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【全体公開】しばりしばられ 8

捕縛されたくノ一姉妹 「はぁ…はぁ…」 「はぁ…はぁ…」 〈シュタタタ…〉 漆黒の闇の中を二人のくノ一が駆けていく。 「目にも留まらぬ速さ」とはまさにこのことである。 忍び装束を身につけたくノ一姉妹は風を切るように走っていた。 「お姉ちゃん…」 「もう少しです…優奏、頑張って…」 「お姉ちゃん」と呼ばれているのは長い髪を一本に結った少女、名を『古町 和奏(こまち わかな)』という。 その妹である髪をサイドテールに結わえている少女の名は『古町 優奏(こまち ゆかな)』、二人は現代社会に生きるくノ一だった。 『待てぇ!』 そんな古町姉妹を追いかけてくる黒い影があった。 それは黒い忍び装束を着た忍者であった。 その黒忍たちは古町姉妹と敵対する組織の手先で、現在、彼女たちは追手から逃走している最中だった。 「もう少しです…もう少し行けば出口です…!」 「うん…!」 古町姉妹が向かっているのは事前に仕掛けておいた縄梯子のある場所。 古町姉妹が忍び込んだ屋敷は周りを高い塀で囲まれているため、いくらくノ一と言ってもこの塀を登るのは容易ではない。 もし仮に登れたとしても有刺鉄線が巡らされているため脱出は不可能に近い。 故に唯一の出入り口である正門を目指し走っていた。 護衛がいたとしても体術があれば大丈夫と思っていた。 「あ…見えました!」 和奏は視線に正門の影を捉えた。 「やっと出口で……す……」 「ひぃ……」 影ではない正門本体を視界に入れた瞬間、古町姉妹の足は止まった。 そこに居たのは… 忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者忍者 数え切れないほどの黒忍の姿。 「そんな……。」 「お…姉ちゃん……」 古町姉妹の身体の力は抜けていった。 「さぁ…くノ一ちゃんたちどうするのかしら?」 姉妹の背後から女性の声が聞こえた。 「っ…縄原…」 その女性の正体は『縄原 麻美(なわはら あさみ)』姉妹の住む街の市長だった。 縄原は『全少女緊縛計画』を掲げ、街を支配しようと企んでいるのだ。 その計画を潰すために姉妹は忍び込んだのだが… 「貴女たちには二つの選択肢があるわ。一つはこの人数を相手に無謀な戦いを挑むこと。もう一つは大人しく捕まることね〜」 縄原は勝ち誇ったような口ぶりで姉妹に告げた。 「く……」 「まぁどちらにしろ貴女たちには縛られてもらうけどね〜」 縄原は麻縄を手に持ちながら和奏と優奏に告げた。 「優奏…大人しく捕まりましょう……。」 「お姉ちゃん…!?」 「無駄な体力を消耗するよりなら必死に耐えて脱出の時を窺いましょう…。」 「……うん…。そうだね……」 「どう?決心はついたのかしら?」 縄原は姉妹に訊ねる。 「大人しく…捕まります……。」 「縛るなり…好きにしてよ……。」 和奏と優奏は両手を上げて縄原に告げた。 「あら、良い子たちね。じゃあお望み通り縛ってあげるわね〜」 縄原は麻縄を持ち姉妹に近づいていく。 「優奏…」 「お姉ちゃん…」 和奏と優奏は縛られるべく両手を後ろ手に組む。 「せっかく縛られようとしているところ悪いんだけど、まずは武器を捨ててくれるかしら?」 「武器ですか…?」 「貴女たちが隠し持ってるのは知ってるわよ。それを全て出しなさい」 「ふん…よく分かってるね……」 「当たり前よ、その隠し持った武器で何回も脱走されているからね。さぁ、早く捨てるのよ」 「分かったよ…」 和奏と優奏は自身の服の中に忍び込ませて置いた武器を全て取り出し、地面に置いた。 「良いわ、それじゃあ手を頭の後ろで組みなさい。」 『はい……。』 和奏と優奏は両手を頭の後ろで組んだ。 脇をガバァと見せるように組まされ、少し恥ずかしかった。 「まずはお姉ちゃんの方から、身体チェックしてあげるわね」 「え…身体チェック…っひゃぅ!?」 縄原は服の上から和奏の胸を揉む。 「ひゃぅ…武器は全て出しましたよ…」 「信用できると思う?」 「そんな…ひゃ…待って…そこは……!」 縄原の手は和奏の下半身にも伸びていく。 「可愛らしいお尻ね」 「ひゃぅ…やめ…て……」 「うふふ、やめないわよ」 「ぁ…ひゃ……!」 縄原は数分間和奏の身体を弄んだ。 「それじゃあ、お楽しみのお縛りタイムといきましょう。」 「はぁ…はぁ…」 和奏はすっかり身体が火照り、縄原に促されるまま両手を後ろ手に組んだ。 「しっかりと後手縛りにしてあげるわね」 「はぁ…はぁ…」 〈シュルリ…ギュ…ギュ…〉 「ん…」 後ろ手に組まされた手首に縄がかけられていく。 「あら、こんなもんじゃ終わらないわよ」 〈ギュゥゥ〉 「ぁぅ…」 縄原は和奏の胸の上下に縄を巻きつけ、ギュゥゥと縄を絞る。 また閂も施し、和奏は完全に拘束されてしまった。 「はい、妹ちゃん」 「これは……!」 縄原は優奏に『あるもの』を渡した。 「それをお姉ちゃんと自分の股間につけなさい」 「こんなものを…」 「まぁ貴女たちに拒否権はないからさっさとつけなさい。」 「くそ……」 優奏は縄原をキッと睨みつけるものの、大人しく従う他なかった。 「ごめんね…お姉ちゃん……」 「良いんですよ。さぁ…お願いします。」 「うん…。」 優奏は和奏の股間の中にローターを入れる。 「ひゃぁ…!」 「大丈夫!?」 「は、はい…冷たくてビックリしただけです、」 そういう和奏だったが、もじもじと身体を動かしていた。 「妹ちゃんも早く着けなさい」 「分かってるよ」 優奏は自分のパンツの中にローターを入れる。 「ん…」 唇を噛み、声を出さないようにしている。 「入れ終わったならさっさと頭の上に手を回しなさい」 「うるさい!分かってるよ!」 「あらぁ…そんな犯行的な態度を取ると…」 〈ブィィィィィン〉 「ひゃうぅ!」 「お姉ちゃん!?」 突如として和奏のローターが作動する。 「ぁぅ…と…めてぇ…」 「妹ちゃんが反抗すればお姉ちゃんを痛めつけてあげるわよ」 「貴女…どこまで卑劣なの…」 「うふふ、楽しいわ」 「あぅ…ぁん…」 「お姉ちゃん……!」 「さぁ、大人しく捕まるのよ」 「っ……」 優奏は握りしめた拳をそのまま頭の後ろに持っていく。 「はい…。身体チェックでもなんでもすれば良いよ…」 「そうさせてもらうわ」 〈さわさわ…さわさわ…〉 「ひゃ…ん……!」 〈むにむに…むにむに…〉 「ん……!」 〈むに…もにゅ…〉 「んぅぅ!」 「よし、何も持ってないわね。」 「はぁ…はぁ…全部出したって言ったでしょ…」 「うふふ、そんなに興奮しちゃって。安心しなさいギッチリ縛り上げてあげるから」 「くそ……」 優奏は両手を後ろ手に組み、縄を受ける。 〈ギチギチ…ギュゥゥ〉 「はぅ…!」 〈ギュッ…ギュッ…〉 「キツい…よ……」 「はい、おしまい。」 縄原はあっという間に優奏を縛り上げた。 優奏は和奏と同様に胸の上下に縄をかけられ閂を施されていた。 「では行きましょうか」 縄原は姉妹の縄尻を持ち、牢屋敷まで連行していく。 「あ、ちなみに」 「……?」 〈パチンッ〉 「…!?」 縄原が指を鳴らすとあたりを囲んでいた忍者の姿は消えた。 「ま…さか……」 「分身の術後…!?」 「その通り、こんな単純なトリックにも気づかないなんて、なんだかんだ二人ともドジっ子よね」 「そんな…」 「じゃあ…」 「そう、圧倒的優勢だったのに私たちに騙されて無様に縛られた気持ちはどう?」 「あぁ……」 「く……」 二人は失意のまま牢屋敷に連れて行かれた。 姉妹は縄原に見られないように顔を見合わせ、ニヤリと微笑んだ。 縛られたまま戦うくノ一 「ほらここに入ってなさい」 「きゃぁ!」 「あぅ…!」 縄原は古町姉妹を牢屋の中に入れた。 強引に入れられた和奏と優奏は受け身を取ることもできずその場に倒れこんでしまう。 「調教の準備ができたら呼びにくるわね〜」 〈ガチャリ〉 縄原は牢に鍵をかけ立ち去っていった。 「お姉ちゃん…」 「優奏…」 和奏と優奏はお互いに縛られた姿を確認するように見つめ合う。 そして…口を開いた。 「「やったね!」」 二人は声を揃えて言った。 「まさかここまでうまく行くとは思いませんでしたよ」 「作戦通りだったね!」 「さすが我が妹です!わざと捕まったふりをして敵陣の最深部まで侵入するとは…!」 「えへへ〜、お姉ちゃんも名演技だったよ」 「えっへんです」 和奏と優奏はわざと捕まりこの牢屋まで連行されたのだった。 「それはそうと…縄は解けそうですか?」 「ん…ずっと解こうとしてるけど……!」 「やはり縄抜けの道具を全て取られてしまったのが誤算でしたね…」 「うん…。それに縄原がこんなにキツく縛るから…」 「確かに、ん…!ん…!解けませんね…」 二人が縄を解こうと奮闘するもののギッチリ縛られた麻縄が『ギチギチ…』と音を立てるだけだった。 「それと…」 和奏は視線を自分の股間部へと落とした。 「このローターをなんとかしないといけませんね…」 姉妹の股間にはローターがつけられていた。 このローターは遠隔式であるためピンク色の卵状のものがパンツの中に入れられていた。 「お姉ちゃん、このローターは今までのと違って遠隔式だから縛られた状態で取り出すのは無理だと思うよ」 「そんな…」 「でも安心して、このタイプのローターはスイッチの電波圏に入ってなければ作動しないから」 「そうなんですか?」 「すごく性能のいいやつなら遠くにいるところからでも起動させられるけど、このタイプのローターならせいぜい10メートルくらいが積の山だよ」 「へぇ……。」 「ん?どうかした?」 「いや…優奏ってローターにも詳しかったんですね…」 「へ?」 「ちょっとローターを見ただけでどんな性能なのか分かってしまうなんて…」 「え、えっと…いざという時のために調べておいたんだ!」 「ローターをですか?」 「ほ、ほら縄原って私たちを辱めようとしてくるでしょ!その対策だよ!うん、そのためだよ!」 「さすが優奏です!その勉強熱心な姿勢は見習わなければなりませんね」 「え、えっへん!」 そう胸を張る優奏の額は冷や汗が滝のように流れていた。 「でも…ここからどうやって逃げ出しますか?鍵をかけられてしまったので力技では厳しそうです。」 「それには少し良いアイディアがあるよ」 優奏は和奏に耳打ちをした。 「ちゃんと大人しくしてるか?」 優奏の耳打ちから数分と経たないうちに見回りの男がやってきた。 「あの…」 優奏は上目遣いで男を見つめる。 「どうした?」 「お願いがあって…」 「縄を緩めることはできないぞ。」 「ち、違います…!実は…」 優奏は頬を赤らめながら告げた。 「もっとキツく縛り直して欲しいんです!」 「は?」 男は困惑した。 敵に捕らえられているはずの少女が自ら縛りを望んでいるのだ。 「ここは敵陣の真ん中です。縛られた私たちが逃げ出せるはずもないです。だったらせめて…縄で気持ち良くなりたいなぁって…」 「縄原様もとんだ変態を捕まえたもんだな、待ってろ縄を足してやるからな」 男はそういうと新たな麻縄を持って牢屋の中に入ってきた。 〈ガチャリ〉 「ありがと」 「ま、まさかお前!?」 「やぁぁぁ!!」 「ぐぁぁぁ!!」 優奏は牢屋に入ってきた男を蹴り飛ばした。 その衝撃で男は気を失ってしまった。 「す、凄いですね…」 「へへーん、縛られてても戦えるように修行したからね〜」 「いやまぁ修行は私もしたんですけど…。優奏の演技の方が…」 「演技?」 「はい、縛りを乞うときの演技はまるで変態さんのようでした。」 「あはは、いつものもうそ……演技も練習してたからね!」 「なるほどです!さすがは優奏です!」 「ほら、さっさと逃げよう!」 「はいです!」 そういうと二人は牢屋から飛び出していった。 「中々見つかりませんね…」 「どこに隠しているんだろう…」 和奏たちは縄原の不正の証拠を掴むべく屋敷内を捜索していた。 だが、その証拠は見つからなかった。 「『全少女緊縛計画』の密書さえ手に入れば…」 「ここにはありませんね、次の部屋に行きましょう!」 二人は部屋から出て、次なる部屋に向かう。 屋敷図は事前に覚えていたため迷うことなく足を進める。 そして二人は大広間に足を踏み入れた。 「そこまでだ!」 「「っ!??」」 大広間の中心部までたどり着いたとき、男の声が響いた。 二人がその声に驚き周りを見渡すと、続々と黒忍たちが和奏と優奏を取り囲む。 「フハハ、大人しくお縄につくんだな!」 「抵抗しなければ痛い目には合わせないぞ」 二人を取り囲んだ黒忍たちは勝ちを確信したように告げた。 黒忍たちの手には姉妹を拘束するための縄があった。 「縛られている少女二人に対して男性が大勢とは…紳士の端くれにも置けませんね」 和奏は男たちに告げる。 「オレたちは縄原様に仕えているのだ。縄原様の喜びこそがオレたちの喜び。つまりお前たちを捕らえることがオレたちの紳士道なのだ」 「私たちを捕まえたいなら捕まえてみると良いよ!今回は全力で抵抗させてもらうから、行くよお姉ちゃん!」 「はい!」 「「やぁぁぁぁ!!!」」 二人は黒忍たちに向かっていった。 「そんな縛られた姿でどれだけもつかな」 こうして縛られた二人の少女とたくさんの黒忍との戦いが始まった。 「ふぅ…こんなものですかね」 「はぁ…はぁ…流石に疲れちゃったよ…」 二人は数分のうちに黒忍たちを倒した。 和奏と優奏は背中合わせになりながら拘束されていない足を使って戦った。 「縛られたまま戦えるなんて修行して良かったですね」 「うん。でも次からは縛られなくても良いように色々修行しないとだね」 「確かにそうですね…。最近…というかほぼ毎回、敵に捕まっているような気がします。」 「うぅ…確かにそうかも……」 「あらぁ〜なにもう勝った気でいるのかしら〜?」 「「!?!?」」 その声とともにツカツカと足音が近づいてきた。 「縄原…!」 「牢屋から逃げ出すなんてダメな子たちね〜」 縄原は腕を組みながら姉妹と対峙する。 「ふん…!貴女の部下はみんな倒しましたよ」 「次は貴女の番です!」 和奏と優奏は再び足を上げて戦闘体制に入る。 「そんな縛られた身体で何ができるのかしら〜?」 「そんな余裕…痛い目に遭うよ!」 「目にものを見せてあげます!」 姉妹は勝利を確信したように告げた。 「うふふ、貴女たちは大事なことを忘れているようね」 「え……?」 「なにを……?」 「これ、な〜んだ?」 「「!?!?!?」」 縄原がポケットの中から取り出したものを見て和奏と優奏は急いでその場から立ち去ろうとした。 だが、それは無意味だった。 〈カチッ〉 〈ヴヴヴヴヴヴ…〉 「ひゃうう!」 「あひ…!」 縄原が手に持ったローターのスイッチを入れた瞬間、姉妹の足は止まった。 「そこを責められたらいくら優秀なくノ一でもどうすることもできないわよねぇ」 「ぁ…くそ…ローター……め…」 「卑怯者ぉ……」 〈カチッ〉 「はぁ…はぁ…」 「ん……!」 姉妹の足が完全に止まったところで縄原はロータースイッチを止めた。 「さぁ、どうするのかしら?」 「どうするって…?」 「貴女たちの口から『大人しく調教を受ける』って聞きたいわねぇ」 「そんなこと…!」 「いや、『調教してください』の方が良いかしらね〜」 「最低…!」 「あらぁそんな態度とって良いのかしら?」 〈カチッ〉 〈ヴヴヴヴ…〉 「ひぁっ...ぁう...ん」 秘部を責める刺激に、優奏はその場に崩れ落ちた。 「優奏!」 「あらあら、妹ちゃんは敏感なのねぇ。こんなのまだまだ序の口よ」 「ぁ…あ!」 「…!そのスイッチを止めなさい!」 「ここまできたら何て頼めば良いか分かるはずよね」 〈カチカチッ〉 「!!…んぁ...あっ!!」 「優奏っ…!!」 和奏は抵抗をあきらめ、ひざまずいて額を低く地面に擦りつけた。 「も、申し訳ございませんでした…。……わ、私はどうなっても構いませんので…、優奏のローターを止めて下さい……っ」 「それからぁ?」 「どうか…わ、私を…調教してください……っ!」 「よく言えました」 そういうと縄原は微弱の振動をローターで与えながら和奏と優奏を調教部屋まで連行した。 「さぁお楽しみの始まりよ」 縄原は高らかに宣言した。 調教されるくノ一 「く…外れて……ください…!」 〈ギシ…ギシ…〉 「こんな縄…!」 〈ギシ…ギシ…〉 拷問部屋に和奏の悲痛な声と縄の音だけがこだまする。 縄原に再び捕まってしまった和奏は十字架を模した木製の柱に縛り付けられていた。 足こそ自由ではあったが、腕、首、胸の上下、腰などに縄を巻かれギッチリ磔に縛り付けられていた。 「たまには磔も悪くないわね〜」 「縄原…」 そんな和奏を舐め回すように凝視する縄原。これからの調教に胸を踊らせているのか少し興奮気味の様子であった。 「お楽しみの調教の時間よ〜」 「私は貴女に屈したりしません…!」 「そんな格好してよく言えるわね〜」 「っ…これは貴女が……」 和奏は視線を落とし自分の身体を見やる。 いつもの忍服は脱がされ、一枚の布で作られた奴隷服を着させられていた。ボロボロの長めのキャミソールのような奴隷服であった。膝上くらいまで長さがあったのでパンツが見えることはなかったが、奴隷のような身なりは羞恥心を掻き立てる。 「うふふ、妹ちゃんと同じ目をしてるわね〜」 「っ!?優奏はどこですか!」 「こんな時まで妹ちゃんの心配?」 「当たり前です…!優奏は無事なのですか…?」 「えぇ、無事よ。流石に命まで奪ったりしないわ。」 「そうですか…」 縄原の言葉にホッと一安心する。 だが縄原はニヤっと笑いながら続けた。 「でも…妹ちゃんの調教は終わったわよ」 「っ…優奏に何をしたんですか!」 「うふふ、それは自分の目で確かめると良いわよ。というかこれからが調教の本番と言っても良いかもしれないわね」 「自分の目で…?」 「ほら入ってきなさい!」 〈ガチャリ〉 縄原の声で扉が開いた。 「優奏…!?」 扉の向こうから出てきたのは縛られていない優奏だった。 拘束こそされていなかったが服装は和奏と同じ奴隷服を纏っていた。 「優奏脱出できたのですね!さすが我が妹です!縄原なんか倒しちゃってください!」 「……ん」 「ゆ…優奏?」 「ごめん…」 優奏は真っ直ぐ縄原のもとへ向かい、その場で立ち止まった。 「コレでお姉ちゃんを調教してあげて」 「分かりました…。」 優奏が縄原から受け取ったものは電気マッサージ機、通称“電マ”であった。 「優奏……?」 〈ヴィーーン〉 優奏は電マを起動させ和奏に近づいていく。 「ごめん…なさい……」 「や…やめ…」 〈ヴィーーン〉 「ひゃぅ!」 優奏は振動する電マを和奏の胸に当てた。 「な…にを…ひゃぅぅ…!」 〈ヴィーーン〉 優奏は電マを当て続ける。 〈ヴィーーン〉 「ごめんなさい…ごめんなさい…」 「ぁ…優奏……まさか…んん!!」 謝りながら電マを当て続ける優奏。 そこで和奏の脳内にはある仮説が浮かび上がった。 「あら〜気づいちゃったかしら?」 縄原は和奏に尋ねた。 「優奏を…操っているのですね……ぁぅ」 「うふふ、正解よ。妹ちゃんの意識は残したまま操ってあげているわ」 〈ヴィーーン〉 気がつくと優奏は目に涙を浮かべながら和奏に電マを当てていた。 「お姉ちゃん…私…」 「すみません…優奏…んぁ…!お姉ちゃんが不甲斐ないばかりに…ひゃぅ…こんな思いをさせて…」 「お姉ちゃん…」 それでも電マが弱まることはなかった。 「次は股間に当ててもらおうかしら」 「っ…!?」 「いや…当てたくない……当てなくないのに…」 優奏の必死の抵抗も虚しく、その手に握られた電マは和奏の股間を刺激する。 「ひゃぁぁ…!!」 「お姉ちゃん…!!」 「大丈夫…ですよ……。お姉ちゃんは…たくさん捕まってきたんです…。こんなことで参ったりなんかしませんよ…!」 和奏は平静を装い優奏に告げた。 「それじゃあどこまで耐えれるか頑張ってみてね」 〈ヴィーーン〉 〈ヴィーーン〉 〈ヴィーーン〉 〈ヴィーーン〉 〈ヴィーーン〉 それから優奏は角度や振動の強さを変えながら和奏に電マを当て続けた。 数十分経った頃であろうか…。  〈ビクンッビクンッ〉 「ぁぅ…あひ…ァァ!」 和奏は身体をビクビク震わせ、言葉も発せない状態だった。 何回か果て、目は虚になっていた。 「もうやめて!お姉ちゃんをこれ以上虐めないで…!」 優奏は縄原に懇願する。 「それじゃあ、貴女がお姉ちゃんの代わりになる?」 「なる…なるから…お姉ちゃんを助けて!」 「うふふ、分かったわ。」 縄原は微笑むと、ボールギャグと麻縄を取り出し地面に置いた。 「コレで自縛しなさい」 縄原は命じた。 優奏は一歩ずつ拘束具の置かれた場所まで歩き始めた。 「はぁ…はぁ…まさか人を操る術を使えるとは…」 「あら、もう喋れるようになったの?」 「えぇ、優奏のおかげです。」 「うふふ、どうかしら私の絶対服従の術は?」 「なんとも趣味の悪い術ですね…」 「なんとでも言いなさい。私の声には絶対服従するんだから。これで貴女たちはおしまいよ」 「縄原の声ですか…うふふ…」 「何がおかしいのかしら? 突然笑い出した和奏を見て縄原は動揺を隠しながら告げた。 「ぬかりましたね」 「っ!?」 『優奏!その拘束具で縄原を拘束しちゃってください!』 「そ、その声は…!!」 その命令を下したのはまさしく縄原の声だった。 だが、その声を発したのは古町和奏その人であった。 「分かったよ!お姉ちゃん!」 「しまっ…むぐぅぅ!!」 優奏は目にも止まらぬ速さで縄原を拘束する。 〈ギチギチ…ギチギチ…〉 〈ギチギチ…ギチギチ…〉 「ふぅ…こんなもんかな?」 「むぐぅぅ!!」 優奏はあっという間に縄原を縛り上げた。 縄原が古町姉妹を拘束するときに用いる、後ろ手に縛り胸の上下に縄をかける縛り方であった。 「コレも付けてあげるよ!」 「むぐ…むぐぅぅ!!!」 〈ヴィーーン〉 おまけと言わんばかりに縄原の太ももに電マを固定する。 電マに悶え苦しむ縄原を横目に優奏は和奏の縄を解いた。 「お姉ちゃん、立てる?」 「はい…なんとかですけど…。」 「お姉ちゃん、さっきの声って…?」 「『変声の術』ってやつですね」 「そんな術いつの間に…?」 「沙希さんたちを驚かせるために密かに練習していたんですよ。役に立ってよかったです」 「さすがお姉ちゃんだよ…!それじゃ、縄原の手下が追ってくる前に逃げようか」 「はいです」 それから古町姉妹は無事に屋敷から脱出し、古町邸に帰ってきた。 「お姉ちゃん…ごめん…。私のせいであんな目に遭わせちゃって……」 「何を言ってるんですか、捕まったのはお互い様ですし…優奏だけが悪いわけじゃないですよ。」 「そう言ってもらえると嬉しいよ…。それに今日のお姉ちゃん、とっても冴えててカッコよかったよ」 「えっへんなのです!お姉ちゃんだってやるときはやるのですよ!」 「たまーにだけどね…」 「うぅ…痛いところをついてきますね」 「これまでドジっ子とか酷いこと言ってごめんなさい…」 「別に気にしてませんよ、ドジなのは自覚ありますし…」 「自覚あったんだ…」 「まぁでも…」 「ん?」 「たまーにですけどちょっとだけカチンとすることはありますね」 「え?」 「たまには私がお仕置きをするというのも悪くない気がしますね」 「ちょ…お姉ちゃん…?顔怖いよ…」 『優奏はお姉ちゃんに大人しく縛られて、お仕置きされてください!』 「ちょ…お姉ちゃん、それ縄原の声で…」 「その術はまだ解けてないみたいですね〜、さぁお仕置きタイムの始まりですよ〜」 「い、いやぁ〜〜!!」


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