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「拙僧、神のゲームに参加する」の巻

☆前回のあらすじ☆(前回なんて無いよ)

紫鸞「セトを手軽に改心させて信者にする方法を調べているが、

 このマインドクラッシュ?っていうのはちょっと拙僧には難しすぎるぞい。

 マインドコントロールならやったことあるのだが…」

ひかり子「やったという自覚があるのか……」

☆あらすじおわり☆


セト「よく来たな紫鸞、さあ神のゲームを始めよう!」

紫鸞「向こうから来た。なんだっていいマインドクラッシュを試すチャンスぞい!」

セト「ルールは3回勝負で先に2回勝ったほうが勝ち。勝負の内容はお互いが持ち寄ったゲームで勝敗を決める。勝ったほうは負けた方の言うことを聞く!単純明快だろう?」

紫鸞「拙僧の選りすぐりのクソゲーコレクションならばお前に遅れを取ることなど無いぞい!」

セト「俺が勝ったらお前(の宗教と信者)は俺の物だ!」

紫鸞「拙僧が勝ったら新しい術の試し台にしてやるぞい!」

「「デュエル!!」」


セト「というわけで一回戦は俺が総出で探し出した古より伝わってるかもしれない神々のゲーム、旗源平で勝負を決めよう」

紫鸞「いきなりピンナップがニッチすぎる。ここはドンキで買ってきたクソゲーを出すぞべきぞい!」

セト「知らんなあ・・・!俺はこの青と白でなんだか初めて出会った気がしないカラーリングの旗を使うぞ!」

紫鸞「くそっ源氏を取られた・・・!」

セト「行くぞ俺のターン!運命のダイスロール!フハハハハ!ダイスの眼が2と2なので俺はもう一度ダイスを振ることができる!」

紫鸞「おい、説明書に書いてある唱え方をちゃんと読むぞい。逃げるな。おい」

セト「嫌だね・・・!バステトならまだしもこの俺がにゃあにゃあなんてふざけた言葉を猫耳猫の手をつけてあざとく言うなんて真似ができるか!!!」

紫鸞「御しやすすぎて逆に不安になってくるー!」

セト「え~い運命のダイスロール!よし次はダイスの眼が1と1で・・・・・・」

紫鸞「さいの目の役名を言うぞい。それがゾロ目を連続で出せば勝てると思っているお前の義務ぞい」

セト「ち ん ち ん か も か も

紫鸞「いつまでお前の精神が持つか楽しみぞい。」

(省略)

ひかり子(ナレーター)「その後、セトくんちゃんさんは連続でゾロ目を引き続け一度も上人さまにターンを譲ること無く勝利しましたが、社会的には負けと言っても過言ではないでしょう」



紫鸞「次は拙僧が偏見で選んだこのクソゲーで決着をつけようぞ。いでよ聖◯伝説4!」

乱々(外野)「な、何ィー!?」

セト「知っているのか乱々!」

乱々(外野)「あれは聖◯伝説シリーズファン待望の新作ナンバリングタイトル!サウンドトラックだけ発売されてゲーム本編がいつまで経ってもリリースされないと思っていたけれど、まさか幻想入りしていたとは・・・!!!」

紫鸞「実際はあまりの出来の酷さにファンの間で無かったことになった結果拙僧の手元に流れ着いたんじゃが、まあ良い。

 これをプレイして先にギブアップしたほうが負けぞい!」

セト「なるほど、よくわからんが難易度の高いゲームなんだな!?」

紫鸞「一生分の苦行が詰まっているぐらいには難易度が高いぞい。拙僧は先日テストプレイしたが・・・これはきついぞい」

セト「ふふん、弾幕遊戯ならばいざしらずアクションゲームならば俺が遅れを取ることなど万に一つ、いや億に一つも無い!

 もし俺が先にギブアップしたら飛梅の樹の下に埋めてもらって構わないぞ!」

(省略)

セト「ギブギブギブギブギブもうむりちょっと厠にいって吐いてくる

紫鸞「重症ぞい・・・このゲームは難易度は置いておくとしても

 3D酔いがとんでもなくひどいぞい。テストプレイしていなければ拙僧も即得往生だったぞい・・・」



セト「気を取り直して」

紫鸞「大丈夫?オレンジジュース飲む?」

セト「絶妙に悪心を後押しするセレクトやめてほしい。

 神のゲームも最後になるが、最後は俺が直々に見繕ったお前好みっぽそうだなと思ったゲームで相手をしてやる。枯☆山☆水を攻撃表示で召喚!」

紫鸞「で、出たーーーー!老人には演歌と和食さえ出しておけばいいと思ってる近頃の若者奴ーーーー!

 拙僧はもっとナウでヤングでチョベリグなデスメタルエスニック料理レレレが好きぞい!!!」

セト「この坊主俗にまみれすぎだ・・・!」

紫鸞「で?枯山水を持ってきたは良いがお主に果たして侘び寂びの心得などあるのか?」

セト「説明書を読んだが全くわからん!ただ石を積み上げるというなら俺の得意分野だ!」

紫鸞「興味のないゲームに対して理解が杜撰すぎるぞい・・・」

セト「よってルールは俺様スペシャルルール、積み上げるのは石ではない・・・金だ!

紫鸞「そのままゲームの中でも禁呪塔を作ろうって寸法が見え見えぞい」

セト「さらに作庭家も俺の知らんやつばかりなので俺の知ってるやつを足した

紫鸞「えーとなになに、ラムセス二世にクヌム・クフ・・・このへんはまあエジプトフレーバーを足すなら当然か。寺院フィールドの代わりにピラミッドフィールドも追加していてギザの大ピラミッド、ヌビア、チチェン・イツァ・・・いや最後のはエジプトじゃなくてメキシコぞい!?」

セト「やっぱピラミッドって似たり寄ったりだから代わり映えしなくってな」

紫鸞「こ、コイツどうしようもなさすぎる・・・!」

セト「ルールはシンプルに石を奪い合って石を高く積み上げたほうが勝ちだ。行くぞ徳雀坊、石の貯蓄は十分か―――!!!」

紫鸞「やはり悪人こそ拙僧が親しく救済の手を差し伸べるに値する。然らば拙僧は修羅道にも落ちようぞ―――!!」

(省略)

珠烏(ナレーター)「上人様とセトくんの闘いは三日三晩に渡って続きました。というのも、片方が積み上げた石の塔をもう片方が机ごと揺らして倒壊させることをお互いに繰り返していたからです。

 一説によれば、このどうしようもなく不毛な闘いを通りすがりの地獄の獄卒が見かけた際に『苦行に使える』と発想を得た結果、最初の神のゲームのダイスにあやかり『賽の河原』という名前の児童遊戯施設が誕生したとか。(出典:民明書房

 今はふたりとも疲れて眠っていますが、起きたらまた新たな神のゲームを始めるのでしょうか。真相は神のみぞ知る・・・神の味噌汁・・・?あっ今日の晩ごはんのお味噌汁は鶏肉いれよーっと!」


☆つづかない☆

「拙僧、神のゲームに参加する」の巻

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