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【進捗あげ】宇宙人に侵略されて縛られることを強制される世界の話 その①

まえがき

「こんなの書いてますよ」という紹介です。

かなりの長編になりそうなので区切りが良いところまで書いたら更新します。


本編

20××年、地球は宇宙人“キンバック”の襲撃を受けた。世界はひとつになって抵抗を試みたが、キンバック人に敗北を喫してしまった。科学力は地球軍の方が格段に上だった。キンバック人が優れていたのはその“数”である。圧倒的物量のキンバック戦闘隊には手も足も出なかった。


敗北した地球はキンバックの管理下に置かれた。若い女性を地球に残し、他の人類はキンバック星での強制労働を課せられていた。地球に残った若い女性は“普通の生活”ができた。

キンバック人はほとんど男性で構成されている。ここまで言ったらもう分かるだろう。地球に残された若い女性はキンバック人の伴侶となるべく飼育されるのだ。

心からキンバック人に服従させるために、地球に残った若い女性は“常時緊縛された状態での生活”を強いられていたのだ。


この話は、そんな世界でキンバックに抵抗しようとする女の子のお話。


__________________________


「ふわぁぁ…」


カーテンの隙間から日光が照りつけ私は目を覚ました。いつのまにか寝ていたらしい。外からは鳥の囀りが聞こえる。


「朝か…急がないと…。」


布団から出るとすぐに身だしなみを整える。ご飯を作ってくれる家族なんていない。


「今日は……制服の日か…」


指定された制服に腕を通す。私が昔通っていた高校の制服だった。制服はあの頃のままだった。あの頃は男子生徒たちとたくさん話したりできていた。好きな人だって…。たった一年、いや一年も経っていない。私たちの生活は変わってしまった。


「準備できました…。」


私は玄関に向けて言った。

するとガチャリとした音と共に玄関の扉が開いた。


「よし、制服姿だな。」


玄関から入ってきたのは全身黒タイツのキンバック人だった。顔も肌の色も見えない。それでもこれがキンバック人の正装なのだという。

キンバック人は一人につき一人の女性を飼育する。そのため家の出入りなどの権利は全てキンバック人が握っている。


「縛ってください…。」


私は後手に組み、縛りを待った。

女性は一日中縛られて生活しないといけない。ただし寝るときだけは縛りを解かれる。慈悲ではなく縛りによる血行障害を防ぐためだけの措置だ。


「言われなくとも縛るさ。」


男は私の後手に縄をかけてきた。キンバック人は縛りの技術が凄まじい。他国を侵略する際も科学力がないため武器は石や槍だった。その中で拘束具として縄を用いていた。簡素な縄で自由を封じる方法を完璧に会得しており、キンバック人の縛りを解くなんて地球人には不可能だった。


「ん……」


後ろ手を縛り終えると胸の上下に縄をかけられた。縄を通す時にキンバック人の手が私の胸に触れた。縛られて敏感になっている時に触れたものだからつい甘い声を漏らしてしまった。


「縛り終えたぞ。」


キンバック人は私をあっという間に縛り上げた。シンプルな後手縛りだった。シンプルながらにも縄は身体に食い込んでいた。

視線を胸に落とすと胸の上下に通された縄が私の膨らみかけの胸を強調していた。


「っ…と。」


私は少々よろけながら床に膝をついた。


「本日も縛っていただきありがとうございます。」


そして額を床につけた。

縛られているのに感謝をする。これはキンバック人が私たちに課した義務だ。こうすることで心まで縛ろうとしている。


「行って参ります。」


キンバック人に一礼して家を出た。


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