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「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」


設定テキスト1~3面はこーっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/292530

会話テキスト1~3面はこーっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/306253

会話テキスト(れいむ)4~6面、EDはこっちっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/325713

会話テキスト(まりさ)4~6面、EDはこっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/326810

設定テキスト4~6面はこけっこ!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/326032

曲コメント妄想(Ex面までの微ネタバレ含む)はこっち!

https://www.pixiv.net/fanbox/creator/848994/post/304494






純狐「祓いの雨で月を覆い緩やかに地上を浄める…

 しかし、その愚策は詰めが甘かったようね。

 私という宿敵をみすみす見逃すなんて…」

??「あ、あのー」

純狐「そんな情けない姿、いくら月の民と言えど見たくはありませんでした」

マーシェルローズ「あーお話(カウンセリング)が効かないタイプのひとあるねー」

純狐「私の名は純狐。月の民に仇なす仙霊である」

マーシェルローズ「この際なんでもいいので、異変を解決してほしいあるよー」

純狐「どこからか声が聞こえる…その似非中華言葉、

 まさか我が敵、嫦娥ではないか?」

マーシェルローズ「違います、私の名前はマーシェルローズ!」

純狐「不倶戴天の敵、嫦娥よ見ているか!?」

マーシェルローズ「話を聞けーーい!」


◇


マーシェルローズ「い、生きてる…!私生きてるある!」

純狐「なんだ、妖精でしたか。

 あまり異変だからと浮かれて出歩くものではありませんよ」

マーシェルローズ「うーんウキウキのひとに言われたくないあるねー」

純狐「私を形作るのはもはや純粋な憎しみのみ。

 この調子で地上嫦娥ツアーを楽しみますかね」

マーシェルローズ「く、狂ってる……」


◇◇


純狐「ふむ…どうやら一枚岩では無いようですね。

 地上を覆う天岩戸は」

??「踊りましょ、おねーさん!」

純狐「曖昧な夢現の境界、博麗大結界、それ以外にも…

 しかし私の能力で純化すると良からぬ二次被害があるやも知れぬ。

 2度も地上を人質にとるなんて…」

花梨「ねーねー無視しないでよー」

純狐「やはり月は愚か滅ぼすしかありません」

花梨「おねーさん、月見派?

 なら踊りましょ、雲払いの踊りをね!」

純狐「ふっ…私に敵うと思っているのですか? あなたはミスを犯しすぎた。

 私の能力でいともたやすく…えっ人形?人間ではなく?」

花梨「生きていればミスぐらいあるある!

 さあ、私と踊って踊って狂い果てましょう!」


◇


花梨「負けちゃったわー!」

純狐「物が持つ純粋な力は名付けによって失われる。

 あなたが物言わぬモノならば、私に勝てたかも知れませんよ」

花梨「そんなつまんない人生はいやー!

 私のこの思いは永遠なの!」

純狐「ふむ…純化して人形に戻してやろうと思いましたが…

 ええ、何もしないことにしておきます。

 騙されませんよ、姑息な月の民」

花梨「おねーさん、雨月派なのかなあ…」

純狐「む…?あの孤独なsilhouetteは嫦娥!」

花梨「水月派か~」



◇◇


純狐「嫦娥!嫦娥ではないか!

 まさか自力で脱出を!?」

??「やーん藪蛇じゃんね」

純狐「嫦娥は斯様な言葉遣いではない!」


◇


純狐「見失ってしまったわ。

 流石にこうも雨に打たれ続ければ頭も冷えるというもの。

 しかし何故嫦娥が地上に…?嫦娥とは…うごご」

??「狐につままれでもしたのかい?」

荒夜「これなるは深層心理を真似る水鏡。

 お前さん、相手を憎みながら相手を欲してるんだねえ」

純狐「殺した程度で死ぬ相手ではありません。

 貴方こそ愛憎する相手を探しているのでしょう」

荒夜「手を伸ばした程度で掴める星じゃないんでねぇ」

純狐「そのどっちつかずの混濁した感情。

 戯れだ、純化してやろう。嫦娥よ」

荒夜「おらの名は阿戸の荒夜。 月にも届かぬ手が、はたして阿頼耶に届くかな!」


◇


荒夜「狐に化かしあいなんて挑むんじゃなかったぜい」

純狐「私をここまでコケにしたお馬鹿さんは嫦娥の次の次ぐらいですよ」

荒夜「嬉しいねえ」

純狐「せっかく軌道に乗っていたのに思わぬ道草です…

 これが月の民の姑息な手ですか。卑怯な…」

荒夜「それなんだけどねえ、

 あのまま雨雲に突入したらゲームオーバーだかんね」

純狐「ほう?」

荒夜「魔法の森の秘境に行くといい。

 雨を落としてからでないと雷が落ちるんでさ」

純狐「秘境な月の民…

 地上に身を隠せば私の手から逃れられるとでも…」

荒夜(ひょっとして渾身のギャグなのだろうか?

 いやまあ藪蛇は突かない主義だがね!)



◇◇


純狐「リンゴですか。つまり玉兎」

??「もぐもぐ」

純狐「それとも地上に移住した月の賢者?」

シャノン「月とは林檎、地上が林檎を引くように

 地上は月を引いている。なぜなら…」

純狐「我求める故に他我あり、とでも言うのですね」

シャノン「求めていたものが、果たして発見なのか発明なのか…

 貴方がこんなところまでやってきたのは、はたしてどちら?」

純狐「知恵者の力を借りる気分でしたわ」

シャノン「ここに居るのは知の巨人、

 知りたいことはなーんでも導いてあげましょう!」

純狐「まあ…求めていたもの(月人)ではないので、用はもうありません。

 せいぜい月までの踏み台になっていただくわ」

シャノン「貴方は林檎、貴方が私を求めたように

 私も貴方を求めている。

 逃れられると思っているんですか?帰しませんよ~?」

純狐「私は最初から前進しかしていませんがね」


◇


シャノン「ぎゃふん」

純狐「身にしみたでしょう、

 思い上がりこそ真理からの後退だと」

シャノン「耳が痛いですう」

純狐「なので私は慢心しない。

 雲の上に行くには、少しでも高台があれば便利ですもの」

シャノン「やだー踏み台じゃないですか―!」

純狐「ああ、ついでに落雷も受け持ってもらえます?

 高いところに落ちるといいますから…

 ちょうどいい金属塔もお持ちのようですし」

シャノン「ひいい!あれ高かったのにー!」


◇◇


純狐「ほら、考えなしに飛び回ってばかりだから

 己が袋の鼠であることに気が付かない。出てきなさい」

??「四面楚歌とでも?」

??「降参だー!」

不留々「布切れ程度でなぜ私を封じられると思うのです?

 この刃がなまくらに見えるなら、貴方の曇りガラスなんて要りませんね」

ミヅチ「わーわー!違うんだ!降参なので命だけは!」

純狐「……もしかして、月の民ではない?」

ミヅチ「そうだ!オイラたちは全然関係がない!」

不留々「親戚のようなものですが」

ミヅチ「おい!」

純狐「私の眼に曇りはありませんでしたね」

ミヅチ「ふ、古い親戚であって今は交流とか全然ないので!

 得にこのバカとか勘当状態さもありなんというか!」

不留々「時折、月の民のリーダーに呼び出されますが」

ミヅチ「おまえはもう黙ってろ!」

純狐「よほど成敗されたいように見える。

 天津神もここまで地に落ちるとは、奢りは身を滅ぼすものね」

不留々「私はもっと信仰されたい。あとSSRの強キャラ化!

 眼がだめなら耳を切って手土産にしてやる!」


◇


純狐「穢れた物など、私の力1つで殺せてしまう。

 とりあえず神なら不純な煩悩を捨てたらどうでしょう、手伝いますわ」

不留々「うにゃー」

ミヅチ「やっぱり只者じゃなかったじゃんー」

純狐「おや、そちらの子機は私のことを知っているような素振りでしたが」

ミヅチ「強者には全力で屈するのが弱者の生き方なのさ!」

不留々「かっこわるーい!ミヅチ君さいてー!」

純狐「はあ。骨なしのお客様に手を取られて無駄骨でしたわ」

ミヅチ「罵詈雑言にも屈するのだ。ささっどうぞ雲上へ!」

不留々「えー大丈夫かなあ。

 この人強いからあの子が死んじゃうかもー」

純狐「…私がそんな凶暴なモノに見えますか?」

ミヅチ「全く!全然!むしろ女神!」

不留々「私にとどめを刺さなかったらいい人かなあー?」

ミヅチ「煽るな!今は煽てろ!」

純狐「そこの軟体動物が嘘八丁ということはわかりました。

 呆れて戦意も無くなりましたわ。見逃して差し上げます」

ミヅチ「ありがてえありがてえ!

 オイラ達はもう帰るんで後はお好きに!さあ!」

不留々「ちょっと保身に走りすぎてかっこわるくない?

 華々しく討ち死にしたほうが信仰増えそうじゃない?」

ミヅチ「帰るったら帰るの!」

純狐「親の心子知らずとはこのことね」






◇◇


綾子「……ッ!」

純狐「痛む前に抜いておくべきでしたわ、親知らず」


◇

純狐「かつて10の太陽が地を焦がした時、

あの者は9の火烏を射落とした。

皮肉なものね、今あの星には誰もいないなんて」

??「誰か、私に星を返してください」

瀬津理「あの星は私を照らさないのです。

一つで地を焦がすのです。

天穹を穿つ矢を私は持たないのです」

純狐「至為は為す無く、至射は射ることなし。

 烏を射るのに、烏漆の弓など必要ない」

瀬津理「そんな道理は私にはない。

 私を織りなす理は水流、

 ……に、祓いの力を含めたものです」

純狐「とんだ違法建築ね。いつ完成するのかしら、

 あと133年?それともまた継ぎ足すの?」

瀬津理「理解できないことを言うのですね。

 この璞こそ原初の形、アーキタイプとかプリンキピアとか

 そういう難しい言葉で言う人も居ましたが…

 純粋な理、それ以外の何物でもありません」

純狐「ずいぶんと無駄が多い造型でしょう?

 理、璞、私、水流、祓い…多機能な神、多すぎる名前、

 そして今、弓を持とうと手を伸ばしている」

瀬津理「…腕が不要ならばそのように。

 私は穢れてはいけないのです」

純狐「欠けた珠ならどうにでもなるでしょう。

  割れた璞がどうして丸くなれるのか。

 …そもそも貴方、もう丸くなんて無いのですよ」

瀬津理「この身体は捨てられない。この出力装置は――

 いえ、貴方に切り捨てられる訳にはいかない。

 私は私以外をすべて切り捨てる。貴方は不要です。

 寄り添う人、思う人、家族、子供…魂を苛む怒りなど、

 私には不要なのだから!」

純狐「もっと不器用に生きても良いのです。穢れたものも生きて良いのです。

 ここは幻想郷、あらゆる物を受け入れる。

 なのに貴方にはそれが許されなかった!

 ――ああ憎らしい!この憎しみを彼女に当てられないことが!

 どうしてここまで悔しいのか!

 不倶戴天の敵、嫦娥よ。見てるか!?

 月の民が弄した愚策を! 穢れてもなお浄くあろうとする星を!」











□エンディング(bad)


幻想郷上空。

偽りの太陽が照らすその雲海に、一つの輝かぬ星が佇んでいた。


綾子「……」


一人の少女は、眼の前の仇敵に背を向け、ただそこに在るのみであった。


純狐「貴方には怒る権利がある。

 その怒りに身を任せ、憎しみだけを糧に生きる力が貴方にはある。

 ――そうして不器用に生きるには、あの子は器用過ぎた」


かつて、己に沸き立った強い感情が、その少女からもきっと起こるのだろうと。

仙霊は静かに少女に問う。


かつて、己の――最愛の息子が、奪われた時ように。


綾子「……いらない。私は、またいちからやり直す」

純狐「そう……それは、もうあの子では無いとしても?」

綾子「誰の手も借りない。私達は誰も必要としない。貴方の力もいらない。

 誰かに助けを求めた私達が馬鹿だった。

 もう、放っておいて。邪魔、しないで」

純狐「……出過ぎた真似を、ごめんなさいね。

 いつか、貴方とあの子がもう一度。小さな幸せを得られることを祈っていますわ」


少女の手の内にあるのは、一切の穢れなき理。

いずれまた、それは感情を起こし、形を得て、人と似た神として現れるだろう。


けれど少女と仙霊は、願わずにはいられない。


純狐「――その時は、どうか母娘で仲睦まじく」

綾子「……そのときは、ただの私の母さんでいて」




ENDING No.05 決して輝かぬ地上の星


次はノーコンテニュークリアを目指そう!

純狐さんは二週目とか、そういうのしない人ですから(LAP2はないよ!)





□エンディング(good)


仙界。


幻想郷と隔絶された、しかし幻想郷に近い世界において、

比較的穏やかな時間を過ごす仙霊がいた。


ヘカーティア「あらあら、今日はずいぶんと穏やかなのね。

 この間は血相抱えて飛び出したものだから、心配してたのよ―?」


はじめからそこに居たかのように振る舞う異邦の女神をよそに

仙霊は一つの瓶を指さした。


純狐「この甘露煮。美味しくてすぐお腹いっぱいになってしまうのよ」

ヘカーティア「ふうん。和製の栗って皮が固くて敬遠してたけど……

 自分で作ったの?それとも貰い物かしら?」

純狐「貰い物よ。それもこの前の異変のおかげでね」

ヘカーティア「その話を聞かせてほしいのよ。

 どうだった?楽しかった?」

純狐「今お茶を淹れるわ。長い話になるからね」

ヘカーティア「楽しかったのね。それなら、良かったわ」

純狐「……?顔に出ていましたか?」

ヘカーティア「以前よりずっとね。だから知りたいのよ?

 なにか、貴方の感情を揺さぶる何かがあったのだろうなーって」

純狐「ふふっ…そうね。まずは…どこから話そうかしら。

 あれは私があの人と出会う前の頃から…」


それは嵐が来る前の凪かもしれない。

いずれ濁流に塗りつぶされる清流かもしれない。

決して永遠に続かぬ穏やかさだとしても――


今、この瞬間だけは。この一瞬が永遠に続けばいいのに、なんて。

お互いにそう考える、よい一時であったことは確かだ。




◇


幻想郷にて。


瀬津理「……」

綾子「……」


一人の元神と、一人の妖怪少女が手をつないで歩いていた。

お互いに、お互いが誰であるかなどもはや誰も知らない。


一人はその過去を自ら切り捨て、一人はもはや言葉も思考も失って。

けれどなんとなくその手のひらの暖かさは

かつて、どこかで得たはずの優しい思い出と同じだった。


瀬津理「……霊夢さんに、お使いを頼まれたのですが……

 ここ、どこでしょう?地図…地図どこにおいてきちゃったかな?

 んと…えと…どうしよう…」

綾子「……」

瀬津理「あっ、ありがとうございます!流石です頼りになります…!

 ええと、太陽があっちに在るから、人里は…あっちですね!」

綾子「……」ぐいぐい

瀬津理「こっちですか!いやー凄いです、土地勘があるって頼もしい!」


彼女たちの後ろ姿を見送る巫女は、こう語ったという。


霊夢「……まるで親子みたいよね。

 いやまあ小さい方がしっかりしてるんだけどさー」



ENDING No.06 少女が夢見た小さな星


ノーコンテニュークリアおめでとう!

あとはエクストラな奴らを排除するだけだ!






















「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」 「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」 「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」 「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」 「異変解決ですか、いつ出発します?いつでもいけます」「あらあら」

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