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新人女スパイ拷問②

2:潜入 「……土足で申し訳ありませんけどぉ~~おじゃましまぁ~す。」  屋敷の中は想像以上に朽ちていた。  床は穴だらけで危ないし、天井など今にも崩れ落ちそうなほどボロボロだ……。所々補修の後が見られるが、それもいつやったか分からないくらいに薄汚れていて、大雑把に打ち付けたであろう釘なども錆によって変色と劣化が顕著にみられる。  ユウ...

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新人女スパイ拷問①~新人女スパイ皆川悠の受難~

1:新人スパイ“ユウ” 『……あ、あぁ~~。聞こえますか? いちお……現場に到着しましたぁ……』  雲の切れ間から現れた中秋の名月を思わせる美しい満月から放たれる想像以上に明るい月明りに、木の陰に隠れながら古い廃屋敷を見ていた皆川悠(ミナカワユウ)は自分の姿が何者かにバレるのではないかと懸念し慌てて木の陰に隠れ直しながら耳奥に仕込んだ...

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今年も宜しくお願い致します

明けましておめでとうございます。

昨年はゲームブックに過去作品のリメイクにと新しい挑戦を行って参りましたが、今年も新たなゲームブックの開発や未完成の試し読みの完成、そして完全新作のファンタジーを書きたいと思ってますので、今年もハルカナとハルカナの小説に変わらぬご声援を頂ければ嬉しく思います。

改めて今年も宜しくお願い致します...

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ショーダウン(リメイク) あとがき

 あとがき  リメイク元のショーダウンがピクシブにアップされたのは今から約5年前の2017年3月の事でした。その当時はキャラと世界観だけ頭に浮かべて勢いで書き連ね、そのまま勢いで書き切ったのを今でも覚えています。それから4年が経ち……自分も様々な作品を手掛け、FANBOXの支援を受けつつ小説の表現も少しずつ広がって行ったと自負して...

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ショーダウン(リメイク)㉗

27:そして……雨が晴れる様に幕は閉じていく  その日は……1年前のあの日と同様に激しい雨が夜の摩天楼を包んでいた。 「それでは、ここからの時間は皆さんお待ちかね! 本日のメインマジカリストである“AYANA”のお二人にご登場して頂きましょう!」  外で降りしきる雨と雷の轟音に負けず劣らず、とある建物のとあるフロアでは威勢のいい紹介...

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ショーダウン(リメイク)㉖

26:対話 「いやぁ……さすがは保険会社の特殊調査員とやらだな。見事な仕置きっぷりだったよ」 「……そう言って頂けるという事は、貴方が提示した条件は達成された……と捉えてよろしいかしら?」 「条件は達成された……と言っても過言ではないが、しかしまだまだ問題は山積みのままでな……。今日来ていた客はアレで納得したかもしれんが、あの女の被...

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ショーダウン(リメイク)㉕

25:綾香と夏姫  1つの蛍光灯だけで光量を賄っている古いタイプのロッカールーム……。  そのような明かりだけでこの部屋に明かりを行き渡らせるにはいささか足りず、特に隅の方に設置されているロッカーの場所などは暗溜まりが出来ているかのような薄暗さが顕著に表れている。  そんな光量の足りていないロッカールームの片隅に、靴を履き直したり少し...

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ショーダウン(リメイク)㉔

24:仕置きの終わりとスーツの男  あれから何度意識を失ったのか……もはや覚えていない。  何度意識を失い……何度無理やり起こされたのか……  そして何度、あの地獄の様な苦しみを与えられたのか……  喉が嗄れ、涙や汗は出尽くし、身体の感覚はもはや神経が擦り切れてしまったのではないかと思える程に刺激の伝達がマヒしてしまっていた。  何度...

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ショーダウン(リメイク)㉓

23:狂笑。そして…… (※開幕こーじさんのリニューアルイラスト挿入予定) 「えぎゃああぁあぁぁははははははははははははははははははは!!? あぎゃはっはははははははははははははははははははははははははははは、うぎひゃへぇへへへへへへへ、うへへへへへへへへへへへへへ、ぎひへぇ~~~っっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  ...

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ショーダウン(リメイク)㉒

22:狂乱の笑宴 「かぎゃハっッ!!? いヒャっッ!? んぎひっっっっっ!!?」  いつ触れれてもいいようにしっかりと口は閉じていた……。  閉じた口を開くまいと奥歯を噛み砕かん勢いに力を込め最初の刺激だけでも我慢して見せようと抵抗の意志を強めた筈だった……。  しかし……客の一人が、先陣を切る様に羽根付き棒を足へと触れさせたその刹那...

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ショーダウン(リメイク)㉑

21:課せられたつぐない 「……先程……認めると仰いましたわね? 今度こそ……その言葉を信じてもよろしいのかしら?」  涙と嗚咽を流し夏姫への謝罪の言葉を繰り返し零していた綾香を鋭い眼差しで見ていた麗華は、彼女がひとしきり落ち着いたのを確認すると持っていた扇子を広げ直して口元を隠し、落ち着いた口調でそのように彼女に確認の言葉を投げか...

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ショーダウン(リメイク)⑳

20:タイムリミット  口紅と色を合わせるように真っ赤に塗られた智恵理の指先が、夏姫の伸びきった無防備なワキを背後から掴んでくすぐる様は見る者によって様々な比喩を思い浮かばせる。  胴体の赤い複数の虫達が木の窪みに溜まった蜜に群がるかのような動きに見えていたり、はたまた真っ赤な花弁を持つ食虫植物が餌につられて罠にかかった虫を取り込もう...

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ショーダウン(リメイク)⑲

19:足の裏 「イぎャぁ~~~っッはははははははははははははははははははははは、うひははははははははははははははははははははは、えぎひ~っひひひひひひひひひ、うひゃはははははははははははははははははは、や、やめでぇぇ~~っへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」  爪先立ちの格好である為地面を踏みしめることなく宙に浮くよう...

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ショーダウン(リメイク)⑱

18:身代わり  背中に夏姫の息遣いと体温を感じる……。先程までの誰一人味方のいない“孤独”を考えると、拘束されているとはいえ自分の愛する女性が背後に立ってくれているという安心感は何ものにも代えがたく綾香の緊張を僅かに解してくれた。 「お姉さまの匂いが……こんなに近くで嗅げるなんて……♥ これは役得ですね♪」  夏姫は幅の狭い“足置き...

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ショーダウン(リメイク)⑰

17:陥落と希望 「ほらほらぁ!! 笑うのサボってんじゃないわよっ! 私が指ぃ動かしたらしっかり笑え! ほらぁ!!」 ――コチョコチョコチョコチョコチョコチョ!! 「びぎゃあぁ~っはははははははははははははははははは、だはっははははははははははははははははははははははははは、ちゃんと笑っっははははははははは、笑っでるでしょうがぁぁっは...

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ショーダウン(リメイク)⑯

16:本番 「あがくっっっ!!? ふひっっくくっふっっっぅくくくくくくく!!!」  その刺激は綾香の想像を遥かに凌ぐ凶悪さを孕んでいた。  中指がほんの一撫で……腋の窪みを掻いたというだけなのに、肌に伝えられたその刺激は筋組織に守られている筈の触覚神経をも震わせてしまう程のおぞましさを彼女に与え、意地でも笑うまいと必死に奥歯を噛み込ん...

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ショーダウン(リメイク)⑮

15:絶望の感覚 「いぎゃあああぁっぁぁあっぁぁぁぁぁぁあっぁぁぁぁ!!! んぎはっっっはぁぁぁっっっっはははははははははははははははははははははははははははははははは!!」  爪の強い引っ掻きから一転して、まるでその引っ掻きによるダメージを肌を労わるかの様に優しく筆を上下にゆっくり動かして敏感になってしまった足裏の皮膚を撫でてくる鈴...

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ショーダウン(リメイク)⑭

14:塗布 「フフ……意外だったでしょ? 見た目からしてくすぐったそうなこの爪……実はくすぐる為に用意したものではないのよ♥」  羽根でのくすぐりに過剰な笑いを搾り取られた綾香にとって、この極端に尖った形をした付け爪は想像を絶するほどのこそばゆさを生むに違いないと過度な想像を植え付けられたが……実際にそれで足裏を掻かれると、くすぐっ...

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ショーダウン(リメイク)⑬

13:始まり 「鳥の羽根が何でくすぐりの道具に向いているか……理由とか分かったりする?」  鈴音は手に持った真っ白な羽根をスポットライトの光にかざしながらウットリとそれを眺め、焦りの汗を垂らす綾香に向けて質問を零す。 「し、知る訳ないでしょ……そんな事……」  根元から綺麗に整った羽根の先まで汚れ一つない純白そのものの羽根は、鈴音が指に...

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ショーダウン(リメイク)⑫ー2

「ったく……最初から遊ばずにやれっての! これだからドSは……」  子供の手と揶揄されるくらいに小さな鈴音の手と比べて智恵理の手は一般的な大人の女性を示す様に細く長く美しい。彼女の着ている真っ赤なバニースーツに見劣りないようにとつけられたであろう真っ赤な爪のマニキュアが指の動きに合わせてクネクネと動く様を見せつけられると、もうそれだ...

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ショーダウン(リメイク)⑫ー1

12:ゲームの罰 その筆は、書初めの時名前を書くために使ったり水彩画などで細かい部分を塗るのに使うごくありふれた小筆であり特別何かをするための筆という訳ではない。  しかし、そんな何の変哲もないこの筆も、足裏やワキ、脇腹を大きく露出して拘束されている綾香には特別なモノとして認識させられてしまう。  それを持つ智恵理がこれからその筆を使...

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ショーダウン(リメイク)⑪

11:余興 「では、椿嬢の笑い我慢ゲームまで……3,2,1……」  智恵理のカウントダウンと共に綾香は口内にしっかりと酸素を取り込んで口をしっかりと閉じ、声が不意に漏れてしまわないよう万全の態勢を準備した。  そんな様子を下から眺めていた鈴音は口元にニヤリと笑みを浮かべ、カウントダウンがゼロを刻んだと同時にその場にしゃがみ込み綾香の足...

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ショーダウン(リメイク)⑩

10:課せられる仕置き 「さて……鈴音ちゃ――さん? 準備は整ったようですのでそろそろお仕置きの説明をしてもらいたいと思っているのですけど……」  危うく鈴音ちゃんと言いかけ慌てて訂正する智恵理だったが、その失言を聞き逃さなかった鈴音は再び不機嫌そうな顔を浮かべて智恵理の方を睨みながら、スタッフから手渡されたヘッドセット式のマイクを...

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ショーダウン(リメイク)⑨

9:拘束 「ちょっっ! わ、分かったからっ! 自分で立つから無理やり引っ張らないでっ!!」  ステージの隅で手を摩りながら座り込んでいた綾香に、あの氷の様な硬い表情をした青髪のバニーが近づき「準備が出来たのでこちらへおいで下さい」と告げたが、綾香はその言葉を無視して手の摩りを続けた。  するとその青髪のバニーは小声で「では、失礼」と一...

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ショーダウン(リメイク)⑧

8:タネ明かし 「なぁ、お嬢さん? 俺ぁ~未だに疑問なんだけどよぉ……最後の“必ずバーストする”って言ってたアレ……確かにその通りになったけど、アレはどういう仕掛けでああいう風になったんだ?」  カジノの中央にある半円形のステージ上では何やら大がかりな“器具”が設置され始め、その傍らに呆然とした表情を浮かべる綾香と、必死に背中をさすっ...

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ショーダウン(リメイク)⑦

7:最後の戦い  隣に立っていたバニーガールから新品のカードを受け取った綾香は、扇子で口元を隠す麗華を睨みながらカードを高速で切る。さすがディーラーだと思わせるその見事な高速シャッフルは手元を見ていてもあまりの速さに目が追いつかず素早く動き回る手の残像くらいしか判断できない。しかしながら、反対の手でしっかり持っていたカードの山札が残...

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ショーダウン(リメイク)⑥

6:大勝負  丹念に何度も切られたカード。ジョーカーを抜いた52枚のカードの束からまずはこの高額の勝負を吹っ掛けた麗華の手元に2枚が配られた。  裏向きに重なったその2枚のカードを怪しむように目を細めて見下ろす麗華だったが、綾香に怪しい動きが無かったと悟るや否やなんとも残念そうな表情を見せながらも最初の1枚目のカードを捲って見せ、曇り...

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ショーダウン(リメイク)⑤

5:出資者 「あらあら……最初の勢いはどこへ行ったのかしら? 勝てたのは1回目だけで、後は散々じゃない……」  初戦の見事な勝ちの勢いで2戦目以降も勝ち続けるのでは? と誰もが期待したその後の勝負であったが……5戦を終え、蓋を開けてみれば麗華が勝てたのは結局最初の1戦目だけで、残りの試合結果は運に見放されたとしか言いようもないくらいに...

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ショーダウン(リメイク)④

4:初戦 「ところで、さっきから気になっていたんだけど……その隣に座っているお子様は貴女の娘さんかしら?」  最初の2枚のカードがディーラー側……麗華側それぞれに配られ、それらが捲られる前に綾香が先程から視界に入っていたおさげ頭の小さな子を指差して質問を飛ばした。 「このカジノは18歳未満の子供は、家族同伴であっても入場できない決まり...

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ショーダウン(リメイク)③

3:挑戦者 「貴女が……私を“いかさま”呼ばわりしたお客様なのかしら?」  煌びやかで刺激的な電飾が方々のネオンプレートから発せられるカジノホールに夏姫が辿り着いた時には、テーブルを挟んで綾香と挑戦者が睨み合っている真っ最中だった。  睨み合っていると言っても睨んでいるのは綾香の方だけで、彼女を睨ませている元凶である挑戦者の女性は涼し...

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