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まおーのダンジョンに挑むRPGプロット・第二階層

◇あらすじ◇

人間の文明が滅んだ後、まず地上を支配したのはドラゴン族。

神様たちは見た目が気に食わないという理由で、

ドラゴン族を滅ぼすための特注の神様を製造して地上に投下したよ。

その結果世界の殆どがカチコチになっちゃって、

神様は調整ミスやっべーとおもってその特注神様を廃棄処分したよ。

ところでこの島が氷河に囲まれていて船が難破しやすいのは

その特注神様がこの島の地下に居るんじゃないかって噂。


あ、神様たちは魔王に皆殺しにされて、世界に散り散りになったよ。

でも、特注神様をつくった天使ヘルメスは生きていて

まったく新しい神様をつくって、復権を目論んでいるんだって。


そういう世界情勢にまったく興味がないコノハたち四人と愉快なお友達は

今日もまおーが作ったダンジョンに挑むのであった。


◇第二階層 機械仕掛けの天使たち◇



コノハ「またフロアボス募集中の看板」

シネンシス「これひどいんだぞ。一度ボスに任命されると誰かに倒されるまで移動できなくなるし」

ナナミ「さすが魔王を名乗るだけあって悪辣ですな」

マーシェ「中ボスは自由に動けるあるよね、倒すの任意だから」

アラヤ「それでいいのか魔王」

コノハ「そもそも……中ボスやフロアボスを設置する意味とは一体……

 フロアボスは門番として成立するとしても、中ボスはただのボーナスゲームでは」

マーシェ「やるかーっ!? やんのかーっ!?」

シネンシス「50%オフの次は100%オフしか無いと思うけど、大丈夫かー?」

ナナミ(なぜ50%刻みなのだろう)

アラヤ(なんでこいつおにぎり食ってんだろう)


マイ「……ん? 挑戦者だ」

コノハ「しまった、中ボスイベントを回収する前にフロアボスにたどり着いてしまった。

 なんだか損した気分」

ナナミ「どうする? 一旦もどってイベント回収する?」

■システムメッセージ■

 中ボスを撃破していない状態でフロアボスに挑むと

 難易度が上がります。

 それでも挑戦しますか?

   はい

  →いいえ

マイ「……ばいばい」

アラヤ「見逃してくれるのか」

コノハ「でも中ボス、本当にこの階層にいるのかな。

 宝箱目当てでマッピングしたけどどこにも居なかったはず」

シネンシス「私の幼女レーダーにはこの子しか反応してないよ!」

ナナミ「困りましたなあ。もしやダンジョンの外に居るのやもしれませぬ」

マイ「……マイも困ってるんだよね。多分迷子になってるんだと思う」

マーシェ「中ボスが迷子になってダンジョンの外にいったらだめあるよ!

 なんて中ボスの責任がうっすい中ボスあるかー!」

コノハ(中ボス応募したまま忘れてた子がなにか言ってる! かわいい!)

マイ「えっとね、いま似顔絵描くから……はい。これ参考にしてね」

アラヤ「マスターに頼んで情報集めでもしてみる?」

コノハ「そうしてみよう」


◇酒場◇

マスター「そー、今このビビットカラーの女を探してるのよ―」

シェフ「一度見たら絶対忘れませんよね、こんなビビットカラーの人」

スミス「うーん、指名手配の絵とはイメチェンしてるつもりのビビットカラーが客に来たよ」

マスター「イメチェンなのに髪の毛はそのままなんだ……」

シェフ「その人何を注文したんですか? あとどこに居るとかわかります?」

スミス「シスター服と練習用の剣を卸したよ。今は……そうだ、剣の道場がないかって聞かれたから

 村の稽古場を教えたんだっけ。もしかしたらそこに居るかも?」

マスター「なるほどねー」


◇稽古場◇


スローネ「うふふ、これでようやく聖剣の守護者らしい風格が身についたわね!

 これでマイちゃんを助けに行けるわ~」

マーシェ「見つけた! ビビットカラーのやつ!」

コノハ「ほんとだ、ビビットカラーだ」

ナナミ「本当だ」

シネンシス「危険色の女だ!」

アラヤ「こら、あんまり言ってやるな」

スローネ「ビビットカラー? 嘘おっしゃい、

 普通の一般人に見えるように髪の毛は折りたたんで収納したはず。きっと人違いね!」

アラヤ「お前しか居ねえよ鏡見ろ鏡!」

スローネ「そんな馬鹿なことあるわけがそんなバカなぁ―!?」

マーシェ「馬鹿あるね」

コノハ「ほんとだ、馬鹿だ」

ナナミ「本当だ」

シネンシス「馬鹿の女だ!」

アラヤ「もうやめない? で、あんたダンジョンの中ボスなんだよね、

 おとなしく倒されてほしい」

スローネ「みんなして馬鹿とかビビットカラーとか……! 私、聖剣の守護者ですわよ!

 ほら、ふんふんっ! みてこの剣捌き!」

コノハ「聖剣って何?」

マーシェ「聖剣っていうのはねー、強大な天使が持ってる剣でぇー、

 聖剣を持ってるってことは、その天使の名代ですってことらしいある」

スローネ「ふふんっ! 私はあの神造の祖、天使ヘルメス様の聖剣の守護者なのですわ!」

マーシェ「まあ、私の知り合いの天使さんは聖剣を借りパクされて数千年らしいあるけど」

アラヤ「聖剣の借りパク……」

ナナミ「もしやその聖剣借りパク天使とはあの天使長ミュール殿では?

 大陸では結構有名ですぞ、天使長ミュールによって聖剣の英雄が生まれ、人類は魔王に対抗できていると」

マーシェ「そうあるよ!」

コノハ「なるほど、魔王を倒すには聖剣が必要なのか。

 じゃあ彼女の聖剣を奪っておくと後々便利そうだ」

スローネ「あげませんわよ、私はマイちゃん様を助ける使命がありますのよ!

 それに、聖剣で切られた魂は絶対に復活できませんの。

 来なさい、全力でゲームオーバーにしてさしあげますわー!」


 中ボス スローネ

 聖剣の斬撃は再生不可&蘇生不可! のはずが……?


スローネ「な、なぜですの……きゃうんっ!」

コノハ「これが聖剣か……ちょっと拍子抜けだな。

 使い手が雑魚だとこの程度なのか……」

アラヤ「まあ中ボス撃破報酬としては破格なんじゃないか?」

ナナミ「うむ、これでこの島に住む悪しき魔王も倒せるというもの!」

マーシェ「あ、この島の魔王は本物じゃなくてなんちゃって魔王なんだけど」

ナナミ「えっ?」

アラヤ「そうそう。自称魔王ってだけで、大陸の魔王とは別物なんだよね」

コノハ「……」

コノハ「要らないなこれ」ボキッ

スローネ「ああああああっ!!!!!」

アラヤ「何やってんだ!」

ナナミ「まあ仕方なしですなー」

マーシェ「あー! もったいなーい! 使わないなら私が高額で売りさばくのにー!」

スローネ「あ、ああああ、わた、わたしの聖剣を、折るなんて、膝で、折る……

 なんてこと! あなた達は聖剣が天使にとってどれだけ大事なものか知らないのね!?

 いいこと、聖剣は天使の魂を実体化させたもので、それを折ったら天使は死……

 ……うん? おかしいな……」

コノハ「手に持って分かったが、これはただの剣だった。

 聖剣でもなんでもない。良い剣だとは思うけれど」

スローネ「……あーあーあー! そういえば、訓練用の剣を鍛冶屋さんに作って貰っていたのでしたわ!

 私ったらうっかりさん! さあ、あなた達、次こそ聖剣でめためたにしてやりますわー!

 ……えっと、聖剣はたしかこのあたりに……」

アラヤ「仕切り直しするにもボロボロじゃないか、やめておいたほうが良いんじゃなむご」

ナナミ「鴨が葱を背負っているんだ、邪魔をしてはいけない!」

スローネ「このー……へんにー……あーれー?」

コノハ「はよ。聖剣の追加ドロップはよ」

スローネ「……わ、わたくしの聖剣が無くなってるぅ――――っ!?」


 スローネが友達になった! 

(5人目の仲間として任意で連れ歩けます。連れていなくても会話に参加することがあります) 

 クエスト 聖剣を探してくださいまし!(1/10)が追加されました

 (見ての通り、大長編クエストな上に現時点で最後までクリアできません。気長に。)

スミス「お、ビビットカラーの女どうした」

スローネ「すみません……わたくしの、聖剣のかわりの剣をおねがいしますわ……」

コノハ「本物聖剣があるなら偽物は要らないかなと折ってしまった。

 今となっては軽率な行動だったと反省している。すまない」

スローネ「いいのですわ……よりにもよって、自分の聖剣を無くすとか……あはは……」

スミス「何があったんだ」

マーシェ「かくかく、ということある」

スミス「あーうん、練習用だから怪我しないようにちゃっちい作りにしてたから気にするな。

 今回に限らず、武器に不満が出てきたら持ってきてくれ。金の許す限り作ってやるぞ」


 鍛冶屋が開放されました。

 武器の強化、生成、合成、エンチャントなどができます。


◇第二階層、マイちゃん前◇

マイ「おかえり。あ、……スローネもいる」

スローネ「マイちゃぁぁあぁあぁぁぁんん!! 今助けてあげますわ! この剣でね!」

ナナミ「ヤンデレかな?」

マイ「え、やだ……! 聖剣で刺されたらマイ、死んじゃう……いや……!」

スローネ「マイちゃんを解放するにはこうするしかないの! わかって!」

マイ「解放って現世からの解放じゃん……! まだ死にたくないよ!」

スローネ「私、このときのために必死に剣の稽古をつけてきたのですわ……

 さあ、いま楽にしてさしあげますわーっ!」

マイ「いーやーっ!」

コノハ(聖剣が偽物だってこと、いえばいいのに)

アラヤ(偽物だということすら忘れているんじゃないか?)

マーシェ(面白そうだしもうちょっとこのままにしたいあるね)

シネンシス「幼女! 幼女! 幼女の相手はシネンシス様にまかせろーっ!」



 第二階層ボス デストラクター・マイ(幼女属性)

 勝利すると第三階層解放! 




マイ「ぐすんぐすん……」

コノハ「可哀想に……よしよし。もう怖くない痛くない」

アラヤ「頑張った頑張った」

マーシェ「えらいえらい」

マイ「いや優しくしてもあんたらも同類だから……仲間になんて絶対ならないから……」


 マイが友達になった! (5人目の以下略)


ナナミ「口では嫌と言ってもシステムメッセージは正直だな」

マイ「全部まおーの作ったシステムが悪いんだよなぁ」


◇次回、第三階層 もぐもぐパニック◇

つづくんですか?



◇おまけ◇

もし中ボスをスルーしてマイちゃんに挑んだ場合

マイちゃん(全力モード)を撃破した後

スローネ「よくもマイちゃんをやってくれたなゆるせないうおおおお!」

みたいなことになり

スローネ「なぜだああ、なぜ人間ごときにぃいいあっ、これ聖剣じゃないんだけどー!? わたくしの聖剣どこー!?」

マイ「マイ生きてるよ、この戦いは終わり! 良いね!」

となってマイちゃんの好感度が上がった状態で加入します。(スローネはどこにいってもスローネです)


スローネの正体はもうみんな知ってるね。次回に続く!

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Comments

もう全部好きなのですが、特に個人的にボスの待遇を愚痴るシネンシスちゃんやちょうちょを見つけるシネンシスちゃんや念願のYOUJOを前に涎ダラダラなシネンシスちゃんに癒されました。(こなみかん)

Ato


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