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しばりしばられ10 その⑥ 緊縛される身体、そして心は…

「うふふ、素晴らしい光景ね」

優奏たちは降伏宣言の後に身体検査を受け横一列に並ばされていた。優奏も沙希たちと同様に両手にテープをグルグルと巻かれていた。そして優奏の後ろには和奏が立っており、沙希、光姫、友梨の後ろには縄原の配下である黒忍が麻縄の束を持ち待機していた。

「後ろ手に組みなさい。」

縄原は告げる。

「っ……。」

優奏たちは互いに視線を送りながらも最後は観念したように俯きながら両手を後ろ手に組んだ。

「さぁ、縛りなさい。」

「御意。」

黒忍たちは一斉に縄の束を解き、沙希たちに縄をかけていった。

「皆さん…!」

縛られゆく先輩たちを見ると自然と声が漏れてしまう優奏。自分が不甲斐ないばかりにまたしても先輩たちを危険な目に晒してしまったという罪悪感が優奏のなかでぐるぐると駆け巡る。

「ごめんね…私たちが優奏ちゃんの邪魔ばかりして…」

「っ…沙希さん…そんなことないです…!」

「大丈夫…ぁん…!縛られるのには慣れてるからさ…っ!」

「友梨さん…」

「身体は縛られても心まで縛られちゃダメだよ。今は大人しく捕まってさ…大丈夫、絶対なんとかなるから…!」

「光姫さん…」

沙希たちの言葉は優奏にとっては意外なものだった。こんなに危険な目に遭っていながらも心は縛られず、優奏を気にかけていた。そんな先輩たちの姿に優奏は勇気をもらった。

「そろそろ貴女も縛りますよ。」

「お姉ちゃん…。」

後ろに立つ和奏が冷たい声をかける。

「さっさと縛りなよ…。」

「はい、そのつもりです。」

〈シュルリ…〉

そうして優奏にも縄がかけられていった。

「私が優奏を縛るというのも不思議な感覚ですね」

「ふんっ…お姉ちゃんに縛られるなんて最悪の気分だよ…!」

「あらあら、そんなに喜ばなくても良いんですよ〜」

〈ギュゥ…〉

「んぐ…!キツい…」

手首の縄をギュゥと引っ張り上げ、優奏を牽制する和奏。

「大人しくしていれば良いんですよ。」

「誰が大人しくなんか…!」

「あら、そうですか。」

「ぁう…!」

〈ギチギチ…ギチギチ…〉

和奏は容赦なく縄を打っていく。

〈ギチギチ…ギチギチ…〉

胸の上下に通された縄は優奏の小さな胸を強調させると同時に優奏の動きを拘束する。

たったこれだけの拘束で人は動きを制限されてしまうのだ。

「ん…!くそ…解けてよ…!」

縄抜けを試みようともがくものの優奏を拘束する縄はギチギチと鳴くばかりで緩む気配はなかった。

「暴れる悪い子にはオシオキが必要ですね。」

優奏の腰に縄が巻かれていく。

「っ!?ローターの上から股縄は…やめてっ…!」

「だ、め、で、す。」

〈ギュゥ…〉

「ひゃぁ!?」

優奏の股間に股縄が通された。

股間を這う縄はズボンの中の遠隔ローターと秘部をピッタリと密着させる。

「これで完成ですね。我ながら完璧な縛りです。」

和奏は優奏を連行するために後手から伸びる縄尻を持った。

「縄原様。全員の拘束終了いたしました。」

「うふふ、素晴らしい光景ね。」

縄原の目に映ったのは麻縄で縛られた4人の女の子。4人とも後手縛りを施され、股間には股縄を通されていた。

「さぁて、この子達をどうしようかしらね。私の屋敷に連行しようにもこの時間だと人目につく危険があるし…」

「縄原様、ご提案があります。」

「あら、なに?言ってみなさい。」

和奏は「はい。」と続ける。

「この屋敷の地下には牢屋がございます。日が暮れるまでそこに閉じ込めておくというのはいかがでしょうか。」

「素晴らしい提案よ。早速この子達をその牢屋に連行しなさい。」

「承知しました。」

そうして和奏は他の黒忍から沙希たちの縄尻を受け取った。

「さぁ、地下牢まで歩きなさい。」

和奏が命令するものの沙希たちは足を動かさなかった。

「和奏…元に戻ってよ…!こんなの…こんなのって…!」

声をあげたのは光姫だった。その目には涙が浮かんでいた。

「うるさいです。」

〈カチッ〉

〈ブィィィィィン〉

「ひゃぁん!?」

股間の中でローターが振動をはじめる。

「大人しく連行される以外の選択肢は無いのです。分かりましたか。」

「ひゃ…!ひゃい…」

〈カチッ〉

光姫が大人しくなったところでローターは止められた。

「さぁ、地下牢まで歩きなさい。」

「………。」

全身を拘束された沙希たちは希望の光なんて届かない地下深くへゆっくりと歩き出した。


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