ボディタブレット
Added 2023-04-25 13:58:00 +0000 UTC「ただいま、昨日は大丈夫だった?」 様々な荷物を抱えて帰ってきたのはレイチェル、この家の主である。少し前に誕生日を迎えた彼女は、知り合い達に少し遅めの誕生日パーティを催してもらい、昨晩は酔いつぶれて知り合いの家で一泊して帰ってきたのだった。 そんな彼女の声に気が付いたのか、家の奥から一人の男性がやってきた。彼はマット、レイチェルの一人息子である。大学を卒業後、実家であるこの家に帰ってきて母を支えながら働いている。 「おかえり母さん、昨日のうちに帰ってくるって言ってたのに、やっぱり泊まるって言うからびっくりしたよ」 「いえね、あんまりにも楽しくって、ついつい飲み過ぎちゃった」 「それにしてもその恰好、それで帰ってきたの?」 マットが驚くのも無理はない、レイチェルは着飾って出掛けていった時の服装とは違い、運動をする際に着用するヨガウェアで帰ってきたのだ。スタイルのいいレイチェルの事、その姿自体はまったく不快ではない、むしろ魅力的な姿ではあるのだが、それで外を出歩くというのは些か刺激が強すぎるようにも感じられた。 「えぇ、急に泊まることにしたから着替えが無くって・・・これもプレゼントでもらったのよ、似合ってるでしょ?」 「確かに似合ってるんだけどさ、それで外に出るってのは・・・」 「ははは、何の心配をしているのよ、そこまで車で送ってもらったわ」 「あぁ、うん、それなら、まぁ・・・」 「それより良いものをもらったの、あなたにも見せてあげるわ、早く来なさいよ」 レイチェルの魅惑的な身体に少し困惑するマットだが、そんな様子に気が付くこともなくレイチェルは荷物を抱えてリビングへと向かっていった。マットはそんなレイチェルの後姿を、そしてボリュームのある揺れる尻を見ながらそれに続いて行くのだった。 レイチェルがリビングにやってくると荷物を降ろし、その中を漁ると小さな瓶を取り出した。中にはタブレットが入っているようだが、ラベルやフタの印刷もなく、その内容をうかがい知ることはできない。 「これよこれ、本当にすごいんだから」 「これって・・・なんなんだい?」 「聞いて驚きなさい、これはボディタブレットよ」 「ボディタブレットって・・・最近話題のアレかい?」 レイチェルの言うボディタブレットとは最近世に出た不思議な薬で、このタブレットを服用すると人間の頭を生きたまま切り離すことが出来るようになる。切り離された頭と身体は別々の意志を持つようになり、それぞれ別々の行動を取ることが出来る。本来は難しい手術などの際に首を切り離し、患者への負担を減らすためのものだったのだが、それが少量ながら一般にも流通するようになったものだ。 「中々手に入らないって言うから諦めてたんだけど、病院勤めの友達が譲ってくれたのよ!」 「それって大丈夫なものなのかな・・・」 「問題ないって言っていたから大丈夫よ、ということで早速試してみましょうか」 そう言いながらレイチェルは小瓶を開けるとタブレットを一つ取り出して、何のためらいもなく口に含んで飲み込んだ。それからソファに座って効果が出るのを待ち、その様子をマットは心配そうに見つめている。 「ねぇ、本当に大丈夫なのかな」 「もう飲んじゃったし、様子を見てみるしかないじゃない」 「後先考えてなさすぎるよ・・・」 あまりに勢いの良すぎるレイチェルにマットは頭痛がする様な感覚を覚えるが、そんな間にもレイチェルの身体は変化していく。 首元が痒いのかレイチェルは首を擦ると、その肌にうっすらと切れ込みが入り始めていた。それから段々とレイチェルの身体の感覚は希薄になっていき、自らの力で身体を動かすことが出来なくなっていった。 「なんだか、不思議な感覚ねぇ」 「見てる方は怖いよ・・・」 「まぁ待ちなさいよ・・・わお!?」 落ち着かない様子のマットと好奇心を抑えきれないレイチェル、自らの首から下の自由が利かないことを楽しんでいたレイチェルの腕が、不意に振り上げられた。そしてその手はレイチェルの頭を押さえると、まるでヘルメットを外すかのようにその頭を取り外してしまった。その頭は身体によって膝に乗せられて、頭はされるがままに辺りを見回した。 「本当に頭が取れちゃったわ・・・!」 「うわぁ・・・本物の薬だったんだ・・・本当に大丈夫なの?」 「私は大丈夫だけど・・・あら?」 頭の方は何ともないが、身体はどうなのだろうか。すると身体はスマホを取り出してメモアプリを開くと、すらすらと文章を打ち込み始めた。そして打ち終わったのかそのスマホを頭の目の前に持ってくると、その画面には 『問題ありません、何なりとお申し付けください』 と綴られていた。マットもその画面を覗き込むと少し怪訝な顔をするが、そういうものなのだと納得するしかなかった。目の前で実際にレイチェルの頭が外れ、身体は別行動をしているのだからそうするしかないのだ。 「大丈夫なら、良いんだけどさ・・・」 「ふぅん、私の身体は言うことを聞いてくれるって感じみたいね・・・それじゃあ洗濯と部屋の掃除、あと洗い物を済ましてもらえるかしら?」 『かしこまりました』 身体がスマホにそう打ち込むと頭を抱えて立ち上がり、そのレイチェルの頭をマットに預けて家事に取り掛かっていった。リビングに取り残されたのはマットとレイチェルの頭のみ、マットは不思議な感覚を胸に覚えながら、レイチェルの頭を手にマットはソファへと座る。 「なんだか不思議な感覚ね」 「俺は気が気じゃないよ・・・意外と人間の頭って重いんだね」 「あら、女性にそんなこと言うの?」 「あぁ、違うんだ、そういう意図ではないというか・・・」 「冗談よ、ひとまず私の身体の仕事ぶりを観察しましょうか」 「そ、そうだね」 マットはレイチェルの頭を目の前のテーブルに置くと、向こうの部屋に見えるレイチェルの身体を観察していた。その服装は帰ってきたときと同じヨガウェアで、身体のラインが強調されている。その姿はマットの欲情を煽り、彼の股間を反応させた。母親の身体なのに発情するなんて、そんな思いを打ち砕くように固くなっていく股間を、マットは腰を引くことで隠すのだった。 「じゃあ母さん、出掛けてくるけど、何かあったら連絡してよね」 「大丈夫よ、あなたは心配し過ぎなのよ、行ってらっしゃい」 午後になり、マットは日課のジムに通うために出掛けていった。頭が外れてしまったレイチェルを家に置いていくのは少し心配ではあるが、昼までに家事を済ませたレイチェルの身体が身の回りのことを何でもしてくれるため、レイチェル自身は困ってはいないようだった。 家に二人きりとなったレイチェルの頭と身体だが、頭だけで身動きの取れないレイチェルであっても退屈はしなかった。なぜなら独立して動く身体も一つの意志を持っているようで、スマホを通しての会話を楽しめたからだ。それ以外にもお茶を入れたりお菓子を用意したり、ヘッドマッサージなんかもしてくれるのだから、レイチェルはむしろ生首として生きた方が良いのではないか、とすら思い始めていた。薬の効果は約30日、定期的に薬を摂取さえすればこの生活を楽しめるのなら、安いものだ。 そうして過ごし、時間も夕方。マットからはジムでの知り合いと食事をしてから帰る、という連絡を受けたと身体から教えられたレイチェルは、身体との時間をもっと長く過ごせるのだと嬉しく思い、身体との会話を楽しんでいた。そんな時だ、身体はこんなメッセージをレイチェルへと送る。 『なんだかムラムラするのですけれど、お相手頂けますか?』 これまでレイチェルの命令を従順に聞いていた身体からの思わぬ申し出に、レイチェルは驚きを隠せない。実際問題、レイチェルの旦那は単身赴任で不在であり、欲求不満でムラムラすることも多かった。頭と身体を切り離してからはそれもなくレイチェルとしても気が楽だったのだが、その欲求不満は身体の方に残っていたらしい。 「相手って言っても・・・ねぇ、実際は私自身の身体なのだし・・・」 『だからこそ、ということはありませんか?』 「自分でする分には構わないけど、私もしているし・・・」 『そうですか、それではそうさせていただきます』 レイチェルの身体はレイチェルにそう伝えると、レイチェルにワザとらしく見えるようにヨガウェアを脱ぎ始めた。タイトなヨガウェアを脱ぐ際に引っかかった胸はブルンと勢いよく躍り出て、その重さと大きさ、そして柔らかさを見た目から教えてくれた。下着を外すとズン、とさらに垂れるのが年齢を感じさせるが、垂れ切ってだらしないという印象はない、むしろその柔らかさを強調するようだ。 「ねぇ待って、脱ぐ必要はあるの・・・!?」 レイチェルの問いかけに身体は応じず、気にも留めないように下も脱ぎ始めた。ヨガウェアによって支えられていた尻も拘束を失って溢れだし、ゆさゆさと揺れている。それから身体は胸を揉みしだきながら腰を振り、魅力的なその身体を本来の持ち主であるレイチェルに見せつける。それは明らかにレイチェルを誘っての行動で、レイチェルもそれを見せられると弱い。 「脱ぐのはまぁ良いわ、だけど見えないところでやってくれるかしら、私も一応恥ずかしいのだけれど・・・」 あまりにも露骨に煽られて、しかし安易にそれに応えることのできないレイチェルは口では身体を止めようとする。しかし内心ではそれに乗ってしまいたいと思っているし、そうなったときの自分の身体がどうなってしまうのか、というのを見てみたいような気すらしていた。 それから身体は尻を振りながらスマホを手に取り、何かを打ち込み始めた。そうして打ち込み終わった画面を見せながら、身体は尻をレイチェルの目の前に向ける。 『お尻で気持ち良くなりたいと、思ったことはありませんか?』 この身体からの申し出は、レイチェルにとっては図星だった。日に日に募っていくムラムラを解消するため新たな快感を求めていたレイチェルは、これまでしたことのなかったアナルプレイに興じることを考えていた。しかし既婚であり子持ちである彼女は誰かにそれをしてもらう、ということは考えられず、一人で新たなプレイに興じるという挑戦にも挑めずにいた。 「なにをバカなことを言っているの、からかっているつもり?」 子供を𠮟りつけるように身体に言うレイチェルだが、もはやその心の中は性欲に支配されていた。むしろ自分勝手に振舞ってでもくれないものか、そんな風に思っていたのだ。するとレイチェルの身体はレイチェルの頭を持ち上げると床にクッションを置いて、その上にレイチェルの頭を置いた。上向きに床に置かれたレイチェルの頭、これから何が起こってしまうのか。不安と期待とが入り混じる中、レイチェルの目の前にはレイチェル自身の尻が迫ってきた。 「ちょ、ちょっと、なにをするつもりなの・・・?」 レイチェルの言葉に身体は止まらない。レイチェルの身体はレイチェルの頭の上にしゃがみ込むと、その割れ目を指で広げて見せつけながら、その中へと指を挿入していった。身体の方は準備が出来ていたのか、その指は何の抵抗もなく割れ目の中へと沈んでいって、すぐにそこは愛液で湿ってぬらぬらと煌き始めていた。 「うわぁ、私のアソコ、こんなに・・・っ、んあ・・・っ、な、なに・・・?」 目の前で出来上がっていく自らの女性器を見つめながら、レイチェルは自らの身体のみだらさを思い知っていた。中をかき回すほどに割れ目の湿り気は増していく、そしてその度にくちゅくちゅと淫らな水音を響かせて、見る見るうちに溢れだしてくる愛液はレイチェルの顔に滴り落ちる。その匂いはまさにフェロモンそのもので、元からその気になり始めていたレイチェルのスイッチを完全に入れるには十分すぎるほどの衝撃であった。 それからさらに、レイチェルには確かに変化が訪れていた。切り離した後はまったく感覚の無かったはずの身体の感覚が、今はどうしてか感じられるのだ。正確に言えば身体の感覚というよりは、その身体の感じている快感だけをレイチェルの頭が感じていると表現した方が正しいだろうか。目の前でかき回されている女性器の感覚、ただそれだけがレイチェルの頭の中に容赦なく流れ込んでくるのだ。 「ん、うぅ・・・っ、どうして、感覚は繋がっていなかったはずなのに・・・っ、ん、あぁんっ」 自ら身体を動かすことが出来ればなんてことはないのだろうが、レイチェルには身勝手に快楽に溺れる身体を動かすすべはない。為すがままに淫らな自慰を見せつけられながら、その快感だけを送り込まれるのだ。いつしかレイチェルはすっかり快楽に頭の中を塗りつぶされてしまい、もっと激しく、もっと気持ちよくと願い、それを言葉として自らの身体へと投げかけるのだ。 「良いわ・・・んうっ、もっと激しくしたって良いんだから・・・いつもは極太ディルドを使っているのは、あなたも知っているでしょう・・・?」 その言葉に従ってなのか、それとも身体がさらなる快感を求めてか、割れ目をかき回す自慰はさらに激しさを増していった。挿入していた指が二本から三本、そして四本目の指を挿入し、愛液を掻きだすかのように激しく乱暴に割れ目の中を掻き回す。 「あ、はぁ・・・っ、んお・・・っ、そうよ、もっとできるはず、だってあなたは私なんだもの・・・っ、んお、ご・・・っ!?」 激しい自慰によってもたらされる快感は相当なものだ、レイチェルは頭が爆発してしまいそうなほどの快感を受けながら、もっと先を得られるのではないかと身体をさらに煽り立てる。すると身体はムキになったのか、手のすべてを割れ目の中に入れようと押し込み始めていた。無理やりに女性器が押し広げられる感覚だが痛みは感じず、その中の快感だけを受け取ってレイチェルは悶えた。そして目の前でゆっくりと、レイチェルの手はレイチェルの女性器の中へと挿入されていく。 「ん、ふぅ・・・はぁ・・・っ、んあぁぁっ、んおっ、んおぉぉ・・・っ!」 そしてついに、レイチェルの女性器の中にレイチェルの手がすっぽりと収まってしまったのだ。自らの腹を内側から突き上げるように刺激するレイチェルの身体、腹には拳の形がはっきりと浮かび上がっていた。 そしてその快感は凄まじいもので、レイチェルの視界はチカチカと点滅を始めるほど。そんな快感の中で、レイチェルの理性を吹き飛ばすほどの快感が襲い掛かり、レイチェルの頭の中は瞬時に快感によって埋め尽くされた。霞む視界で自らの身体を仰ぎ見ると、女性器の中に挿入された手はその中で何かをコリコリと弄り回しているようだ。これまで平然を装っていた身体も腰をビクビクと震わせるほどの快感、これはただ事ではない。 「んぐ、んほおぉぉっ、この感覚、何か覚えが・・・あ、がぁ・・・っ、そう、これは・・・!」 蘇る若き頃の思い出、鮮烈な若さから来る性欲の発散。そう、これは子宮の入口を直接刺激されているときの感覚であった。若き日の旦那、当時は付き合いたてのパートナーだった彼との行為。彼の長大なペニスはレイチェルの膣内を埋め尽くし、子宮を突き上げて快感へと誘ってくれた、この感覚はそれにとても近いのだ。 それもそのはず、レイチェルの身体はそのことを覚えていて、レイチェルを喜ばせ、そしてその気にさせるために子宮口を指でつまんではコリコリと転がしている。久方ぶりの身体の深いところからの快感に、レイチェルは成す術もない。そんな快感は途端に膨れ上がっていって、一気に爆発する。 「んお、ご、おおぉぉ・・・っ!?」 一気に弾けた快感の爆弾は、レイチェルの理性を完全に吹き飛ばしてしまった。獣のように喘ぐレイチェルの頭上では、イキ狂う身体が愛液か尿か潮かも分からない液体をまき散らしながら痙攣している。その度に揺れる尻も震える乳も、快感を増幅させる一つの器官に過ぎない、寄せては返す快感の大波に、レイチェルはしばらくの間流され続けるのだった。 「んぐ、いぎ・・・はぁ・・・っ、お、ご・・・はぁ・・・っ、んお・・・っ」 頭がどうにかなってしまいそうなほどのイキ狂い、こんな経験は何時ぶりだろうか。レイチェルを満たす満足感の中、レイチェルの女性器から手が引き抜かれていく。極太ディルドを引き抜くかの如くのトドメの快感にレイチェルの息も詰まる。随分と派手に、そして好き勝手やってくれたものだ。しかし満足はしている・・・本当にそうだろうか、もう満足なのか。そんなレイチェルの疑問は、すぐに晴れることとなる。 今だ快感の残滓に身体を震わせるレイチェルの身体は、今度は尻の左右の肉を押し広げてヒクつくアナルをレイチェルに見せつけた。そう、元々求めていたのはアナルへの快感、ここまでの壮大過ぎる自慰行為は前座に過ぎないのだ。 「なぁにあなた、まだし足りないっていうの・・・仕方ないわね、ここまで来たら、最後まで付き合ってあげるわよ」 レイチェルの言葉を聞いてか聞かずか、身体は容赦なくその尻をその顔へと近づけていき、完全に頭の上に座る形となった。レイチェルの鼻を抜けていくのは自慰による愛液の醸し出す女のフェロモンの匂いと少しの汗の匂い、そして尻の穴から少しだけ感じられる香しい香り。だけどそれは不快ではない、混ざって何とも言えない匂いとなって、レイチェルの心をくすぐって仕方がない。 (誘いに乗ったはいいものの、なにをすればいいのかしら・・・っ!?) アナルプレイをしてみたい、きっと気持ちがいい。そう考えてはいたものの、実際になにをすればいいのかはまったくわからない。ただ押し付けられる自らの尻に埋もれて考え込むレイチェルだが、身体から行動を起こした、尻穴を顔にこすり付けるように、腰を振り始めたのだ。実際のところなにかもわからない体液を塗りたくられながら、そんな中でもアナルがヒクついているのが肌でわかる。つまりは身体はこれで感じている、快感を得ているのだ。そんな快感はレイチェルにも伝わって、その快感をどうやって増幅させていけばいいのかを理解させた。 (なるほどね、こすり付けるだけでも気持ちいいって言うなら、まずは慣らしていくのが大事よね・・・ん、う・・・っ) レイチェルは口の辺りにアナルが来たタイミングで、唇を突き出してやった。するとビクンと反応する身体は、尻穴を口へと押し付けてくる。なるほど、意図が読めた、とばかりにレイチェルは舌を出して、アナルの盛り上がった部分をレロレロと舐めまわす。そうすることで身体は快感に溺れるようにぶるぶると震え、その快感はまさしくレイチェルにも流れ込んでくる。思っていた通り、表面を弄ってやるだけでも相当の快感だ。 (あんっ、なんだかいい感じ・・・分かってきたわね、それに解れて、お尻の穴が緩くなってる・・・それじゃあ・・・っ!?) 口元でヒクつくアナルを一通り楽しんでいる間にも、そのアナルは少しずつ解れていった、それが下の感覚でわかるのだ。固く閉ざされていた筋肉の感触から、押せば受け止める柔らかさへ、それを察したレイチェルは舌でアナルを一周ぺろりと舐めると、今度はアナルに挿入するのだった。 途端に締まるアナルだが、先端だけでも挿入してしまえば問題なく奥へと入って行く。もちろん挿入の際の快感もあり、レイチェルはそれを感じ取っていた。しかしそれは先ほどまでの激しいフィストファックを伴った自慰には及ばない・・・かに思えたが、本番はここからだった。 (な、なにこれ・・・舌が蕩けそう、それに、すっごくゾクゾクするの・・・!) 挿入したのが舌だからだろうか、膣内に指を入れるよりも熱い感覚が舌を包む。そしてうねるアナルが舌を締め付けて、その奥の直腸が舌を優しく受け止める。その二つの相反する感覚が同時に襲ってきて、それからあと引く快感が覆いかぶさってくるのだ。そんな中でアナルに挿入した舌を動かすと締まったアナルをこじ開ける快感と、柔らかな直腸をなぶる感覚が同時に感じられる。その二つの感覚はそれぞれ別の快感となってレイチェルを襲い、それは混ざり合わさってレイチェルを新たな世界へと誘っていく。 (あぁ・・・なにこれ、最高じゃない・・・! どうしてもっと早く、この体験をしなかったのかしら!) 女性器を弄るのとは違う、身体のもっと根本の方から湧きあがる快感は、先ほどまでの自慰とは違った楽しさがある。それを明確に言語化するのは難しいが、とにかく何もかもが根本から違うのだ。女性器を弄ぶ際の力の抜けていく感覚とは逆に、身体に力がみなぎっていくような、そんな感覚だ。いや、実際はもっと表現の仕方があるのだろうが、レイチェルにはそうとしか表現が出来ないでいた。 (私も気持ちいい、身体も気持ちいい、こんなの最高じゃない! あぁ、ずっとこの時間が続けばいいのに・・・!) 継続的に快感を得るために、レイチェルは必死で舌でアナルの奥深くを舐めまわした。流れ込んでくる快感と連動して身体もぶるぶると震え、頭を押しつぶさないように身体を支えていた足にも力が入らなくなっていくようだ。段々と身体がレイチェルの顔にのしかかってきて重さを感じる、だがそうすることで舌はさらに奥までアナルへと挿入できるのだ。奥へ奥へと進入していくたびに、舌先に感じる体温は熱くなる。その熱を吸い付くように自らの尻にしゃぶりつくレイチェルは、もはや冷静ではない。 (んふ、あぁ良いわ、もっと気持ちよく、もっと快感を・・・私があなたを気持ちよく、そしてあなたも私を気持ちよくしてちょうだい!) そんな思いが通じたのだろうか、身体も舌の動きに連動するように腰を動かし始め、舌の動きと共に舌の出し入れが加わった。これまでの奥へ奥への攻めの姿勢から、アナルのすべてを手中に収める侵略の姿勢へ更新だ。きつく締められようとしているアナルを舌が出入りする感覚もまた甘美であり、レイチェルへと流れ込む快感をまた一段、極上のものへと押し上げるのだ。 (ん、ああぁぁ、良いわ、もっと来て、もっと気持ちよくなりましょう、一緒に、私と!) こうしてレイチェルの一人で二人のアナルプレイは夜遅くまで続けられ、レイチェルはいつの間にか快楽の中に己を忘れるのだった。 ちなみにその後の後かたずけだが、レイチェルが気を失ってしまった後に身体が自分で全て片付けて、何事もなかったのようにマットを出迎えたのだった。マットはレイチェルの頭が見当たらないことに少し疑問を抱いていたが、身体が疲れて寝てしまったから寝室へと運んでおいた、と伝えると納得して彼も自らの部屋へと戻っていった。 翌日の事、レイチェルは誕生日を祝いに来た彼女の妹、リッサと共にジムへと訪れていた。ジムに通うのはリッサの日課なのだが、せっかくヨガウェアをもらったのだからとレイチェルもそれに便乗したのだ。もちろんレイチェルの頭は身体から離れたまま、リッサも他の周囲の人間もその姿に最初は驚いたものの、ボディタブレットの事を話すと全員が納得して受け入れるのだった。 リッサの紹介でヨガの教室へとやってきたレイチェル、ヨガというものは中々に体力を使い、その見た目に反して疲労度が高い。 だがレイチェルは涼しい顔でヨガをこなしていく、インストラクターの指示に従い、そのポーズを完璧に再現する。周囲の他の女性たちはポーズはぎこちなく、表情は苦痛に歪む。これは特にレイチェルにヨガの才能があるというわけでも、スポーツが得意であるということはない。ただ単にボディタブレットを使ったため、頭と身体が切り離されている。そして身体がいくら運動をしようと頭が疲れることはない。つまりボディタブレットを使うということは、自分は疲れずに身体だけを運動させることが出来るという、究極のダイエットだったのだ。 「ねぇレイチェル、それはさすがにどうなのよ?」 「何言ってるの、ヨガをしているのは確かに私の身体だし、ボディタブレットの効果が切れれば頭と身体が繋がるんだから、無意味ってわけじゃないわ」 「はぁ・・・コキ使われてる身体ちゃんも大変ね」 リッサの言葉に首の無いレイチェルの身体は短い首だけで頷くようなしぐさを見せた。身体からしても理不尽と感じてはいるようだが、それが命令ならば仕方がない、そんな風に考えているのだろうか。 こうして不思議なヨガ体験は過ぎていき、二人はリッサの家へと向かうこととなった。久しぶりに二人で酒を飲み交わしたくなったのだ。レイチェルがマットにその旨を連絡すると少しばかり心配をしていたようだが、他でもない姉妹のリッサの家に行くだけ、何の問題もないと説得して二人はリッサの家へと向かう。その道途中に酒や食べ物を買い漁り、リッサの家に着くや否や二人は酒盛りを始めるのだった。 「本当に不思議な光景、口から飲んだものが身体に取り込まれているなんて・・・頭は離れているのにね?」 「ふふふ、そうねぇ、いくら食べてもお腹いっぱいにならなくて、本当に楽しいわ!」 二人は楽しく酒を飲み、食事を進めていき、ふとレイチェルの身体の不思議な構造に気が付いた。レイチェルの頭はテーブルの上に置かれ、首の無いレイチェルの身体が料理をその口に運んでやる。そしてレイチェルの口に入った食べ物はレイチェルの口によって咀嚼され、飲み込まれる。すると切り離されているはずのレイチェルの身体の方の喉もごくんと飲み込む動作を見せている。それ以外にも酒を飲むときにはまるで赤ちゃんにミルクを与えるように身体が頭を抱え上げ、その口にグラスを付けてやる、そしてごくん口から飲み込んだ酒はもちろん身体の方へ。それほど酒には強くないレイチェルの事、少しでも酒を入れるとすぐに酔いが回ってしまうのだが、顔のみならず身体の方も少しばかり肌に赤みが掛かっているのを見ると、身体の方も酔っているらしい。 「あぁ本当に楽しい気分、こんなに気楽なのも久しぶりね」 「あぁレイチェル、随分酔ってるみたいね?」 「まさか、こんなの全然、まだまだ飲めるわよ」 「本当かしら? それじゃあ身体ちゃん、ちょっと立ってみてもらえる?」 リッサはレイチェルの身体の事をすっかり「身体ちゃん」と呼ぶようになり、レイチェルとは別の人格として見ているようだ。その当の身体ちゃんも素直に立ち上がって見せると、その姿勢はどこか落ち着かない、ふらふらとした様子だ。 「ほら、立ってるだけなのにふらふらしちゃって、もう酔ってるのよ」 「そんなことないわよ、だったら試してみようかしら・・・そうね、それじゃあ、テーブルの周りを回ってみなさい」 レイチェルの指示が身体にとんだ、するとレイチェルの身体はゆっくりと足を動かして、指示の通りにリッサとレイチェルの座る周りを歩き始めた。だがその様子も普段とは違い足元はふらついて、どこかおぼつかない様子。まるで赤ちゃんが初めて何にも捕まらずに歩いているかのようだ。 「あっはっは、よろよろしてるじゃない」 「何言ってるの、酔ってたら立って歩くなんて出来ないでしょ?」 「はいはいそうね、あんよが上手、あんよが上手」 リッサはまるで赤ちゃんをからかうかのようにレイチェルの身体を煽るが、レイチェルはそれが気に入らないようだ。ここから何か面白いことにならないか、リッサは酔った頭で考えるととあることを思いつき、テーブルにおいていたレイチェルの頭を手に取った。 「ちょ、ちょっと、何をするつもり?」 「酔ってないっていうなら、キャッチボールくらい出来るでしょう? そぉれ、受け取りなさい」 「待って、ひああぁぁ!?」 放物線を描いて放り投げられたレイチェルの頭、それはリッサが酔っているせいか見当違いな方向へと飛んでいく。それを察したレイチェルの身体はよたよたとしながらも床に落ち行くレイチェルの頭に追いついて、もう床に落ちようかというすんでのところでキャッチした。 「あ、あぁ、助かった・・・ちょっとリッサ、今のは流石に危ないでしょうか!」 「あはは、ごめんごめん、これくらいは出来るかなって・・・さ、こっちの投げ返してみましょうか?」 「良いこと私の身体、そんなことしなくったって・・・ひぃぃっ!?」 負けず嫌いなのは頭だけではなく身体もらしい、自分が酔っていないと証明するためなのか、レイチェルの頭はせっかくキャッチしたレイチェルの頭をリッサに向かって投げ返した、それもバスケットボールの鋭いパスのようなスピードで。レイチェルの感じるスピード感は先ほどリッサに投げられた時のような比ではない、もしかしたら死んでしまうかも、そんな恐怖すら頭を過るくらいだ。 「うわっとと・・・中々良いボールじゃない!」 「私はボールじゃないんだけど!?」 突然レイチェルの顔が柔らかいものに包まれて、一気にリッサの匂いが鼻に抜けていく、何とかリッサは胸でレイチェルの頭を受け止めたらしい。ボールと言われて憤慨するレイチェルだが、リッサは悪びれる様子もなく再びレイチェルの頭をレイチェルの身体に向かって投げ、それがさらにレイチェルの身体からリッサへと、キャッチボールは続けられた。 「なにこれ、意外と楽しいじゃない」 「投げられてる私の身にもなってくれる!? ちょっと、やめなさい、やめなさいってば!」 やめる様子のない二人に思わず声を荒げるレイチェル、そのタイミングが良かったのか、レイチェルの身体はレイチェルの頭を受け止める。そしてそのまま胸に抱きしめながらソファに勢いよく座ると、レイチェルの頭をリッサに盗られないように抱え込むようにしてレイチェルの頭を守る。 「なぁに、今さら怒られるのが怖いっていうの? 子供じゃないんだから、そういうのはやめなさい?」 突然気弱になったレイチェルの身体を煽るように言い放つリッサだが、それでもレイチェルの身体はレイチェルの頭を放そうとしない。そしてレイチェルも何か話しているらしいが、顔の方が身体の股に押し付けられている状態のためか、もごもごと聞こえるだけで何を言っているのかはわからない。 「ねぇ何言ってるのよ、自分の股に埋もれて何を言ってるのかわからないわ」 その様子がおかしくて笑うリッサだが、ひとしきり笑うとふと顎に手を当て、その様子を見つめている。 「・・・そうねぇ、そんな感じにすれば、自分のお股を舐めたりできるわよね?」 「んぐ、むぐ・・・っ!?」 そんなリッサの問いかけに、レイチェルは言葉を詰まらせた。それに何かを察したリッサも押し黙り、辺りを沈黙に包む。そしてレイチェルの沈黙の意味に気が付くと、リッサは大声で笑い出す。 「あっはっは! あなたが黙る時っていうのは、図星を突かれたときよ。 つまり・・・やったんでしょ? してみたんでしょ?」 からかうように言うリッサに対し、レイチェルは何やらわめいている、しかしもごもごとしか聞こえない。ようやく気が付いたのかレイチェルの身体が頭を解放して持ち上げると、レイチェルは顔を真っ赤にしながら叫ぶ。 「してないわ、そんなことしてないわよ!」 「焦ってる辺り怪しいわね・・・でも、身体は正直って言うでしょう?」 レイチェルの身体はスマホを取り出すと、画面になにやら打ち込み始めた。そしてその画面をリッサに向けると、リッサは再び笑い始める。レイチェルはそれを止めようと叫ぶが、もう身体は止まらない。 「ちょっと、待ちなさい・・・!」 「あははは、何よ、やっぱりしてたんじゃない!」 「あぁ、もう・・・!」 大笑いするリッサに煽り立てられたのか、突然レイチェルの身体は立ち上がると、ソファの上にレイチェルの頭を上向きに置いた。そして何を思ったのかレイチェルの身体は着たままだったヨガウェアの下を脱ぎ捨てると。下着のままで股を開きながらレイチェルの頭の上に座るように腰を降ろしていく。 「ちょっとちょっと、何してるのよ!?」 「なぁに、実演して見せてくれるの?」 「まって、むぐぅ・・・っ!?」 汗に蒸れたレイチェルの尻からは濃縮された匂いが広がっているが、それにも構わず身体は頭の上に腰を降ろし、その顔に股をこすり付ける。微かに汗の染みのついた下着の匂いというのもすごいものだが、それがレイチェルの気分をさらに引き立てる。リッサの前だというのにレイチェルは少しずつ劣情を煽られて、段々とその気になっていく。 「なにレイチェル、もしかして自分の尻に興奮してるの? まぁあなたのお尻は大きくて柔らかくって・・・中々魅力的だものね?」 皮肉っぽく言い放つリッサだが、その言葉に返事はない。既にレイチェルのスイッチは入ってしまって、頭と身体のプレイは始まっていたのだ。レイチェルの身体も興が乗ってきたのだろう、今度は下着すらも脱ぎ捨てて再びレイチェルの頭の上に腰を降ろし、尻の肉を広げながら完全にレイチェルの顔の上に座る。 「ちょっと、本番始めちゃってるの? いやいや、そこまでして見せろなんて私は・・・」 リッサは本番まで始めてしまったレイチェルに戸惑いつつ、その様子を近づいて覗き見る。ほとんど尻に隠れて見えないレイチェルの顔だが、一瞬だけちらりと見えたレイチェルの目は本気、既にリッサが干渉する間などないことは明白だ。 レイチェルの身体は尻の穴をレイチェルの口に押し付ける。ヒクヒクともの欲しそうに蠢くそれに、レイチェルはゆっくりと舌を差し入れてやった。入った瞬間にびくっと震えたレイチェルの身体はそのままレイチェル自身の舌を受け入れて、その快感に打ち震えている。そんな様子を見せられているリッサも興味津々で、快感に震える身体と恍惚の表情を浮かべる頭とを交互に見て、自分が興奮していっているのを感じていた。 それからしばらく、レイチェルの身体は絶頂したように身体を跳ねあげて、その股からは愛液がジワリと湧きあがる。しばらくビクビクと震えた後にレイチェルの身体が立ち上がると、まるでデュラハンのようにレイチェルの頭を小脇に抱え、リッサに向き直る。 「あ、えぇと、からかって悪かった・・・って、あなた、臭くない? もう少し体臭には気を使った方が良いわよ?」 「何を、これは身体が勝手に始めたことで・・・!」 明らかに匂うレイチェルの顔、しかしリッサが言いたいのはそんなことではない、興奮してしまっている自らを落ち着けるための冗談。だがそんなことでリッサの気持ちが収まるはずもなく、リッサの欲求も溜まっていく。 「ねぇレイチェル、お願いがあるんだけど」 「何よ、急に改まって」 「あなたの持ってるボディタブレット、少しだけ分けてくれないかしら」