匿名希望の名無しさん『ゆるぼ:セトの弱点』
Added 2019-07-21 13:24:08 +0000 UTC◇あらすじ◇
無名異「最近、もうひとりの私が勝手に私の身体に入り浸る頻度が高い……とても困るという訳では無いが
もしも意識がない間に何かあったら困……ることもないな…どうなってもいいけど…
万が一に備えてもうひとりの私に強く出られるような脅しの手段がほしい。
というかもうひとりの私の弱点ってなんだ?知っておきたい。これは興味本位で。
という訳でどうすればいい?もうひとりの私よ」
セト『俺に聞く時点で全部破綻してるのだが』
無名異「こんな相談ができる友達がいると思うか?」
セト『妖土真宗に行けよ…』
無名異「…巻き込みたくない……」
セト『…そういう時は匿名で情報を募ればいい。
サエズリ匿名知恵袋ってのがあるからそれに投稿しろ』
無名異「流石エジプトの神だ、なんでも知っているな」
セト『お前脅しとか無理だから絶対諦めろ』
無名異「……どんな内容で質問すればいい?」
セト『俺に教えちゃダメだろうが』
無名異「私にはもう友達がいないんだぞ!」
セト『ぐうっ仕方ないなあ!』
◇
匿名希望の名無しさん『ゆるぼ:セト神の弱点』
匿名希望の一般トットちゃん『これ上人様かな?セトくんはね、ええとね、
黒板を爪で引っかく音に弱いからひっかくぞー!って言ったら欲しいもの買ってくれるよ!』
匿名希望の一般鸞妖怪さん『拙僧じゃないぞい。案外人情があるので親しくしてそうな妖怪を人質に取ると意外という事聞いてくれるぞい』
匿名希望のピュリファイアさん『原典のホルセト部分を朗読して差し上げろ』
匿名希望の名無しさん『なんでみんな匿名なのにわかりやすいスクリーンネームにしてるでちか匿名になってないでちよ』
匿名希望の狒々さん『あの神は自分より弱いと思っているやつに突拍子もない事をされると錯乱する』
匿名希望の鷹の神さん『またおじさんが迷惑かけてるんですか?おじさんは褒められると調子に乗って自滅するのでおすすめです』
◇
無名異「いっぱい集まった…もうひとりの私よ、このなかでどれされたら嫌?」
セト『だから俺に見せるなよ!あと最後のやつ絶対ホルスだろ何やってんだお前エジプトからアクセスするな』
無名異「一番上から試していこう。黒板に爪を立てる…えいっ」ぎいぃぃぃぃ
セト『非憑依時だと耳がないからよくわからんな』
無名異「背中がぞわぞわした…もう二度と聞きたくない…
次はえっと、人質を取る?」
セト『俺と親しい妖怪なあ。鳥公とかか?』
無名異「そ、そんなこと出来るわけがない…」
セト『まああの坊主はたまにそうやって脅してくるんだがな』
無名異「上人が!?」
セト『お前が嫌というのなら仕方がないぞい…しかしお前が断った場合、誰がこの広報用メイド服を着ると思う?
そう、無名異ぞい。無名異が嫌がるなら珠烏が着るぞい。お前が断ったせいでな
…みたいな脅しをたまに』
無名異「結局着たのか?」
セト『一度承諾してから眼の前で服を燃やしてやった』
無名異「頼もしい、さすがもうひとりの私だ。…人質は嫌だな、次のやつにしよう。
原典の…ホルセト…ホルセトとは?」
セト『それ俺に聞く? なんか…男と男が絡んでるやつだ』
無名異「そうか…こっそり忍び込んだ時にみつけたひかり子の布団の下の階段の先の書室の中の本みたいな…?」
セト『逆にひかり子に対する脅しの材料が手に入ってしまったな…』
無名異「世間にはいろんな趣味嗜好を持つひとがいる…世界は広い…
次は他の意見に対するツッコミなので飛ばして、ええと、突拍子もないことをする…?」
セト『今現在もう突拍子もないことされすぎて困惑してるぞ俺』
無名異「そうか…もうちょっと頑張って。次。褒められると自滅する」
セト『自滅したこと無いが!?』
無名異「うん…さっきからたくさん褒めているけれど自爆しないな、偉いぞもうひとりの私」
セト『褒め方がさっきから雑!』
◇
無名異「それで、どうだっただろう。どれが一番効いた?」
セト『どれも効いてないが…そもそも脅しという手段に拘る必要はないだろ』
無名異「それはまあ…」
セト『もしも俺が憑依していてさっさと出ていって欲しい時のためにこのスイッチを渡しておく。
壺の中に入れておいていざという時に押すといいぞ』
無名異「…爆発したりしない、よな?」
セト『このスイッチを押すと位置情報がネベトのスマホに送られる。ネベトのエジプト有情破顔拳により俺は憑依状態が解ける。多分これが一番早いと思うぞ』
無名異「思ったより解決法が物理だった…!ポチッとな」
セト『押すの早すぎないか?って待て、憑依していない状態で押したら!』
無名異「やっぱり有事の時に使えるように事前に確認しておくのは大事…」
ネベト「エジプト警察です!またセトがいたいけな女の子の身体をのっとって邪なことをしているそうですね!許せません!くらえエジプト拳法10の拳四肢粉砕弱パンチ!」ぺしぺしぺしぺしぺし
無名異「いてててててて!!!!」ぺしぺしぺしぺしぺし
セト『あーあ。今のうちに逃げとくか~』
ネベト「ぺしぺしぺしぺし!許せません!こんなにスタイルがいいなんて!私もすぐにおっきくなりますけどね!(ならないよ」
無名異「いててたたた、確実に私怨が混ざってる!もうひとりの私助けて!」
セト『やだよ、俺に憑依されるの嫌なんだろ?』
無名異「わかった、わかった自由に憑依していいから!この子をなんとかして!」
セト『ごめん、フリじゃなく本当に今は憑依したくない』
無名異「お前ってやつは!!!!!!」
ネベト「くうう、私だってエジプトにあるまじき色白美少女なのに!あっすごい素肌綺麗!保水液何を使ってるんだろう!ぺちぺちぺちぺちん!ぺちぬ!」
無名異「触り方がさっきからいやらしい!」
セト『あー俺ちょっと気まずいから席外すわーあとはお幸せにー』
ネベト「なんですかぼよんぼよんじゃないですかこんなの肩凝りますよはーこういうのがセトは好みなんですねやっぱり私もだいなまいとぼでーの美女にならないと何食べればこんなに発育良くなるんだろうやっぱり陶磁器ばりむしゃってしたらミネラルがなんかすごいことに」
無名異「誰か!誰か助けて!!!!」
◇セトくんに対して完全にweak取れるのがネベトちゃんだとエモEND◇
おまけ
セト→ネベトってどういう感情抱いているんだろうというのをずっと頭の中でぐるぐるぐるぐる考えていて
ネベト≠ネフティスなのは確実なんですけどセトとネフティスのあの微妙な関係と言ったらもうそこから妄想するしか無いんですけど
好きだったのか好きじゃなかったのかみたいな何考えてたんだろうねセトくんが何を考えて居たのかとかもう何もかもが後世の創作で後書きされて上から塗りつぶされちゃったからセトくん自身ももうわかってないんだろうなみたいなそういうのを考えていてあっまたセトくんに対して精神崩壊ヒロイン系概念を見出してエモくなってしまいました申し訳ありませんでした。
閑話休題、ネベトちゃんのことは遠い親戚の姪みたいなセトくんにとっては全く敵意も害異も感じさせず復讐心とかも特に抱いていない唯一穏やかに接することが出来るそういう相手だったら良いなと思っていて
蝶の娘ってもう蝶ってだけで儚さを感じずにはいられないんですけれどセトくん握力だけは自信あるからちょっと触れたら壊してしまうんじゃないかみたいなそういう強大な怪物と人間の少女概念を見いだせそうでやっぱりエモくなりがち。
本気を出したらぷちっとやっちゃえるんだけどなぜかそれを躊躇ってしまうのは自身に残った僅かな善性なのかかつての妻の面影を感じるからなのか実は単純にネベトちゃんがゲキヤバ最高神だったかのいずれかなんですがこのへんはお好みでエモくなる要素を随時拾いながら創作の輪を広げていきてえなっておもう。
まあつまり、対セト絶対最終兵器少女なネベトちゃんって儚いだけじゃない強さがあったりしてなんかこう…いいよないい…
ネベト→セトは本当はドライな方が好きなんだけど、でもネベトちゃんって割と仕事熱心なイメージがあって若くして冥界のミストレス、ミストレスって単語いいよなかっこいい最高だよネベトちゃんそうネベトちゃんね女主人って言われるぐらいにその幼い容姿で背負っている責務が大きくてそんな彼女が仕事とは言え子供らしくなれるような一瞬が幻想郷なりセトくんだったり妖土真宗のみんなとの交流だったりそういうのだったら美しすぎてエジプト冥界に骨埋めたくなっちゃうな。