弾幕の禁じ手~うんたらかんたら怪文書
Added 2019-03-06 14:19:20 +0000 UTC弾アマ形式でセトくんが逃げ続けて居るところ最後の壁として立ちはだかる主人公力高い珠烏ちゃんってエモじゃんっていう発想から書き連ねた結果上人様が黒幕の怪文書です。
◇前回のあらすじ◇
ネベト「今からセトを連れて帰ります!(エジプト通信機)」
セト「ぐぬぬー!」
ホルス『もしもしネベトちゃん?よかったらセトおじさんが入ってた瀬戸大将?ごと持ってきて欲しいんだ』
ネベト「えっどうしてです?」
ホルス『みんなで決めたんだけど、今回のセトおじさんの罰ゲームは猫耳メイド服を着せてミイラ化させるってことになってせっかくだし美女のほうが見映えがいいかと思っt』
ネベト「(電源ブチッ)」
セト「いくらなんでも甥の性癖が歪みすぎていて俺でもちょっと引く」
◇◇◇
STAGE1 人里にて
セト「俺の野望はあんなことでむざむざと潰されるわけにはいかんのだ……!」
ネベト「まああんなことを支持するよりは私はセトについていきますが…」
セト「俺は絶対にこの幻想郷の中で逃げ回ってみせる……!」
紫鸞「聞こえますか…聞こえますか…」
セト「何!頭の中に直接声が!」
紫鸞「今お前に直接語りかけておるぞい」
ネベト(使えないんですね、念話)
紫鸞「人里でありがたーい拙僧の説法をしているというのに、
耳を傾けぬ不届きものがいるかと思えば!
指名手配中の凶悪犯セトとは拙僧も仏に恵まれているぞい」
セト「何!俺は何もしていないだろう!まだ!」
紫鸞「そういう危険思想がダメぞい。悪事をするなら拙僧のように社交性をもっと高めるぞい」
セト「ふん……俺の野望に俺以外の力など不要だ!弾幕も馴れ合いも全て俺の手で握りつぶす!」
紫鸞「やはり悪人こそ拙僧が救うにふさわしい! おとなしくお縄につき拙僧の名誉の足しになって往生せよ!」
◇セトの反則能力は弾幕破壊!敵機破壊!圧倒的パワーでルールを破壊しろ!◇
紫鸞「いやーん人里じゃ本気が出せんぞーい」
セト「こんな所にいてはすぐ包囲されるな…」
ネベト「一般人は蜘蛛の子を散らすように居なくなりましたけど」
紫鸞(ここから東に行ったところはとりわけ警備が薄いぞい。絶対に行かせてはならんぞい……)
セト「東に行くか!」
紫鸞「な、何故バレた!」
◇◇◇
STAGE2 明らかにここだけ薄い包囲網
セト「追手の攻撃が激しいな。弾幕遊戯というのは回避不可御法度ではないのか?」
ネベト「それだけセトの逃亡は危険視されてるってことでしょう。向こうの立場なら私もそうします」
セト「まあ全部握り潰せば問題ないがな」
ちい「それはどおかなー!?」
ネベト「あなたは確か紫鸞上人の…」
ちい「でーっちっち!(笑い声)ちいが無限にちいっちゃくなれば指の隙間から逃げ出すことだってできるでちっ!」
セト「お前が逃げてどうするんだ、小さいままで俺に攻撃が通るとでも?」
ちい「でちちちち、お前は爪の間を爪楊枝で責められる痛みなど知らないでちよな!」 ネベト「ただの拷問じゃないですか」
セト「まさかこんなにも早く俺のゴッドハンドクラッシャーに対応するとは……やはりあの坊主は只者ではないな」
ちい「ちいはお前を倒して最強のちくもがみになり!上人様すら超える!ちいの栄光のロードを築く屍となるでちぃー!」
ネベト「!!!何人であれ死者を愚弄する者は私が許しません!成敗!」
◇ネベトの反則能力は強制即死!装甲貫通!圧倒的葬祭パワーで安息を与えろ!◇
ちい「2対1、そういうのもあるでちか…がくぅ!」
セト「お前、見てるだけって言ってたじゃないか」
ネベト「死者を愚弄する者、死後の安息を犯すものは誰であれ私の敵です。だから今あなたに力を貸しているのですよ」
セト「難儀なやつだ…」
ちい「このままでは最終防衛ラインが突破されるでち…
この先には簡易司令塔が設置されていて非戦闘員による情報共有が行われていて絶対に通しちゃいけないでち…!」
ネベト「聞きました?早く司令塔を潰して統率を乱しましょう」
セト「そ、そこまでするかー?」
ネベト「あなたの安息がかかっているんですよ?もっと真面目にしてください」
◇◇◇
STAGE3 頭悪そうな秘密寺(レジスタンス・テンプル)
ネベト「ここがあの女のハウスですね!」
セト「!?」
ネベト「失礼取り乱しました。ここは妖土真宗のお寺でしょうか」
セト「あの異変でちゃっかり認知度を広めて寺を作るまでに至ったか。やはりあの坊主は只者ではない」
ひかり子「……そうではない……」
ネベト「否定していいんだ……」
ひかり子「ここは仮初の司令塔(オルタナティブ・コマンドポスト)…
潰されたところで上人様は痛くも痒くもない…」
セト「な、なんだと!露骨に次の目的地が示唆されていると思ったら誘い込むための罠だったのか!」
ネベト「えーそうですかねえ…」
ひかり子「うふふ…(ハッタリが上手くいった!)
今日は滑舌の調子もいい…この私の真の力(カルマ)を解放(涅槃寂静)する時が来た!はああ!!」
セト「何!あのポーズは!」
ネベト「知っているんですかセト!?」
セト「すごくかっこいい!」
ひかり子「我こそは正義のダークヒーロー魔法少女アズール☆ピュリファイア!」
◇ホワイトアウト演出◇
魔法少女アズール略「ここに推参!」
セト「えっ」
ネベト「えっ」
アズー略「ええっ!?」 (顔が紅潮するアズ何某)
セト「…不思議なこともあるものだな…」
ネベト「見なかったことにして次行きますか」
アズー略「……こ、この姿を見て生きて還った者はいないぃ……しねええええい!」
◇紫鸞からぶんどったありがたい経典の角で殴ると相手は死ぬ◇
ひかり子「…負けた…うう…」
ネベト「この頭が悪そうな機械群を壊せば司令系統を乱せそうですね」
ひかり子「やめて…やめてください…なんでもします…」
セト「弱いものいじめしてるみたいで気分が悪くなってきた」
ひかり子「えっ…墓荒らし死体あさりの余罪がある人に優しくされた…」
セト「は?そんなこと(まだ)やってない、濡れ衣だ!」
ひかり子「ヒイッご寛恕を!!!これより奴婢として額づきます!!!!」
ネベト「セト、最低です。と言いたいところですが、そんなことをしようものなら私が成敗しています。
ちょっときな臭くなってきましたね」
セト「俺は完全無罪の可能性が…」
ネベト「それは無いです」
◇◇◇
STAGE4 荒らされた墓場らへん
ネベト「しかし、セトの格好は目立ちすぎます。
先程の方のように平時ぐらいは地味な格好をしてみては?」
セト「えーこの格好動くにくいけど俺らしさがあって気に入っているのだが…
しかしそれもそうだ。ちょっと待っていてくれ着替えてくる」
ネベト「物分りが早くて助かります」
◇お着替え中な◇
ぐるぐる瓶底眼鏡の文学少女風セト「よし、これでどこからどう見ても一般人だな!」
ネベト「逆に浮いてます…」
乱々「なんだその哀れな変装は…ヒッヒッヒ」
セト「何!お前は!」
乱々「身を隠すならとことん一面ボス並の無害妖怪アピールをするべきではないかね?そう私のように」
乱々「誰もが私のことを凶悪な妖怪だったとは思わないだろう?」
ネベト「まあ所詮1ボスですからね…」
セト「いくらペンキの臭いで上塗りしようと、お前の死臭は消せないがな」
乱々「ほほーう?」
ネベト「えっ!どういうことですか!ペンキ臭くて何もわかりません!」
セト「墓荒らしはコイツだ(当てずっぽう)」
乱々「ヒヒッ、全部お前の仕業としてなすりつけてやろうと思っていたのに…」
ネベト「えぇっこんな人畜無害そうな一般妖怪がですか?」
セト「まあ所詮妖怪というわけけだ。理由はそうだな…まあ俺には関係ないが」
乱々「そこまで察してまだこの幻想郷に拘る、お前に屈する私ではない!」
ネベト「何者であれ、死者を愚弄する物を許してはおけません…!
勝った暁には事情を聞かせてもらいますからね!」
セト「俺の邪魔をする者は例外なく握りつぶす!」
乱々「さあさ寄っておいで見ておいで、勝てば官軍負けても敵の悪逆さに勝るものなし!すべてすべて掌の中故にな!」
◇ちいから奪った刺さると痛い爪楊枝は在庫が無限に有るので有効活用しよう◇
乱々「釈迦の掌の上で踊るのは猿の方だったな…」
ネベト「どうして墓荒らしなんか…」
乱々「今、幻想郷において我ら妖土真宗の立場は非常に危うい。そこのセトが逃亡しているのでな」
セト「まあ、それはすまないと思っている(思ってない)」
乱々「私はお前がどうなろうが、どうでも良い」
セト「だがあの鳥公は違う。まあどうでも良いが(思ってない)」
乱々「このクソヤロウめ、あの子はお前を助けようと何度も上人様の目を盗んで探しに行こうとした。
だがそれはあの子の立場を危ういものにする」
ネベト「まあ異変の実行犯でしたからね…誰かさんに唆されていたとはいえ」
乱々「あの子から佐渡の空を奪うだけではなく、妖土真宗という居場所まで奪いたくはなかったのだ…」
セト「それで俺を指名手配犯にして討伐されれば重畳、そうでなくとも俺が絶対悪になれば良いということか」
ネベト「どうします?この人を出るとこに突き出してもいいと思いますが」
セト「くだらん。が、まあ鳥公に用はないからこちらから会う必要もないだろう。この猿も放って置くか…」
ネベト「肝心なところで詰めが甘いからいつも失敗するんですよね―この人」
乱々「お前が絶対悪ならばあの子が懐くこともあの人が手を差し伸べることも無かっただろうね…ヒッヒッヒ」
◇◇◇
STAGE5 初めて出会った場所
セト「…おい、なぜ時が止まっている?」
ネベト「うちのエジプト聖遺物のトトの書は確か焼き払われた筈です…!もう禁呪を使う方法は無いはずなのに!」
珠烏「みーつけた!」
ネベト「そんな事ができるのは…えっ登場早い!でもどうして!」
珠烏「あれからずっと錬金術の勉強をしていたからね!」
セト「そんな理由で納得すると思うか?あれは俺のエジプトアイテムその他諸々の魔力だと散々説明したはずだが…」
ネベト「セトが奪ってきたアイテムも、幻想郷の賢者に回収されたはずです!」
珠烏「えへへ、ひかり子ちゃんがね、時代は電子書籍だ~って言ってトトの書のデータを作っといてくれたの!
魔力は上人様のバルス?の理論を応用して集めてたんだ~
セトくんを指名手配して集まってきたのは情報だけじゃなくて魔力もあるんだよ!」
ネベト「それを全部、隠れて一人で…?」
珠烏「ううん?上人様と相談して二人で決めたんだ!あ、でも今時間を止めたのは私の意志だからね!
後は、幻想郷の賢者の蔵にお忍びでアイテム回収してきたからもう万全の状態ってわけ!」
セト「…まずいぞ、俺はトトのアイテムは扱えないが、トトは俺と同程度以上の神力を持つ。
むしろ四肢のみの俺では不利だ…そうか、あの坊主はここまで読んでいたな」
ネベト「精神的にもパワー的にもセトは不利ですね…!」
セト「は?鳥公なんかに遅れは取らないが?」
珠烏「幻想郷の異変についてもいっぱい調べたんだ。
どんな悪いことをしても、みんな最後には笑い合って、仲良くなってた。
どんな悪人でも赦してくれる人だっている。 その人は魔王すら赦そうとしてる。
だから、私が全力で戦うことでセトくんがごめんなさいを言える大人になれるなら、私は容赦しないよ!」
◇ひかり子から奪ったフラッシュバルブは相手の行動を止められるぞ!◇
珠烏「負けたぁ~!これじゃあセトくんにもらったエジプトアイテムも奪われちゃうよ~!」
ネベト「…この子、最初から負けるつもりだったんじゃありませんか?」
セト「…この鳥公、まさかここまで馬鹿がすぎるとは思っていなかった」
珠烏「うえーん!(ちらっちらっ)」
セト「めっちゃ指のすき間からガン見してるな…」
ネベト「わかっていると思いますが、奪い取ってはダメですよ?」
珠烏「え、えぇー!セトくんから借りてた物だから返さなくちゃって、だから私…」
セト「知らん、それはお前にやった。
俺に奪われたということにしてお前が隠し持ってろ」
ネベト「そこは奪わずに突き返して悪評を払拭するチャンスですよ!?」
セト「他人が俺をどう思おうが知ったことか」
ネベト「あなた後世の創作で悪神にされたから復讐したいんじゃなかったんですか…
まあセトが珍しく理性的な判断をしているので、やめておきます」
◇◇◇
STAGE6 1面ボスはいつだって黒幕
ネベト「今後はどうするんですか?
隠し持つにしたってあのアイテム群が奪われたということになったらますますセトとあの子の立場が…」
セト「俺はともかく、鳥公の立場が悪くなるのは保護者の責任だ。そうだろう?」
紫鸞「ぞーいぞいぞい(笑い声)」
ネベト「何ですかその笑い声(ドン引き)」
紫鸞「セトよ、まさかお前があのエジプトアイテム欲張りセット詰め合わせを奪わないとは思わなんだぞい」
セト「見え透いた罠にかかるほど間抜けではないぞ、俺は」
ネベト「えー本当ですかー? ところで最初に倒された僧侶が今更何を?」
紫鸞「あれは不幸な事故だったぞい、しかし時間稼ぎのおかげでこれこの通り、完全復活ぞい」
セト「俺の世界では復活は一度きりだ、よって俺がいま勝てばお前は二度と復活できないだろう」
紫鸞「こわーい!まあ、そう結論を焦るでないぞい。
拙僧は今お前とお話をする気分故に、あまり興を削ぐのは止めるぞい」
ネベト「罪づくりな人ですね、この人も口説いたんです?」
セト「冤罪だ」
紫鸞「拙僧の本願は衆生の救済、それはお前も例外ではないぞい」
セト「俺は念仏を唱えたことなどないがな」
紫鸞「しかし異国の神格を御するほどの法力は拙僧にはまだない。そこで、力ではなく精神の連鎖を作ることにした」
ネベト「それがあの子ですか…」
紫鸞「珠烏の言葉ならセトに届くこともあっただろう、トトの力ならばセトを負かすことも出来たであろう、
まあどちらもうまく行かなんだぞい。真にお前は救いがたき極悪人ぞ」
セト「褒められても嬉しくないな」
紫鸞「事実を述べたまでぞい」
ネベト「よくわかりませんが、いい人なんでしょうか」
紫鸞「拙僧はお前を受け入れる覚悟があるぞい。逃亡も限り在るこの地では限度があろうぞ。
故に妖土真宗はお前を受け入れ、同時に庇護する。悪人こそ阿弥陀仏の救いが必要ぞい」
ネベト「確かに…良い提案ですよね?」
セト「それはどうかな。
あのトトの聖獣もどきに墓荒らしをさせたのは間違いなくこいつだ。その理由をこの坊主は述べていない」
ネベト「…!」
紫鸞「ああ、アレはまあ、いわゆる奥の手というやつぞい。
交渉が決裂した時の保険…と言っても今ここで見せたほうが早いか。
ほれ蘇るが良いぞい、拙僧のしもべ共よ!」
ネベト「えっ…瀬戸物妖怪!?」
セト「何?今借りているやつ以外にも居たのか…」
瀬戸(聞こえますかセト…いいかげん帰ってくれウルトラセト…)
セト「もう一人の俺がうるさい」
紫鸞「探すのに苦労したぞい。やっぱり瀬戸物ってば割れやすくて死にやすいし、死骸を探すのにも骨が折れたぞい。
だから…まあ、そのへんの死体とか混ぜて拡張性を高めておいたので、お前もすぐに気にいるぞい!」
ネベト「な…!よりによって死体を補強に使うなんて…!」
紫鸞「邪仙より得た死体操術、冥界より得た反魂術…拙僧の社交性によって得た術を試してみただけぞい。
とどのつまり、セトを御せずに勢い余って壊してしまってもちゃーんと拙僧の操り人形にできるぞい!」
ネベト「仮にも僧侶ともあろう人が…失望しました…!絶対に許しません!」
セト「俺だけなら懐柔できたかもしれないが、今はこいつが居ることを失念していたようだな?死にぞこないの鳥め」
紫鸞「笑止、たかが冥界の蝶一匹が何を出来る。拙僧は阿弥陀仏すら見放した不浄の鳥、決して浄土に招かれざる鸞ぞ。
さて、説法はこれにて終いにしよう。次は大人しく拙僧の本願を受け入れよ!」
◇この怪文書は二次創作の二次創作なので実質四次元創作ぐらいの突飛さがあるぞ◇
紫鸞「やっぱだめだったぞーい!」
ネベト「成敗です!粛清です!神の裁きです!死者を愚弄するなんて許せません!どいてセトそいつ裁けない!」
セト「落ち着け、お前は俺の監督責任を果たせ」
紫鸞「うう、哀れ無力な小鳥は暴君に握りつぶされてしまうのでした、よよよ!」
セト「誰がするか」
ネベト「ちゃんと説明してください!」
セト「妖土真宗は俺と対立姿勢を取ることで幻想郷における体裁を保った。
鳥公は俺と対決し、結果が仲違いに終わったということを示して体裁を保った。
最初から俺はこいつの掌の上だったというわけだ」
ネベト「でも!だからって!死体を!許せない!」
セト「どうどう。まあこの坊主は本気で俺を信者にしようと考えていたのかもしれないが、
それと同時に俺が逃亡を続けるならばその手向けとしてエジプトアイテムを渡そうとも考えていたんだろう。断ったが」
ネベト「むぐぐぐ!」
セト「どう転んでも胴元が得をするように出来ている、今回はこいつが得をするように出来ている。
なので、俺はこいつを放置する。
俺は俺のロードを歩むので、こいつの手助けもレールも不要だ!」
ネベト「ふ、不服です…!でもセトが珍しく理性的なので控えます…!」
紫鸞「よよよ…えっ拙僧放置プレイなの?いやーん」
セト「やっぱムカつくし潰すか」
紫鸞「ひぇ~お助けをぉ~!(そそくさ)」
◇ENDING◇
太陽が届かない人里の路地裏にて、蝶の娘と文学少女(偽)が身を隠していた。
セト「この文学少女スタイル、結構バレなくてむしろ快適になってきたな」
ネベト「その瓶底眼鏡、一体どこから拾ってきたんですか…」
セト「忘れ去られたものならなんでもある。無かったら無いのがこの世界ってやつだ」
ネベト「そんな適当な…」
忘れられたものが流れ着く幻想郷。
果たして強烈な彼らが忘れ去られることは有るのだろうか…
セト「さて今日読む本は魔怪奇探偵小説!なんでも読むと発狂するとかしないとか、
ふふん、俺はこんな本に精神を狂わされたりはしない!」
きっと人々が忘れ去るより先に、彼自身が己の復讐心を忘れるほうが早いのかもしれない。
ネベト「またそうやって破滅フラグを立てていく。やっぱり私が永遠の安息を与えたほうがこの人幸せなんじゃないかな…」
もしかしたら、彼女が現実を忘れさせるほうが早いかもしれない。
そんな彼女たちを屋根の上から眺める姿が一つ。
紫鸞「あやつら逃亡生活満喫しすぎぞい。一体いつまで逃げ続けるつもりなのやら。
拙僧は事後処理にこんなに忙しくしているというのに。もう挨拶とかサエズッターで全部済ませるか。
えー此度のドッキリ企画にご参加いただいた瀬戸物妖怪の皆さんありがとうございました、敬具。
乱々は今度美味しいすうぃーつのお店を紹介するので、今はしっかり休むぞいっと。
珠烏は錬金術の勉強はほどほどに、頑張りすぎるのは毒ぞいっと。
ひかり子は…まあ…魔法少女とかよくわからんが…がんばれっと。
ちい…ちいは強くなるのは良いが、初心を忘れずにっと。
はぁ~全く誰も彼も手間のかかる子供ぞい。彼らの行路に幸あらんことを。