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男体化研究所
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【お題】有名私立お嬢様学校で起こった謎の男体化現象によりクラスメイトのみんなが徐々に男子生徒へと変貌していった話

ここは聖ユリウス女学校。 女優、政治家、小説家...多岐に及ぶ様々な分野で著名人を輩出した由緒正しきお嬢様学校として知られる。 しかしそれも今や過去の話。今、運命の歯車が動き出していた。 「急遽全校集会が行われるなんて。」 「ほんと、なんなのかしらね。」 「あーあ、おかげで数学つぶれちゃった。」 「あら、いいじゃない。どうせなら次の体育もなくならないかしら。」 「もう二人とも、そろそろ始まるみたいよ。きっちりしなくちゃ。」 いくらばかし声が小さめなのは同意だが、女学校といってもこういうところは共学とたいして変わらない。 彼女らも親が資産家だったり有名人であるだけで中身は一般的なボーイミーツガールが好きな女の子に変わりはないのだ。 そんな彼女ら女子生徒の声をふさぐように、副学園長である石澤真由美がその台に立った。 「えー、こほん。静かに...静かに!」 「今日皆をここに呼んだのにはわけがある。というのも急遽、学園長である鈴木宗道氏が個々の場を離れることになったのだ。」 その言葉を聞き、皆はまたざわざわと話し始めた。 『急遽って、まだ5月中旬じゃない?』『そんなことある?』『パパ活でもやってたのかしら...。』など意見はさんざんだ。 「ええい!うるさい! まだ話は終わってないんだからそのまま聞いとけ馬鹿ども!!!」 し~ん...。 「それでよし。それでは彼に変わる新学園長をここに今からお呼びする。それでは、宮白小百合新学園長。お立ちください。」 すると『どすんどすん』と激しく足を踏み鳴らす音が聞こえる、そんな勢いでなにかが迫ってくるのを感じ生徒のみならず教員も身震いしてしまった。人ではない気配がした気がしてならなかったのだ。しかし現れたのはそれに反し、すらっとした見た目の若そうで眼鏡をかけた女の人であった。 「皆さんごきげんよう。私が新学園長として就任しました、宮白小百合。その人よ、よろしく。」 彼女は笑顔を振りまきそういった。口元にはえくぼをつくり、なんとも透き通った声だ。しかしその目は一切笑ってはいなかったと私は思う。まるで、童話の雪の女王のような冷たい目線に感じた。あるいは獲物を狙う大蛇のようにさえ。しかし、教員含め誰もこの微妙な違和感の存在には気づくことはなかった。 「皆さんと会えたことを記念して、今日はあなたたちにプレゼントをもってきたの。教員の皆様も、受け取ってほしいわ。」 皆、不思議そうな目で彼女を見つめた。生徒のみならず教員にたいしても、そのプレゼントとやらの存在は知られていなかったからだ。「プレゼント...食べ物であったらいいな」と思うものもいれば「ギフトなんて言ってないで給料上げてくれ、給料。」などと思うものもいる。皆能天気なものだ。そして彼女はこう続けた。 「それでは...」             「はじめ」 その瞬間、体育館上にはガスのようなものが充満した。皆パニックになりそこから出ようともがくがそうは問屋が卸さない。 戸も窓も、いたるところがしっかりとロックされていたのだ。皆、少しずつ体の体制を崩し、ドミノのようにばったばったと倒れていく。 彼女はなにをしたというのか。なにもわからないまま、教員含め全員どこかへと身体を運ばれていった。 ....ただ一人の生徒を除いて。 _______________ ___________ ________ _____ ___ _ (どこまで授業は進んだのでしょう。ついたら、環奈に教えていただきましょう。) 彼女の名前は鬼龍院桜子。聖ユリウス女学校二年・学級委員長。父は宮内庁職員、母は名のあるピアニストというまさに華のある家系から生まれてきたハイブリッドだ。彼女も例におよばず文武両道才能に恵まれており、歳は15歳にしてバレーボールや書道を得意とする。趣味はドラマ鑑賞にスタバ巡り。性格は割と天然。全校集会当日はたまたま風邪を引いてしまい寝込んでしまっていた。 「皆さん、おはようございますわ!」 教室のドアを開くと、そこには信じられない光景が広がっていた。 この間まで女の子特有のシャンプーの匂いで囲われていたかの教室は今や男の汗のにおいで充満され、それにとどまらずなぜか皆。男子用のブレザーをはおい髪をショートにカットしていたのだ。桜子はいまいち自分が置かれている状況がわからなかった。 『なぜみんな男の格好を?』『なにこの匂い...。』『あんなに大きかった美智子の胸がまったいらなんて...。』思いは様々だ。一番彼女が衝撃を受けたのが、親友であり幼馴染の環奈の姿である。 (嘘ですわ...あんなに髪を大事にしていた環奈が...。) 以前までの彼女は髪を長く伸ばし、かなり手入れにも凝っている様子だった。しかし今はどうだろう。透き通るような青い髪。まばらに見える黒いぶつぶつ...。まるで修行僧のようにしっかりと髪をそっていたのだ。桜子はどぎまぎとしながらもそっと彼女になにが起こったのか尋ねた。 「ああサクラ!なによそんな困った顔して。」 「なにって、これはどういうことですこと?なぜ皆さま殿方の格好で?」 「はぁっ?」 「はぁ。」 「なにいってるのよ、皆前からこういう格好だったじゃない。」 「そんなわけないでしょう!あなただって、髪を長く伸ばして日々ケアを心がけていたじゃない!」 「ちがうちがう、あたしは前からこんな髪型だったでしょ。それに桜子のほうこそおかしいじゃない。そんな変な服着てメイクしてさ。あたしら男の子じゃん!」 「え...?」 キーンコーンカーンコーン... 「あ、そろそろ始まっちゃう。じゃ、おしゃべりはあとでね!」 「は...はい。」 _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 授業が終わると、桜子は颯爽とトイレに逃げ込み、便器に向かって口を大きく開けた。なにが起こったのかは読者の想像におまかせしよう。その時だった。誰かがこちらを除く視線がしたのだ。 「うわー、くっせえ臭いがすると思ったらおめぇのゲロかよ(笑)」 「そこは普通うんこ選ぶだろ(笑)」 上から彼女を眺めていたのは元きらきら陽キャ女子グループだった。今の格好はどうみても品のかけらすらないDQNグループだが...。 (わたくしももしかして、いつかこうなってしまうの?嫌よそんなの!...でも授業はまだあるし...。) 彼女は彼ら?の声を無視し、その場を後にした。 「はい!これから体育をはじめる...といいたいところだが、急遽授業を変更することにした!」 「え~なんだよそれ。」 「運動させなさいよ!」 「わたしはよかった...かも。」 「じゃかぁしい!!!まったくお前らオスガキどもは口を開けば文句ばかり!!」 すると体育の鈴木恵梨香?先生はズボンを脱ぎ、本当はあるはずのないものを堂々とさらした。 大きくてどす黒くて、くっさい淫臭がここまでただよってきそうな毛だらけのぶさいくちんぽ...。 「今日は保険の授業に変更だぁああ!!!ろくにしこったこともねえオスガキ共!!よくみていやがれ!!!」 そういい、彼女?は自分の股についたそれを一生懸命上下へしごき始めた。 (うそ...あれっておちんちん??そうよね、あんな大きなもの。クリトリスなわけありませんわ!) 突然だが、皆さまは「雄」という生き物を段階的に記号化していった場合なにが残ると思われるであろうか? 筋肉であろうか?違う。数十年前からこの国では、もやし系男子だのと意味の分からんカマホモを祭り上げ、いつしか彼らみたいに細身の体のくせして女をとっかえひっかえするものやつが好まれるようになった。今やそれこそがこのアジアでモテる第一条件なのだ。それに、トレーニング技術の進歩により筋肉質な女も年々増えている。それではなにか?私が思うに、男を象徴してきたのはいつの時代も男根だと思うのだ。例えば古代シュメール文明が生まれた時から、すでに男根と女性器を模したオブジェはつくられていた。古代ローマでは短小であり包茎こそが美しい男の中の男として崇められていた。だから今でも銅像などにはその痕跡が残る。そして今現代でさえそうだ。何者かが性犯罪を起こす度、去勢やgpsを埋め込むことが議論される。その観点を踏まえ、私は普遍的な雄を表す最大の記号をペニスに定めた。それならば、その雄のシンボルを持つ彼女はもはや「女」だといっていいのであろうか。クリトリスもなけりゃ金玉はある。ふたなりですらない今の彼女を誰が女だといえようか。 今もそれを必死に動かし、興奮している彼女を...。 ドピュッ...!!! ...あっ。 「どうだみたか?これが射精だ。お前らもさっさとやれ!!」 「オス!!!」 シュ シュ シュ...ドピュンッ! それからしばらくの間。 精液の飛び散る音とその異臭が体育館中を包み込んだ。 桜子はその異様な光景をただ眺めることしかできなかった...。              バタン _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 「んん...?」 意識が戻ると、桜子は白いベッドの上で横たわっていた。音のない静音の間。どうやら保健室ではないのは確かのようだ。 彼女は恐怖で身を固めることしかできず、そのままそこで横になっていた。『今から自分の身に何が起こるのだろう。』と気が気でなかったのだ。すると少しずつだが、何者かの話し声が彼女の耳に届いていく。まるでその声は、合成音声のようにさえ感じた。 「mäsh mäv etri nocurnca。」 「jää, dmu mua dejobədar.sässät ajimecca.」 (なに?誰がなにを言っているのですの?) 動こうとするほどなにものかに妨害されているような感覚に陥る。 嫌なのに...汗が止まらない。声の主が近づいてくるのを、彼女はただ黙って聞くことしかできないのか。 その時だった。『声の主であるなにか』は彼女の顔に自身の顔を近づける。そして今度は彼女のわかる言葉でこう言った。           「起きてるな?」 _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 僕の名前は『鬼龍院星橘/キリュウインショウキチ』。 ここ聖ユリウス『男子校』の二年生だ。ここでは主に、優秀な『ちんぽこ兵』になるため日々様々なトレーニングを行うんだ。 おちんちんを使った強力な『ぶっかけうどん』の練習に、いつどこでもえっちな気分になれるための『妄想オナニー』などなど、学ぶことは多種多様。僕も将来、立派なちんぽこ軍曹になって日本を。いや、世界を堕落させるのが目標なんだ! 毎日しっかり訓練を受け、成績もいつもトップの僕だけど、そんな僕にも最近とある悩みがある。それは最近よく見る夢のこと。 それは...。 「おうショウ!なんだよそんなうかない顔してよ。」 「あぁ、『環/たまき』。うんうん、ただちょっと考え事をしてて...。」 「ふうん。考え事ねぇ。それで、その考えごととはどういう?」 「それは...。」 「なんだよしゃらくせぇ!俺達『恋人』だろう?秘密っこなしだっていつも言ってるじゃねえか!」 そういい環は僕のお尻を触った。明らかに不意に触れてしまったかんじではない。意図的なものだ。 「もう!そうやってセクハラして!恋人だからって、なんでもしていいわけじゃないぞ!」 そういい僕は環のおちんちんをぎゅっとつかんでやった。 「あっ♡!ちょっと、ストップストップ!!」 「はい!これでこりたでしょ。恋人だとしてもそんな男の子のお尻を軽々とさわっちゃだ~め!」 「わかった。わかったから!んで、結局何に悩んでるんだよ。お前らしくねぇな。」 「...。」 「もしもだけどさ。僕が『メス』だったら。環はどう思う?」 「あ?『フェムボーイ』じゃなくて『メスぅ』?」 「...そう。」 「最近見る夢なんだけどね。夢の中のぼくは男の子じゃなくてなぜか可愛いフリフリの服を着ててね。髪も伸ばしててさ。男の子の姿がまるで異常なことのように騒いでるの。お胸もマンコもある姿に驚かないでね...。」 「その夢の中の僕がね...。絶対体を取り戻してやるって、僕の写真をびりびりに破るの...毎回そこで終わっちゃって...。」 「大丈夫か?だってそれが毎回なんだろ。しっかり寝れてるのか?」 そういい環は星橘の唇に口を押し付け、舌をでれろれろとディープキスをしてくれた。 「ん...♡それが、怖くて全然寝れなくて...♡」 「よし!それじゃあ放課後俺の家へこい!考えがある。」 「ありがと、環♡。環が僕の『恋人』で本当によかった♡♡♡」 _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 「それで...これを///?」 「そうだ!陽人先生がよく隠れて女装強姦プレイをしてたのはしってたからな。ちょうどいいサイズのがあったから借りてきたんだよ。」 そういって環が手渡したのは、ブラジャーパンティー当たり前。 こじゃれたゆるふわお洋服とシリコンデカパイ偽お乳、それにロングのかつらだった。 「だからさ。実際にそういう格好をしてメスを演じれば、なにかわかるものがあるかなって思って。」 「んー...。そうかなぁ...。」 「ま、いいから物は試しだ。やってみようぜ!」 「ちょちょちょっと、せかさないでよぉ~。」 ___________ ________ _____ _ 「どうかな?変じゃない///?」 「おぉーっ!!!なんだよ、けっこう様になってるじゃねぇかよ!!」 環ははあはあと息を荒げながら言った。たしかに彼が言っている言葉も嘘とは言えない。実際鏡の中に写る星橘の姿はまさに先ほどまでお坊ちゃん感があった彼とは異なり、上品で紅茶が良く似合うお嬢様のように見えたからだ。正直な話、星橘もお褒めの言葉をいただいてまんざらでもなさそうだ。そんな彼のかわいらしい姿を見た環は、いらだちを隠せなかった。 もにゅっ。 「ちょ!今はえっちなことは関係ないでしょぉ!!偽ものおっぱい揉まないで!」 「そんなかたいこと言わずにさぁ。」 「も~、えっち大好きなんだから~。まあ僕もだけど...///」 「メスのお前も、なかなか悪くなさそうだな。」 「...そうだ!どうせならよ、お嬢様役でも演じてくれよ!」 「はぁ!?そのようなこと、聞いてないですわよ!」 「そういって!お前もノリノリじゃねぇか(笑)」 「へへへ...///」 「ショウコお嬢様よぉ...可愛い顔してるじゃないの。」 「もう!ほめてもなにも出ませんわよ!」 「でもよぉ...その股間に浮き出ている突起物は一体なんなんでい?」 「あ...♡こ、これは...。」 「ショウコお嬢様は『メス』であられるお方のはずなのに、こんなもんがあるってのはおかしな話ですよ...ねぇ?」 「そ...それは...。」 「おら!このビチブタ!!正体を現せ!!!」 「きゃあっ!!!」 スカートの先には、本来女子に備わっているはずのないものが、血管を浮きだたせて強く己を主張していた。 「あらら!ショウコお嬢様は『メス』ではなく『フェムボーイ』だったのであられますねぇ!なんと勇ましい!」 「いやんみないでぇ!!」 「そういって、あなたも求めているではないですか。『例のもの』を...。」 そういい環は彼の下着を脱がせ、そのバカみたいにでかいけつの穴にローションをたっぷりと使ってやった。 「ああん゛!環さん、なんだかわたくしのお尻の穴がひやっとしてしまいますぅうう♡♡♡」 「まだ始まったばかりでしょう?お じょ う さ ま♡」 「いくぜ、ショウ!」 「はい、ぼく...わたくしのにはやくいれてぇ♡」 「ったりめぇよ!」 環は颯爽とズボンを脱ぎだし、陰部を露出した。 「ああん♡いまからわたくし、侵されてしまうのね♡そのちっちゃいおちんちんに♡♡♡」 「ちっちゃいはよけいだろ(笑)」 「ごめんなさい、だってわたくしのほうがおおきいのですもの~♡」 「言わせておけばこのメスガキがぁ!!!」 「んほぉ!!!」 ぷりっぷりの若さあふれるそのケツ穴に、ちっちゃな包茎ちんぽが挿入される。 まるでシャウエッセンのように小さなそれだが、自己主張は十分に行えるようである。 環は腰をはげしく振動させ、そんな無様なものでも人を犯すことができるんだとアピールする。 星橘は星橘で、自分よりはるかに小さいちんぽに侵されることによりドM心が燃えに燃えているようだ。 彼らの激しさは、時がたつにつれましにましていく。一階で夕食を作っていた父も顔の頬をそめ、『はやくあの人帰ってこないかな』とその後のことを妄想していた。そしてついに。つまった瓶のコルクははじけ飛び、腸内全体を糞雄汁で染めに染めた。 (あれぇ...?ぼく...なにか大事なことをわすれているよな...。) _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 「そうですわ!!!わたくしはそもそも男の子じゃなくて正真正銘女の子でしたわ!!」 星橘...いや、桜子は思わずはしたないくらい大きな声で叫んでしまった。 環はきょとんとした顔で彼女を見つめ、なにをいっているんだと問いただす。その時。 部屋中の明かりが突如消え、光が一つの場所へ移っていくのを二人は感じた。 「きゃあぁぁああああっっ!!!」 「お、おい!大丈夫かショウ!??あ、あれって...。」 光は一つのところへあつまり、やがて一つの集合体となった。その姿は『宮白小百合』。その人だった。 「あの方よ、あの方がわたくしたちの体を、こんなゴムにとじこめた真犯人ですわ!!」 「ゴム...?なにいってんだ、あれは学園長で...その...あれ?」 環...いや、環奈はそこで初めて自分の身体の異常性に気づいた。よく見たら顔の肌の色と比べ、首の下あたりからやけに肌色がこくなっている。それに今まで特に気にすることはなかったが、男だと名乗るには二人とも声が高すぎることに...。 そこで今までの記憶がフラッシュバックした。男として彼と釣りに行ったときのこと。彼とはじめて恋人としてキスしあったあの日のこと。彼とはじめてセックスをした誕生日のこと...。それらが全て嘘であったと...。 すると学園長は手を叩き、ブラボーとただ呟いた。明らかにその声は人間のものではなかった。 「洗脳がとけてしまったようだな、星橘。たしかにほかの個体と比べネジが緩いとはおもっていたが、ついでに環のそれもはずれてしまったか。」 「ななな、なにをいってるんですの...?洗脳?ネジ...?」 「フフ。まあいい。お前らのその女としての自我もこれまでだ。目をあければお前らは二度と女だったことなど忘れるだろうよ。」 「...さようなら、そしてまた学校で会いましょう。もちろん今度は男としてね。」             ...ピカッ _______________ ___________ ________ _____ ___ _ 『ごくろう、サマリア。ふたりをとらえてくれて。』 『えぇ。もちろんよあなた。』 美しい顔立ちの美男美女が仲睦まじく対話している。片方のものは青い目をしており、金髪であるが肌の色は浅黒くどこか中東の人間を思わせる。...かの者の名はロハンヌ。そしてもう片方のものは地面につきそうなくらいながいブルーオーシャンの髪を束ね、色気のある美しい女だった。...かの者の名がサマリア。彼女こそが宮白小百合の正体だとはだれも気付くまい。 彼らは共に夫婦であり、また宇宙人でもあった。 彼らの役目は生命の成長に手を貸し自分たちと同等の能力をもつものに成長させること、または将来的に害となる知的生命体を駆除し宇宙の平穏を保つという、まるで神のような役割であった。そのような存在がなぜ地球へ...? ...答えは簡単だ。地球人の駆除が決定したからである。 彼ら宇宙連合は、何度も地球人類の存在に手を差し伸べてきた。文明が滅びては助け。文明が滅びては助け...。 しかし、彼らは最大のタブーを犯してしまった。それは精神が未熟であるにも関わらず、銀河にまで野心の目を向け、植民地開拓を始めようとしていることである。そのことは何度も彼らの各首長らに警告した。しかしその動きを辞めなかった。 だから彼らは今回地球人類を駆除するべく派遣されたというわけである。 方法は実に奇怪だ。まず地上にいる『メス』数百人ほどに『皮』と呼ばれる素材を着せ『オス』だと思い込ませる。 こうして『ちんぽこ兵』として彼女らを再教育させ、彼らに国中。いや、地球中の女を襲わせ彼らのように性欲があふれるホモ男として作り替える。そうすればセックス中毒者の馬鹿ばかりになり彼らの知能指数は一直線に下がるだけでなく、二度と子供を出産できなくすることができる。なんともまわりくどいやり方だが、これが宇宙ではベストな方法としてパターン化されているのだ。 それも知らずに皆、明日も今と同じ平和な生活があると思い込んでいるのだから恐ろしい。しかし、彼らはそんな計画があると知らないまま種が途絶えるのを笑顔で待っているのだ。 _______________ ___________ ________ _____ ___ _ チュンチュン チュン 「星橘~、朝ですよ~。」 「...は~い。」 「珍しいじゃない、こんな時間まで寝てるなんて。あなたらしくないよ。」 「うん...僕ね、なんか夢を見てたみたい。パパも僕も学校のみんなも、みんなみーんな元々は『メス』で、宇宙人のせいで男の子になった、みたいな。」 「なんだかSFみたいな話ね。さ、早く食べちゃいなさい。お父様、もういっちゃったわよ。パパもそろそろいかなきゃいけないし。」 「はーい。」 なんだか変な夢だったな。こんなことあるわけないじゃん。そう思いながら朝食に手をつけた。 ...うん。味覚なんかは正常だよね。それにしても、昨日は環の家にいたはずなのにどうやって家まで帰ってきたんだろう...? ま、いいか。朝食を食べ終わり支度を終えると、聞きなじみのある声が耳まで届いた。 「おーい!ショウ、学校いくぞー!!」 「うん、いまいくね!」 正直もう『メス』だとか『オス』だとかどうだっていい。 ただ大好きな人のそばにいたいと思う星橘だった。 【完】 今日は「中の良い友達同士からそういう関係へ」というお題をもとに作品を書いてみました。もし感想などがあれば書いていただけると嬉しいです。


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