばることないじゃん…!」 「逃げられちゃ困るからね。」 「うぅ…たすけてぇぇぇ!」 優はたまらず大声で叫ぶ。 「無駄だよ。ここは防音がしっかりしているんだ。」 「助けてぇぇぇぇ!」 「ちっ…うるさいな」 男はハンカチを優の口にねじ込む。 「むご…!(なに…!)」 そして間髪入れず、蓋をするようにガムテープを貼り付ける。 「んぐぅぅぅ!(しゃべれない!)」 続けて、男は優の両足首に縄を結びつける。 「むぅ?」 男はそれぞれの縄をベッドの支柱に結びつけた。 これで優は足を大の字に開くようにしてベッドの上に拘束された。 「んぐ…(おねーちゃん…)」 心の中で瀬奈へ助けを求める。 「すぐにお姉ちゃんと合わせてやるよ。」 「っ!?」 優にもその言葉の意味が理解できた。 「んくぅぅぅぅ!!!」 優は必死に叫ぶ。 しかしその叫び声は猿轡によって消される。 そしてその優の姿を嘲笑うかのように男はニヤリと笑っていた。 「よぉ、真鳥瀬奈さん。」 「あなたは…あの時の…!」 すっかり暗くなった夜道、車に乗った男は下校途中の瀬奈に話しかける。 「大人しく誘拐されてもらえないか?」 「なにを馬鹿なこと言ってるの、警察に電話させてもらうから!」 男の意味不明なお願いに怒り、瀬奈はスマホで警察を呼ぼうとする。 「まぁまぁ、数十秒後はそんなこともできなくなるから。」 「なにを言ってるの…?」 男の不気味な笑顔に瀬奈の心拍数は上がり、冷や汗が流れる。 「ほら。」 男が見せたものは一枚の写真。 そこにはベッドの上で拘束されている優の姿があった。 「そんな…優になにをしたの!」 「ユウちゃんの運命は君の行動次第だ。」 「ユウ……。」 瀬奈は深く息を吸い込み、ゆっくりと吐き出す。 「大人しく誘拐されます…。だから…ユウにはこれ以上手を出さないで…。」 瀬奈は両手を上げ男に告げる。 「賢明な判断をしてくれて助かるよ。助手席に乗って。」 男の指示通りに瀬奈は助手席に乗り込む。 「行こうか。」 そういうと男は車を走らせた。 「さぁ入って。」 男は瀬奈を家の中に入れる。 「ユウは…?」 「ユウちゃんと会う前に君を拘束しないといけない。」 「拘束……縛るってこと…?」 「その通り」 「抵抗しません。だから…ユウに…」 「ダメだ。君は柔道も強いんだろ。完全に拘束しないとユウちゃんには会わせられない。」 「……はい」 瀬奈はこくりと頷く。 「まずはこれをつけて。」 男は瀬奈に遠隔型のピンクローターを渡す。 「っ!?」 「どこにつけるかは分かっているよね。」 それがどういう目的で使われているのか瀬奈は知っていた。 エッチな動画を探しているときに知ったのだ。 瀬奈はローターを握りしめた右手をジャージのズボンの中に入れる。 もっと正確に言えば、パンツの中に手を入れた。 そして然るべき場所にローターをセットする。 「ん…!」 ひんやりと冷たいローターに声が漏れる。 「君が勝手な行動をしない限りローターを起動させることはない。」 男はそういうものの、瀬奈は自身の股間にある違和感に慣れることはなかった。 「これも足につけて。」 「はい…。」 瀬奈は手錠を受け取ると、それを足首に嵌める。 〈ガチャリ…ガチャリ…〉 手錠が締まると同時に瀬奈の足の自由は奪われた。 〈ガシャガシャ〉 足を開こうとすると鉄の枷がそれを拒む。 「いい子だ。それじゃあ…」 男はそういうと麻縄を取り出した。 瀬奈は麻縄を見ると観念したように手を後ろに組んだ。 男は無抵抗の少女に縄をかけていく。 〈ギチギチ…ギチギチ…〉 「ん…」 身体に縄がかけられていくものの絶対に声は出すまいと唇を噛んでいる。 〈ギチギチ…ギチギチ…〉 優とは対照的に、瀬奈は胸を強調させる胸縄縛りを施される。 胸の上下にかけられた縄。そして首からかけられた縄はV字ではなく胸を縦に割る。 その縄の拘束により瀬奈の胸が強調される。 隠すことのできない女性のふくらみが明らかになった。 「行こうか。」 男は瀬奈の背中の縄を掴みベッドルームへと連行していった。 縛り付けられてから数時間が経ち、優は涙を流していた。 「むぐぅ…(こわいよ…)」 ベッドの上に拘束された優は静かに涙を零す。 小さな少女にとってはキツイ拘束を施され、声を出すことすら封じられているのだ。 涙が止まらない。 「(おねーちゃん…)」 〈バタン〉 優の祈りが通じたのか、部屋の扉が開き瀬奈が入ってきた。 いつも自分を守ってくれる強い姉の姿はそこにはなく、縄によってギチギチに縛られたかよわい少女の姿があった。 「むぐぅぅ!!(おねーちゃん!!)」 姉に助けを求めようとするものの、少女の身体はいうことを聞かず、縄の軋む音が虚しく鳴った。 「ユウ!」 瀬奈は優の元に駆け寄る。 「勝手に動くな。」 〈ブィィィィィン〉 非情にもローターのスイッチが起動する。 「ぁん…!と…とめてぇ…」 「勝手な行動はするなと言ったよな」 「はひ…はひぃ…ごめんなさ…ひぃ…!」 優の目に映る見たこともない姉の姿。 強くかっこいい姉の姿はそこにはなかった。 女の子の弱点を責められ、それをやめてもらうように必死に頭を下げる。 「以後勝手な行動は取るなよ。」 「はいぃ……」 〈カチッ〉 ローターが止まる。 瀬奈の身体はじんわりとかいた汗で湿っていた。 「ほら感動のご対面だ。」 男は瀬奈の背中の縄を持ち、ベッドの上に倒す。 「ユウ…!」 「むぐぅ!(おねーちゃん!)」 姉妹はやっと会うことができた。 しかしお互いが縄によって縛り上げられている状態で…。 それでもお互いの無事を伝え合うように頬を擦り合わせる。 「私たちを誘拐してなにが目的なんですか…!」 瀬奈は男を睨みつける。 「なに、どこかに売ったりなどはしなさ。もちろん性的な暴力を振るうこともない。」 その言葉を聞いて一安心する。 とりあえずは命の保証と身体の補償はあった。 「では何のために…」 「君を柔道の大会に出場させないためだよ。そういう依頼を受けたものでね。」 「まって…柔道の大会まで一ヶ月以上…」 「そうだ。これからよろしく頼むよ。」 瀬奈と優はこれから一ヶ月以上、男によって監禁される。 その事実を知った姉妹の瞳には希望の光などなかった。

Comments

縛られている以外は快適な生活だったらしいですよ

のべ

一か月も、監禁生活をさせられる姉妹… かわいそ可愛い!

idun


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