「お気の毒ですがこのままではセト神は急性怪文書ミーム中毒により消滅します」
Added 2019-08-26 12:21:16 +0000 UTC◇前回のあらすじ◇
セト「フハハハ!ふは、うっ!」ばたん
珠烏「きゃはは……えっセトくんが倒れた!?だ、誰かー!」
◇
セト「うーんうーん」
永琳「残念ですが…結論から先に言うとこのままではセト神は死にます」
珠烏「お、お医者さん!どうすれば…!どうすればセトくんは助かるんですか!」
永琳「彼の病名は急性怪文書ミーム中毒、わかりやすく言うと信仰の変質からのカリスマブレイクによりセト神としてのアイデンティティを保てなくなり消滅の危機にあるのよ…ちなみにフェムトというのはえっフェムトの解説は今必要ない?そうね。でもなんだかこう続けないとネタをわかってもらえないような気がして」
珠烏「そ、そんなぁ……!」
◇あらすじおわり◇
珠烏「というわけでセトくんのあいでんててーを取り戻す会を結成するよ!」
紫鸞「珠烏や……セトはもうあのまま死なせてやるぞい。それがあ奴にとっても幸福なことぞい絶対そう」
乱々「私も上人様に賛成」
ちい「ちいもー」
ひかり子「私も…」
珠烏「みんなひどいなあ!私もそう思うけどでもお医者さんが
『ちなみに今の状態でセト神が消えるとまず憑依している瀬戸大将も道連れで死ぬわ。あと森1個ぐらい巻き添えで消滅するかも。曲がりなりにも神ですから』
とか言うから引くに引けないんだよ!みんなも協力してね!」
紫鸞「くっ…無名異を人質にとるとはやはり腐っても悪神ぞい…!…こんな感じでいいぞい?」
珠烏「心の底で馬鹿にしているのが見え見えだよ上人様…!」
乱々「ネベトちゃんに憑依解いてもらって地雷が多い所に投下したらいい感じに活用できないかな?」
珠烏「何言ってるの乱々ちゃん!すごくいいアイデアだけどネベトちゃんが泣いちゃうからやめてあげてね!」
ちい「あいでんちちーを取り戻すって具体的にはどうやるでち?そもそもセトのあいでんちちーってなんでち?」
ひかり子「私達は…あの神のことを何も知らない…
具体的には本人に『お前たちには刺激が強すぎるので絶対にエジプト神話のことは詳しく調べちゃ駄目だぞ』と止められているので…しかもご丁寧にサエズリバリアベーシックに引っかかるように設定してある…」
珠烏「そ、それはそうだ…!私、セトくんのこと愉快でおもしろくて知らないことを知ってて面白い人だとしか知らないや…!」
乱々「一番仲がいい珠烏でそれならもう駄目じゃん。セトって面白いだけの芸人としか誰も認識できないよ!」
紫鸞「……」
ちい「えっとえっと、ちいはセトがレタスが好きってことだけ知ってるでち!多分レタスの神様でちよ!」
ひかり子「…確かに…妖土真宗の畑の一角がいつの間にかレタス畑に…
レタスの神というのは限定的すぎるので、農耕の神なのでは…?ボブは訝しんだ」
紫鸞「いやぁ、農耕の神って呼んだらあやつ絶対怒るぞい。オシリスが農耕神故に…」
珠烏「え、上人様もしかしなくても詳しい!?」
乱々「さすが上人様!」
ちい「みんな集まるでちっ!上人様が今からエジプトで偉大で強くて悪い神様のセトについてのお話をしてくれるでちっ!」
ひかり子「今日の説法の内容としてサエズッターで告知だしました。3000RSは軽い」
紫鸞「ちょまっ…待つぞい拙僧みなまで知ってるけどみなまで語ったらセトも拙僧も社会的地位を失いかねないぞい!」
一般鳥妖怪「「「「「わいのわいのわいのわいの」」」」」
珠烏「上人様にセトくんの神話的かっこいいシーンを語ってもらって、鳥妖怪のみんなに風のうわさとして拡散してもらう!
これがセトくんのあいでんててーを守る最高に頭のいい作戦だよぉ!」
紫鸞「ひぃ、せ、拙僧の口八丁でなんとか歪曲表現しなければいかんぞい…」
◇
◇上人様説法中…◇
◇
紫鸞「……ということで、四肢をバラバラにされた今もあやつはホルスを目の敵にして復讐の機会を伺っているぞい。
自業自得といえば自業自得なのだが…時に神話というものは国の情勢によって内容が書き換えられたり、ということが多々あるぞい。
…はたしてセト本来のアイデンティティというのはどのようなものなのか。もはや誰も知る由はないが…
まあ、神というのはそういう流動する信仰のもと成り立つもの。とりあえず今は…そうさな、『我らが家族の無名異を人質にとってる悪いやつ』!ということだけ覚えて帰るぞい!
以上今日の説法終わり!はい解散!あと拡散よろしくぞい!ふぁぼも忘れずに!」
一般鳥妖怪「「ひどーい!」」「「さいてー!」」「「無名異ちゃんかわいそー!」」
乱々「想像以上に見苦しい戦いをしてきたんだね、アイツ…」
ちい「ねーねー上人様ー、なんでセトがレタス好きなんでちー?そういうお話でてこなかったでちけどぉ…」
ひかり子「なるほど憎悪ホルセト…いやセトホル…いやいやあえての太陽の船の友情ラーセト…!ごはっ!確かに私には刺激が強かった…無限のカップリング…うふふ、サエズッターで最強の推しCP概念を吐き出す無敵の私を想像したら創作意欲が湧いてきた。無敵時間が継続している内に執筆しなければ!」
珠烏「やっぱり、セトくんは生まれもって強い神様なんだね…!すごいや!」
紫鸞「拙僧ちょーがんばったぞい…(特に下ネタ周りの隠匿)
さて、これでとりあえずはセトに対する大衆のイメージが『おもしろ』から『悪神』に変わったとは思うのだが…いやこれでいいぞい?本当に?」
永琳「……完璧ね」
紫鸞「のわぁっ!?」
珠烏「あ、お医者さん!無名異ちゃんは無事!?あとおまけのセトくんは!」
乱々「おまけそっちなんだ?いや私達にとってはそれで正しいんだけど」
永琳「今はだいぶ落ち着いてるわ。この調子だとそうね、明日には普段どおりの姿を見せられるでしょう」
ちい「ひ、ひぃ~永遠亭のこわいひとでちぃ~!ってぇ、なんでセトの看病なんかしてるでち?」
永琳「丁度よく新薬の臨床実験に使えそうな被験体だったので(全ての命に貴賎なし、がモットーなのよ)」
紫鸞「四肢以外は拙僧の門徒なのでお手柔らかに頼むぞい…!」
珠烏「えとえと、お医者さんありがとうございます…!あ、えっと、お金…私のお小遣いのセトアニマル貯金箱(500円玉で10万円溜まるぞ!)で足りるかな…?」
永琳「…あの神何がしたいのかしら…気持ちだけ受け取っておきます。治療と言っても私は大したことはしていませんからね」
◇
セト「俺としたことが馴れ合いすぎで死にかけるとは…世話になったな」
永琳「……」
セト「だが、もう馴れ合う必要もなくなった。しばらくは…そうだなあ一人で次の復讐でも練ることにするか…
おっと代金か。幻想郷の貨幣は手持ちがないので宝石類でいいか?」
永琳「気持ちだけは受け取っておきますよ。…一つ聞いても?」
セト「何だ?俺は復讐に忙しいんだ。そういう悪い神なんだから当然だろ」
永琳「…本当は死にかけていたのは瀬戸大将の方だってこと。あなたは知っているのでしょう?
彼女、存在が随分と不安定だからいつ消えてもおかしくはない。だから貴方が憑依して強度を保たせていた。
あと貴方のほうが良くも悪くも人々の印象に残りやすい…だから悪目立ちした後、悪者だけが去ればいい。そんな所かしら」
セト「さあな知らんよ。でもまあ俺ではなく無名異のためになら動く奴らがいる。
事実はそれだけだ。
最も、この分からず屋の死にたがりにはもったいない現実だがな」
永琳「それは哀れみから?それとも境遇に同情したから?どちらにせよセト神らしくない振る舞いよね。献身だなんて、特に」
セト「俺はキャラバンの守護神だ。故に、旅人に優しいときもあるさ。 まあ今回は気まぐれなので次はない。
さーていい案思いついたし一旦エジプトに帰って宝物庫の鍵をちょろまかして……」
永琳「……夜明けに導く神でもあったわね。
最も、その夜明けの先に貴方が居ないところまで、忠実である必要はないでしょうに」
◇ここサビなんですけれど夜明けに導いて太陽の日の出をもたらす烈日の暴君セトくん好きなんですけれど導いた先にセトくんが居なくて(アポピスと習合してしまったので)セトくんに未来がない感じが凄いエモくて好きなんです同じ感じでキャラバンの守護神という属性から旅人に祝福を与えるそういう感じがすきでそれで珠烏ちゃんは飛び立っていく鳥で旅人で渡り鳥で幻想郷の外へ旅立とうとしていって無名異ちゃんは暗闇から一歩光へ歩みだしていってどっちもセトくんが良くも悪くも意図せずして祝福したり引っ張り出すきっかけになったりしているのがバリクソエモくてでもでもセトくん自身には未来がなくって旅の果ての光ある未来にセトくんがおらん所無限に最高だなって思うんですよねEND◇
Comments
めっちゃ好きです...こちらめっちゃ好きです... ...。
Ato
2019-08-26 12:30:53 +0000 UTC