今春予定小説冒頭部分。
Added 2020-12-26 07:51:35 +0000 UTCふっと何故か真夜中に目が覚める。虫の音さえしない夜に響く砂糖を煮詰めたような甘い香りの吐息を吐く音に意識はぼうっと醒めていく。 未だにその姿を見ていない時ににやぁっとまるで食べるような言葉遣いでその正体はふっと気づいた。 「ふふーおにーさんこんばんはー♡」 サキュバス。しかし知ってるサキュバスとは何かが違うこともそこでわかる。普通はもっと妖艶な言葉を紡ぎそうなのだが、彼女の声は幼い。幼い子供が大人に挨拶するときのようなそんな可愛さがしみ出していた。 この世界には魔物が存在する。しかしこの国では魔物と人間が和解し、街の露店では狐娘が油揚げなる謎に美味しい食材を売っていたり、広場で突然ハーピーがゲリラライブをするように魔物は人を喰わず、人は魔物を殺さない。サキュバスもよく見ていたのだが成人女性のこれでもかというほどの色気の暴力で歓楽でよく見ていた。しかし僕としてはそこまでその歓楽に興味が無かったというのに、この目の前にいるサキュバスは歓楽という感じではない。むしろ歓楽街にいては補導されそうな感じだ。 「な、何……?」 圧倒的に体型が幼いのだ。夜空に映るシルエットは子供で、見るからに大人の自分とは背が全く違う。しかし胸だけは大人並みにデカくぷるっと震え、その健康的な丸い肉は見るからに美味しそうにも見えるほどに情熱的で、子供にあってはいけないとほどまで思えてくるモノであった。 「ふふーんっ♡そんな事言ってぇ♡」 サキュバスの尾がふりふりと揺れて口に可愛い爪が光る人差し指と中指をあててにたにたと小悪魔な笑顔が笑う。 「サキュバスなんだから何ってわかるでしょー?♡全くこれだからよわよわのどーてーさんなんだよ?♡」 「いや、その……?」 ずいずいと迫っり、桃色の瞳に魔力が灯る。サキュバスの魅了魔法は長年人を無力化するために恐れられたモノであったが、和解した今ではもはや魅了魔法にかかるという事が一つのコンテンツであった。延々と性的な欲求を膨らませられ好き放題発射する愉しみに溺れられて命の危険も無ければそういうモノの華になれるのは間違い無いだろう。しかし桃色の瞳はそのまま輝きを失う。 「……あれ?」 「……あれ?」 二人の疑問符が浮ぶと共に魅了魔法が失敗したことがわかる。このサキュバスが力不足ではないというのは魔力の灯り方は確かに成功していたことから理解できる。自身も思考放棄の準備を心の中で整えていたのにかからなかった事に拍子抜けする。見つめ合う二つの瞳。気まずすぎる空気を抜け出すためにこちらから提案をする。 「と、ともかく……一つお話どうです……?」 「そ、そうするね!」 ―― 灯をつけると【容姿描写。ささみさん待ち】 丁度二人向かい合って立つと、大きな胸が丁度陰茎をぷにっと触るほどの身長であり、見下げればちょっと憎たらしくも可愛い幼女の顔。 「あたしは『ぷらむ』っ!普段は人間の女性はおろか理想の体型である普通のサキュバスにも欲情しない可哀想な男を狙って遊んで魔力を貰うんだけど」 可哀想な男と言われた。しかし事実なので反論もしないしできない。魔物には『配偶者がいない、三十歳以上の一人暮らしの男』には性的に襲いかかっても良いとなっている。そしてそれを全部満たしてしまったのが自分である。いずれ来る事は覚悟していたのだが、こんなサキュバスだとは思わなかった。 「妖狐とちょっと契約もして魅了魔法も凶悪にしていてー♡身体に胸が大きすぎるって思っていてもイチコロでぷらむ様の奴隷になっちゃう♡……はずだったのよね……」 サキュバスの魅了魔法は主にヤリたいという気持ちを魔力的に増幅させるもの。しかし確かに「彼女とヤりたい」という気持ちは一つも湧かずも、彼女へのときめきはあるかないかといえばあるとも言える。なので脈があるようで無いという何かおかしな事になっていたのでぷらむは首をかしげる。 「それを撥ね除けるって何者なのアンタ……」 「い、いや何者でも?」 その返答に不満そうにじーっと見つめる。見つめられてごくりと息を思わず呑む。瞳に魔力が再び灯ってもやはり性欲は上がっていない。しかしびんびんに下の棒は勃っている。 「むー、やっぱり効かない……でもその割には何この短小なちんぽは♡それで勃起してるの?なっさけなーい♡ざこざこちんぽじゃーんっ♡」 つんつんと陰茎を突く指。ううっと何も言えずなされるがままだが、反抗できません私はぷらむ様のせいどれーです♡というわけでもない。 「うっ……?!」 「しかしこれで魅了魔法かからないっていうことは……あっ♡」 考える顔が突然晴れやかな顔になり、ずいっと胸をこちらに押しつける。にやぁっと笑って何かわかってしまったような顔を向ける。 「……もーしかして♡」 「もしかして?」 「実は女の子になりたいとか思ってたりしてない?」 「えっ」 「じゃあちょっと試してみよっか♡この液体をかけられた時の反応でわかるから♡」 そういうと桃色の尻尾から一滴、桃色の液体が顔に零れる。とろっとした雫が顔を伝って首へと流れ、身体に溶けていく。すると身体が変な衝動が襲いかかる。どくどくと心臓の鼓動は早くなり、性欲がぐんぐんと沸き起こるというのに、陰茎の反応が何も無い。しかし変な慾はふつふつと昇ってくる。 「ふぅーん?♡この液体かけられたらねえ、普通だったら性別にそった性欲が刺激されてびくびくと股間から精液でも膣液でも垂れ流しちゃうんだけど、性別に沿った欲出ないヒトはそれが出せず変な気分が襲いかかるんだよねー♡」 「え、ちょっと、え、あ、あのっ……?!」 見透かされた真意、止まらない欲望。にたにたと笑いながら尻尾の先で顔をつんつんとつつく。 「つまりおにーさんは……男のくせに女の子になりたいなんてー♡恥ずかしくないのー?♡あっ!そうだー♡」 手でくいっと金玉を撫でると精液を生み出す脈が彼女の手に伝わる。脈を感じると興奮していることににたにたと生殺与奪の権利を弄ぶかのように尻尾を目の前に出し、羽をぱたぱたとさせながら子供の無邪気で残酷な笑顔を浮かべる。 「じゃ、役に立たないコレ一気に潰しちゃう?ぐっと」 「ひぃ?!」 「うっそー♡」 そう言いながらベッドに倒すと妖艶な笑顔で小さな足でぐっと胴体を踏み、まるでこちらを食べるように、いや今から食べる気満々の瞳を見せる。こちらは何もすることもできず、ぷらむのその顔を見つめていた。 「ふっふー♡さーておにーちゃんには選択肢があります♡まず一つ目は普通に私と遊ぶこと♡童貞をこんな幼いカラダという誤った方法で卒業するだけ♡」 しかしそれを選ばないだろうという魂胆が丸見えである。 「もう一つはねぇ♡おにーちゃんには『童貞』『女の子になりたい欲望』がありまーす♡そしてあたしには『ちょっと特殊な尻尾』があります♡」 ハート型の尻尾を後ろから表に持って行くとそこからぬぷりと尾の先が裂け、ショッキングピンクとも言える桃色を煮詰めた桃色、サキュバスそのものであるかのような液体が今度は雫ではなくとろぉっと身体の上に零れる。その瞬間、身体がどぷどぷと人間ではなしえないような変な鼓動を激しく打ち、下腹部の無いはずの部位が疼く空想を覚える。 「んぁっ?!」 「ふふっ♡魔力を浴びるって凄いでしょー?♡♡あたしの尻尾には男に生まれてしまった可哀想などーてーさんを可愛い同族にする力があるんだけどー……♡さてどうする?男でいる?それとも……あたしの妹になるー?♡」 【挿絵1】 月夜に照らされる彼女の身体は艶めかしく夜空を淫らに染める。桃色の蒸気に溢れた空間(そら)に零れる一滴。彼女とシたい欲望は確かにあるのだが……何よりも彼女の恍惚とした、男の人を手玉にとるような顔。そこに後者の自分を照らし合わせた瞬間にどくっと陰茎がないことに陰茎が反応する。そうなりたいと。口から言葉が出ない自分を踏む足が強くなる。 「もしもーし♡もう一度聞いてみよっか?おにーさんはそのクッソ小さいちんぽであたしに挿れて奴隷になりたいの?それとも?」 答えは知ってるのにその魅了魔法は使ってくれない。いっそ使ってくれれば簡単に言えるのに、その言葉を直接言わせることを強要するのであった。そしてそういうのが大好きという事を見切ったのか、ぐりぐりとお腹を踏みにじる。 「なんとか言ってみなさいよ♡ほらぁ♡屈辱的でしょこういうのー♡これで悦んでるなんてざっこ♡♡おじさんホントにおっとなー?♡♡」 「いっ、あいっ……!」 足の親指と人差し指で挟んでぐりぐりと陰茎を虐める。こんな粗末なものはコレで十分だと言わんばかりに。表立って見ればただの巨乳幼女と虐められるおじさん。しかし裏から見ればといえば。 「でもこうなって悦んでるのはこうしたいからでしょー♡はぁ、おじさんきっも♡ばぁーか♡♡」 「そ、そんなっ……あっ……!」 足をぐいぐいと上下に動かし、陰茎に生理的にずぷずぷと臭いニオイを漏らさせ臨戦態勢に入らせると共に、尻尾の細い部分を巻き付ける。ぐちぎちと締められれば折角出そうになった男の液の栓が締められる。 「早く言わないとどっちにもなれずちんちん爆発しちゃうよー?♡迷ってどっちにもなれないなんてかわいそー♡」 その言葉通りどんどんと液は溜まり、ニオイが充満していく。命の危険が迫るように焦ると人の考えは正直になってしまうもの、震える唇は答えを紡ぐ。 「ひゃ、ひゃいっ……!おん、おんなのこに!なりまひゅっ!!」 その言葉を聞くとにったぁと笑い、尻尾の巻き付けを解くとくっぱぁと開いた尻尾で金玉ごと陰茎を包み込む。触れただけで身体がおかしくなりそうな液体が満載の液が陰茎をコーティングすると共に、尻尾の中の熱い体温、二度と味わえない肉の柔らかさが同時に陰茎を包み込む。 「わぁい♡それじゃ、おにーさんの男、ぜーんぶ搾っちゃうね♡」 みちぃっと尻尾が陰茎を圧迫すると尻尾の中にどぷっと射精してしまう。何よりこの尻尾の中には襞がたっぷり詰まっており、まるで二つまんこがあるようにほどよく搾精できるようになっている。 「んぁっ!いっ……うっ!ぐっ……」 「あーあ♡なっさけなーい声出しちゃってぇ♡尻尾だけでこんなにイって恥ずかしくないのー?♡」 腰が振られる度に尻尾の管はどくり、どくりと何かを本体のロリ巨乳メスガキサキュバスに送り込む。それが何かなんて誰でも腰を振ってる自分を見ればすぐにわかる。しかしどれだけ振ってもスッポンのように延々と陰茎が抜けることは無く、尻尾の中の陰茎快楽空間で延々とびゅるびゅると射精を繰り返してしまう。幼女に見守られながら。 「はーい♡10回目ぇー♡男失格な顔してきもちよさそうだねー♡まぁこれからメスになるんだけどー♡」 「はぁん……っ!うっ♡んっ♡」 熱く止まらない悦楽に喘ぐ。もう味わえない悦楽に身体を委ねてしまい、溺れていく。精液は尻尾の外から一つもはみ出ること無く、全てが彼女の尾にどくどくと注がれていく。にたにたとその姿を見つめる桃色の瞳は捕食者の目。 「や、ぁっ……♡とみゃりゃ、なっ♡いぎっ……!」 「……もうそろそろかなぁ?せーえきだしちゃった分あたしの液体いれるね♡」 「ぐぅぉん……?!」 どろどろとしたものが尿道口から染みこみはじめると陰茎はびくびくと最後の男を象徴するかのようにさらに激しく精液を尻尾の中に噴射しはじめ、液体がお腹の中へと染みこむ度に身体の変な衝動が頭を駆け回る。 「ごっ♡おっ♡♡んぉっ♡♡」 「可愛い顔見せちゃってー♡でもお楽しみはまだだよ♡」 「んぁっ!あっ!!♡」 精液が骨の髄まで搾りつくされていく。ずっと蒸れてぴっちりと包み込まれた陰茎はまるで尻尾と同化しているかのように感触が存在を感じ取れなくも、性欲は溢れていく。しかし尻尾に送られる精液の量は出している量とは全く異なっている違和感を感じつつも止まらない。 「ひゃっ♡も、もうでにゃ、いっ……♡」 「ふーん?もう出ないのー?そうだよねー♡」 液体が注がれず、完全に溶けきったかのように出すモノが出せない。いや本当に陰茎が存在しない……?尻尾の脈も微動だにせず、ただびくびくと痴態を見せつけてるだけなのでは?そう思ってるとぷらむは笑っていた。 「それじゃ、最初で最後のお楽しみたーいむ♡」 尻尾がぽろりととれると、そこの下腹部に陰茎は……存在しない。おしっこの出口が全く存在せず、すぺっと毛ごと無いモノへと変わり果てていく。お腹の中でぷらむの魔力がお腹の中を蹂躙するように何かを新しく作り出しているようにどくどくと渦巻く。心臓とはまた別の鼓動が精巣が在った場所で響き出すと、今までサキュバスの体液で起きていた変な衝動に身体が合わされていく。すなわち、ちんちんから出すモノを生み出す器官からちんちんから出すモノを受け入れる器官へ。そしてその部位がきゅうっ♡っと締まる求めてしまった性感が身に染みていく。 「えっ……?!」 「おめでとー♡もうおにーさんのお腹の中はもう男から精液を貪るサキュバスの内臓になっちゃいました♡もうおにーさんって呼び方はダメだよね、私の妹『ぷりむ』って名乗って♡」 ぷりむ。いや陰茎が無くなっても姿は大人の男。この状態でぷりむって名前は勘違いすぎる。 「で、でも姿がまだ男だし……」 『まだ』?口が滑ったと思ったときにはもう遅い。 「じゃあ、姿もぷりむになっちゃお♡」 先程まで陰茎に食らいついていた尻尾が口の中に飛び込み、桃色の尻尾の甘い体液が舌を包み込む。粘つくようにねっとりと温かい液が口から漏れ出すほどどぷどぷと溢れていく。 「ぅ、んっ?!」 がくがくと震えながらも尻尾を取り外すことができない、いやしないのだろうか。ごくごくと呑んでしまう度にぷりむの匂いが身体に染み付き、自ら放ちはじめる。短めだった髪が伸び始めると共に、黒い色からぷらむと同じ桃色の可愛い髪になり、髪と髪からオトコを誘惑する匂いを解きはなちはじめ、自分もサキュバスになっていくという事が実感できてしまう。 その間にぐいぐいと骨が痛みも音もせず縮みはじめ、肉体も合わさるようにどんどんと身体が小さくなっていく。立派な手は小さな可愛いおててに、しっかりとした足は可愛いあんよに。体毛は全て産毛へと変わり果て、肌にはいつかからか消えた弾力が戻りはじめ、ぷにぷにとした、愛でられる身体に変わっていく。その身長も髪もぷらむと同じ。自分がぷらむになってる……?いやぷりむとは、ぷらむの双子……?それでも続く桃色の魔力の洪水はついに身体を桃色の光に包み込む。【容姿描写。ささみさん待ち】そう、ぷらむとお揃いの服が自身の服にされていた。だくだくと溢れる魔力は胸へと次は集中すると、むくむくと乳首を中心に膨れていく。重みが肩へとのしかかるほどぷるぷると胸は膨らみ上がり、見えていた下半身を完全に見えなくする。そこにあるのは谷間とえっちな弾力性溢れる二つの丘。そこに挿入するモノの代わりに下腹部でそれを受け入れるための穴がついにくぱりと開く。もう女の子になってしまった……いや、まだ。腰が疼くと飛ぶに適さない小さな蝙蝠のような羽がふさっとはみ出し、小さな管がするするとその中心部から生える。そこの先端にあったのは口に銜えられた尻尾と同じ尻尾―― 「んぁ……♡」 同じトーンの声と共についに桃色の尾が口から外れると、裂けた瞳孔に桃色の瞳――ぷらむの妹「ぷりむ」が男の代わりに佇んでいた。ふっと桃色の甘くてふわふわした淫魔の魔力の沼に身を任せて三十秒経ったところで自分が何をされたのかを再び脳内に辿り着く。可愛い桃尻の上からは黒くて長い尻尾に色違いのリボンがつけられて、先端には桃色のハートを逆さにしたような尾……いやぷらむにサレたことから器官なのか、ぴくぴくと動く。腰の翼は可愛くぱたぱたと、飛べる構造ではないみたいだが、これで魔力の調整をして飛ぶみたいであった。 そして何より姿である。おおきな胸にあたるものは最早陰茎ではなく己のおおきな胸、にたにたと笑うぷらむの顔。でも向こう側にあった鏡に写る自分の顔もぷらむの顔。違うところといえばヘアピンが蝙蝠の翼と少し薄い髪色ぐらいか。 「可愛くなったねぇ♡これでぷりむちゃんもロリ巨乳サキュバスだよー♡」 「ひぃあっ?!」 つんっと胸を突かれればぷるっと震え、胸がつけ物ではないことを認識してしまい、思わず出た可愛い自分の甘い声が少し尖った耳に響く。にたにたとそれを見るぷらむは囁く。 「見た目はもう申し分ないから、今からたーっぷり、心もサキュバスにしてあげるからね……♡」 その言葉に震える。何故、何故サキュバスになりたいと思ってしまったのかわからない。しかし何処かで抱いたその小さな種が彼女によって育てられ、心の中に双葉がにょきりと芽を出した事には肯定せざるをえなかった。ぷらむの魅力という蔦が男の心を蝕むために絡みつくように、ぎゅうっと細い腕で小さな身体を抱きしめられていた。しかしこれは夢なのか――?甘い気分と共にふにゃふにゃに意識と身体が堕ちていった。