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デアカルテ

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デアカルテ posts

悪魔のアプリLv.15「クリア条件:???」

週明けの月曜。


土日の土砂降りの雨と打って変わって、満天の快晴。

昨日まで雨が降ってたなんて信じられないぐらい、雲の一つも無い。


「おはよー」

「おはよ」

私は、登校途中で明子とたまたま一緒になった。


「何、暗いじゃん」

「あー、うん・・・」

晴れ間しかない空と違い、私は思い切り沈んでい...

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X型女子03「T型JK2:闖入者撃退」

「ちょっと、部外者の方はご遠慮下さい」

「うるせぇ! 俺は天下の○×新聞の記者様だぞ」

木造の旧校舎に男の怒号が響き渡る。


「教室はここか」

新聞記者を名乗った男が、木造の扉は横にガラッと開いた。


「っ!? うぉ・・・みんな、デケぇ」

「ちょっと、何この男。いきなり失礼なんだけど」

美樹が、教室への...

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凄惨な夜

「おい、ジョージは何処行った?」

「んぁ、外で小便でもしてんじゃね」

とある海外の地方都市。その外れにあるマフィアの事務所。


“その日”、その地方一帯は猛吹雪に見舞われ、外は一面の銀世界。

マフィアの組員たちも、こんな悪天候の日ばかりは、と戸や窓を閉め切って酒を呑んでいた。


「おい、ニック! “今日”は...

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X型女子02「M型JK」

「うぅむ、やはりこうなってしまったか・・・」

三塁側後方にあるグラウンド脇の入り口から、初老と思しき紳士が現れた。


「学長!」

多村が慌てて、対応に飛び出した。


「ああ、そのままで良い。まだ“勝負”の途中なんだろう?」

「それはまあ、ええ・・・」

スコアボードの黒板には、二回表に「20」と書かれている...

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「X型女子」について

今回、プランを新設させて頂きました。

元々、こういったFANBOX等のサブスクサイトをやるにあたり、かなり以前ですがGTSモノを始めようとしました。その際なんですが、色々なご意見を頂きまして、非常に難しいジャンルだと思い知らされ、頓挫しました。


今回はその仕切り直しになります。サブタイトルは「T型JK」ですが、設定等は見直して新作と...

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X型女子01「T型JK」

「それでは、両チーム前へ」

「「「はい」」」

体育教師に呼ばれた両チームが、本塁を挟んで両サイドのバッターボックス付近で整列した。


私立巨王学園(男子校)。

100m×200mの大きなグラウンドの隅の角には、野球のダイアモンドが白線で引かれていた。


一塁側(ホーム)には、野球帽にユニフォームを着た如何にもな高校球...

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肉の日のミイコさん

「ねぇ、ミイコさん。今日は多い・・・ね」

「勿論♪ だって、今日は月に一度の『肉の日』ですもの」

そう言って、ウチの奥さん・・・ミイコさんは食卓にこれでもかと料理を並べた。


野菜やスープにご飯。一般的なメニューが並ぶ。しかし、食卓の大半を埋めるのは肉、肉、肉・・・。“職業柄”、鶏肉が多めだが、牛や豚は勿論、...

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悪魔のアプリLv.14「握力:???kg」

「改めて思うけど、ホンッと凄い・・・わね」

「ちょっと、シミジミと言わないで」

明子は、私の身体を嘗め回すように見遣った。


私が身に着けているのは、ただのTシャツと短パン。ラフで余裕がある筈の、部屋着。

しかし、激しい運動をした訳でもないのに、あちこちがボロボロ。


袖は爆発でもしたかのように散り散りに...

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肉の日のOKUNIちゃん2「生配信」

「はぁい、『OKUNI』だよー♪ みんなぁ、待ってたかなー?」

フリフリの衣装を纏い、インカムを付けた美少女がカメラに向かって語り掛けた。


いつもの、窓のないコンクリート四方の部屋・・・では無かった。

照明で煌々と照らされる、広い部屋。幾つかの器具に、サンドバッグが設置されている。


「恒例の、肉の日限定配信。今日...

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悪魔のアプリLv13「Lv:53」

「おはよ、朝から暗いじゃん。どしたの、雨だから?」

「あ、うん」

今日は朝から雨が降ってる。土砂降り。勿論それもある。


「失敗しちゃった」

「失敗って?」

私は、昨日の顛末を明子に話した。


「・・・あちゃ~」

「ホント、どうしよ・・・」

“長袖”の『6XL』の制服に何とか収まっている、自分の身体を...

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悪魔のアプリLv12「Lv:??」

「あれ、仁美? もう、大丈・・・」

「あ、おはよ」

何日か振りの、明子との朝の挨拶。


「・・・・・・・っ!?」

「あー・・・、うん」

驚き過ぎて声にならない明子に、私は『わかった、わかった』とジェスチャーした。


「今、幾つあるの・・・?」

「身長、体重? それとも、バスト?」

私は、スマホにメモっ...

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悪魔のアプリLv11「身長:???cm」

―――――。


・・・・・・・ミヂ。


「・・・・・」

・・・・・ミチッ。


「・・・・・・・」

・・・ミチ、チ。


「・・・・・ぅ」

・・・・・ミヂッ。


「・・・うぅ、ん」

ミリ・・・ミリリ。


「・・・・・ん?」

・・・ミチチッ!


「・・・え」

...

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悪魔のアプリLv10「身長:174cm」

「でもさ、今って実際、どのぐらいのサイズなの」

「・・・え、今? えーっと・・・」

明子には病院行く前に慌てて連絡取ったから、ちゃんと測ったサイズは伝えてなかった。


「このぐらい、かな」

私は紙に、“今の私”のサイズを書いて見せた。

...

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悪魔のアプリLv.09「握力:127kg」

「来たよー」

「あ、上がって~」

インターホンから、明子の声。


「ほい、持って来たよー」

ガチャ、と明子が私の部屋に入って来る。


「ありが・・・」

私がお礼を言おうとした瞬間。


「うぇぇっ!?」

何度目かの、明子の驚きの声。勿論、それは“とある”回数に比例している訳で。


「・・...

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悪魔のアプリLv.08「太腿:71cm」

結局あの後、保健室から病院に直行して、そのまま早退した。


病院での診断結果は、『異常なし』。擦過傷、いわゆる擦り傷すら無かったというのだ。

晴井さんの“殺人スパイク”を至近距離で受けて、文字通りの無傷。ノーダメージ。


念の為・・・というか、次いでに首から下、つまりは“身体全体”についても聞いてみたけど、こち...

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悪魔のアプリLv.07「垂直跳び:70cm」

「私の筋肉は良いから、そろそろ“これ”運ぼうよ」

「“それ”、錆ついてて動かすのしんどいのよね・・・」

私たちは、バレーボールが入った『ボール籠』を見遣った。


1m四方ぐらいの鉄製の籠で、中には所狭しとバレーボールが満載。

バレーボールって確か、1個あたり260gぐらいって聞いたことある。多分、籠込みでトータル50kg近い...

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悪魔のアプリLv.06「握力:70kg」

「明子、おはよ」

「おはよう、仁美・・・ぃっ!?」

明子は、私の姿を見るなり、素っ頓狂な声を上げた。

朝のホームルーム前で、教室内はワイワイガヤガヤの真っ最中。明子の声は、喧騒にかき消された。


「その、何て言うか・・・。昨日より凄くない?」

「やっぱ、そう・・・だよね」

私は未だに、『これが夢なら・・・』そ...

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悪魔のアプリLv.05「バスト:95cm」

「・・・」

ミチ・・・ミチッ。


「・・・・・」

ミチ、ミチチッ。


「・・・・・・・」

ミチッ。ミヂィッッ!


「・・・んぇっ!?」

私はガバァッ、とベッドから飛び起きた。


「何・・・」

身体が、痛い。というか、腕や脚、身体中の関節が悲鳴を上げている。


「あ・・・っ」

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鬼から授かった力

それは、昔々の話だった。


山の麓。そこに、とある大岩がある。その大岩は『大鬼岩』と呼ばれ、古くから鬼が封じられているとする伝説がある。

その傍に鬼岩院というお寺があった。『鬼岩院』という禍々しい名前なのは、鬼の伝説に由来するそうな。


「がはは、ここの寺の坊主共は腕っ節が強いと聞いていたが、大したことなかった...

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火事場泥棒【虐殺OL(1-4)】

「オニーサン、そこで何してるの?」

「あぁん?」

女が、男に話し掛ける。


夜の街。


夜・・・ではあるが、深夜と言うほど遅い時間では無い。しかし、周りに他の人影は無かった。


「何でこんな時間に、外にガキが居やが・・・・・ん? ガキってほどでもねぇのか」

繁華街とはいえ、夜の路地裏。ほとんどの店が...

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魔女狩り02「騎士団」

「本当にここが、“魔女”の館なのかね?」

「はい」

剣を持った男が、騎士風の男の問いにそう答えた。


剣の男は再び、国外れに在る“とある館”を訪れていた。そう、紛れもない“魔女の館”。


数日前、年端も行かないたった一人の“少女”に武装した戦士たちは追い返された。

仲間を一人、無残に殺された。・・・にも関...

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魔女狩り01「戦士団」

「ここが、“魔女”の館か」

剣や斧、鎧や盾で武装した戦士と思しき数人の男が国外れに在る、“とある館”を訪れていた。


「おーい、誰か居ないかー?」

剣を持った先頭の男が、館の扉をドンドン!と叩く。


「本当に居るんですかねぇ・・・」

「“魔女”には、国から莫大な懸賞金が懸けられている。“魔女”自体は居る筈...

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トレーニングルーム【天然彼女(1-4)】

「ねぇ、今日は一緒に筋トレ行って良い?」

「え、一緒に?」

奈緒は突然、そんなことを言い出した。


「普段通ってるジムが今月一杯、設備の改装でお休みなの」

「でも、奈緒は・・・」

奈緒は色々あって、『トレーニングルーム』を卒業した。

学校備え付けの『トレーニングルーム』では、ウェイト的に物足りなくなったのだ。...

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[更新履歴]2020年01月

2020/01/29 肉の日のOKUNIちゃん

2020/01/21 クラブ【虐殺OL(1-3)】

2020/01/13 悪魔のアプリLv.04

2019/12/29 View Post

肉の日のOKUNIちゃん1「動画配信」

「はぁい、『OKUNI』だよー♪ みんなぁ、待ってたかなー?」

フリフリの衣装を纏い、インカムを付けた美少女がカメラに向かって語り掛けた。


窓のない、コンクリートで四方を囲まれた部屋。カメラ撮影の為か、ライトアップされている。

だが、撮影所というよりは、どちらかというと“倉庫”といった風の空間だった。


染めたのか...

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クラブ【虐殺OL(1-3)】

「うぅ・・・ん。ここ、は・・・」

“そこ”は、窓のない殺風景な部屋だった。


「よぉ。ようやく、お目覚めかい」

椅子に、両膝に両肘を置いて前傾で座った男がそう語り掛けた。


「・・・ん、あれ? 何で、あたしはベッドに寝かされてるの」

確か、バーで飲んでたはず、と女は言った。


「何だ、覚えてないのか...

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悪魔のアプリLv.04「みりょく:180」

「ねぇ、仁美」

「ん?」

朝・・・ではなく、体育の授業。私は明子とペアを組んで準備運動をしていた。


「背ぇ、伸びた?」

「え、そうかな?」

“こんな私”でも、まだ成長期残ってたのかな。因みに、前測った時は150cmちょいぐらい。


「うん。最初、気のせいかなって思ったけど・・・」

「けど?」


「...

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肉の日の育子さん

俺は、いわゆる『婚活』というイベントに来ていた。


と言っても、ただの婚活ではない。数ヶ月に一度、“肉の日”に開催される通称『肉活』。

趣味であれ仕事であれ何であれ、“筋肉”に関する者のみが参加を許される、特殊な婚活。


トレーニングジムやボクシングジムのトレーナー。ボディビルダーや、ただのトレーニー。

(※...

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悪魔のアプリLv.03「きゃくりょく:170」

『“つながり”は“はんえい”となる。おぼえておくといいよ』

『てきのこうげきをかわすには、“すばやさ”のほかに“しりょく”もよくないとだめ』

「ふぅん・・・」

私は、地道に情報収集していた。


拠点となる街。そこの人々、つまりはNPC(ノンプレーヤーキャラクター)に話し掛けているのだ。

マップ移動するゲームが減ったの...

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その後の三つの願い02「寝起きのパジャマ」

「・・・うぅ、ん」

少女が、ベッドからモソモソと起き出す。


「・・・あれ?」

気付くと、まだ外は明るい。・・・が、もう、太陽は沈み始めても良い時間だった。

二度寝のつもりが、かなりの時間が経っていた。


「ふぁ、あ・・・」

大きな欠伸。


ミチ・・・ミチチッ。身に着けているパジャマから、聞こえ...

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