幸乃助さんと共同執筆しているもの、一部先行公開
Added 2025-02-16 09:16:32 +0000 UTC今回協力していただいた幸乃助さんのピクシブアカウントです。↓ https://www.pixiv.net/users/8810796 ここは、「今」とはズレた少し違う経路にある国日本。およそ基本的なルールや社会風俗は変わらないが、ここでは今ある男が名を馳せていた。その名は月宮伊作(イサク)。 月宮コンツェルンの親王として幼い頃から手ほどきを受けてきた彼は父親が作った負債を消却すべく自分や一部の親族以外を全員追い出し積極的に若い人材を取り入れることに成功し、会社を上場企業へと返り咲かさせた為その経営的手腕と行動力が称賛され、第二の山内溥と呼ばれるほどになった。 この物語はそんな伊作の欲にまみれたとある秘密を暴露する物語でもある。 ことは会社を立て直したあとに起こった。 格式の高い黒羽二重を着、堂々とした出で立ちで花嫁の横に立ち祝福の声を受け取るその姿は、若社長といえど大変男らしく、また勇ましく見える。彼に心酔した若手社員らは拍手喝采し、祖父である会長は彼に実施激励を送るのであった。そう、結婚をしたのである。 相手はこれまたいいところのお嬢さんである花園雪永(せつな)という女。年は23。 おとぎ話に出てくるようなまさに大和撫子という異名にふさわしい女性で、優しく品が良いのが話しているだけで伝わってくるほどである。 しかし彼らの関係というのは言ってしまえば自由恋愛ではなく政略結婚。彼らが自ら望んだから結ばれた縁というわけではない。 一族繁栄を願う彼ら親族により企てられた大きなプロジェクトの一つでしかないのだ。 はっきりいうと、彼は彼女に対し恋愛感情を持てなかった。別に彼女のことが嫌いというわけではないが、実のところいうと彼は所謂ゲイだったのである。しかしそのことを公に今までしてこなかったし、本人もそのような素振りを見せぬまいとここまでやってきた。ある意味そのつけが回ってきたのだろう。 彼はただ現状の生活に対しため息を漏らすしかなかった。 バタン 「どうして…、こんなことになっているんだ…」 結婚式を終えて、雪永との新居への引っ越しを控えたある日のこと。 彼は一人部屋でため息をついていた。 ため息と共に彼は表向きで着ているスーツにYシャツ、そして下着類をも脱ぎ捨てた。 一糸纏わぬ姿になった彼は冷蔵庫を開け、炭酸水の入ったボトルを取り出す。 程よく鍛え抜かれた筋肉、10人が10人振り返るような美しい表情、そして大きく太くそれでいて卑猥な男根。 炭酸水を飲み干す時に首筋で動く喉仏。 様々な困難を乗り越えてきた男の生き様が所作一つ一つに現れている。 「なぜ、私は女性と…、ましてや結婚だなんて…」 先日、親族の紹介で一人の女性との見合いがセッティングされた。 しかし、それは自らが全く望んだものではなく、いわゆる政略結婚のためのもので、相手の方も自分に対しての恋愛感情があるわけではない。 自分がゲイであることを隠していたゆえの事ではあるが、幼い頃からの教育や周りから求められていることに応え続けた結果。 自分自身の事は二の次になってしまい、気がつけば自分自身の事、とりわけ自分自身の弱さや心のうちを表現することが苦手になっていた。 炭酸水のボトルを置いて、彼は一人ノートパソコンを開く。 仕事で使っているパソコンではなく、全くのプライベートのものであり、 会社のものはおろか、家族、そして雪永にさえも全く触れさせていないものである。 ノートパソコンを起動させると、そこには金髪姿で微笑む外国人男性の姿。 しかも全裸、モザイクもかかっていない。 「今日は…、今日は何を観ようか」 インターネットのブラウザを開くと、彼が登録しているアダルトのポータルサイトが出てきた。 今までにダウンロード購入をしてきた、ゲイビデオが数多く並んでいる。 「じゃあ今日は…、これにしよう」 選んだのは、学生服を着た可愛らしい男性二人が写ったジャケット。 再生ボタンをクリックする。 場面はジャケットに写っていた男性二人が、学生寮の自らのベッドにキスをするところからだ。 「私もこんな風に男性とキスがしたい…」 やがて、裸になりお互いの男根を咥え合う場面になった。 伊作も自らの男根を握り、硬さをより強めるべく、快楽へ進むべく動きを強めていった。 映像は片方の男性がもう片方の男性の菊穴に、自らの男根を挿入する場面になった。 「はぁ、はぁ…」 息を強めるのと同時に、自らの男根の上下運動も激しさを増していく。 徐々に絶頂に近づき、睾丸から男根への快楽の放出が見えてきたころ。 ピロリン スマートフォンの通知が鳴った。 普段この時間であればスイッチを切っているはずであったが、切るのを忘れてしまっていた。 (なんなんだ一体!私の快楽を邪魔しやがって!!) 苛立ちを隠さずに、通知を見るとメッセージアプリの通知。 雪永からだった。 そこに画像が1枚載っていた。 「これは…」 先ほどまで観ていた動画から飛び出してきたような、とても可愛らしい男子校生の姿であった。 思わず画像を自らのスマートフォンの中に保管し、スクリーンショットまで撮った。 撮り終えてすぐ、その画像はメッセージアプリのやり取りの画面から消えてしまった。 (どういうことだ…) そう思案している最中に、雪永からのメッセージが来た。 ”失礼しました。友人に送るものを誤って送ってしまいました…。 どうかご放念を…。” すぐに返した。 ”気になさらなくて、大丈夫ですよ。 遅い時間なのでゆっくりお休みください” 気遣った返信をし、事なきを得た。 雪永から送られた写真を見ると、先ほどの映像の作品よりも自らの男根がイキリ勃っているのが分かる。 「たまらない。こんな美少年と掘り合いしたかった…」 男根を扱きながら、興奮を抑えられずにいる。 「あああっ、イくっ、うっ!!」 伊作の男根からは白濁とした濃い液体が出てきた。 「はぁ、はぁ、はぁ、気持ち良い…」 「私は一体どうなるのだろうか…」 射精後の虚無感と先の不安がごちゃ混ぜになった感情で、雪永から送られてきた写真を眺めていた。 「しかし、この美少年、雪永ととてもよく似ている…」 「まさか、そんな」 すぐにスマートフォンをテーブルに置き、残っている炭酸水を飲み干した。 一方その頃。 「間違って送ってしまった…」 雪永は焦っていた。 誤って伊作と関係のない画像を送ってしまった。 「メッセージが一段違いで…」 伊作の下にある高校時代の学友に思い出の写真を送ったはずだったが、間違えて伊作に送ってしまったのであった。 「どうしましょう…」 慌てて、自らのメッセージのところから削除をしたが、焦っていた。 白いシルクのパジャマに身を包んで、気品溢れる雪永であったが、この時ばかりは取り乱していた。 すぐに ”失礼しました。友人に送るものを誤って送ってしまいました…。 どうかご放念を…。” と送信した。 ”気になさらなくて、大丈夫ですよ。 遅い時間なのでゆっくりお休みください” とすぐに返信が来て、安堵の感情になった。 「良かった…」 雪永は安堵の表情を浮かべた。 少し時間が空いて、本来のやり取りをする予定だった高校時代の学友に先ほどの写真を送る。 送った写真を見つめながら、 「高校時代、この格好で文化祭を回ったの楽しかったな…」 そこには誤って伊作に送ってしまった、可愛らしい美少年の姿の写真があった。 たわいもないやり取りを高校時代の学友とし、やがて眠りについた。 _____________ __________ _______ _____ ___ _ 2日後の夕方午後6時30分。 伊作はその日、結婚後初のデートをすることとなっていたのだが、どうにも落ち着かない様子だった。原因はやはり例の写真であった。 黒いショートヘアの物腰柔らかそうな超が就くほどの美少年。そんな彼が婚約相手である雪永とどのような関係があるのか問いただしたかったのである。 「こんばんは、雪永さん。すみません、少し仕事が残っていて遅れてしまって。」 「ふふ。いえ、そんなことはないですよ。」 そういい彼はそっと雪永の体にハグと柔らかい接吻を与え、彼女の顔をまじまじと見つめた。 最初は何が起こったかあまり理解できていない様子だった雪永だが、徐々に自分の身に一体何が起こったのかを把握し、顔を林檎のように赤らめ甘い声をもらした。 「きゃっ…♡伊作さん、思ったより、その…大胆なのですね。」 「すみません、嫌でしたか?」 「いえ、そんなことは…♡」 「それでは早速レストランへ向かいましょう。もう予約は済ませてありますので。」 「はい…♡」 彼らが向かったのは都でもなかなか予約がとれないと噂の高級フランス料理店であった。 「まあ!ここは今流行りの…!」 「ええ、雪永さんはフランス料理がお好みとお父上からお聞きましたので。いかがですか?」 「はい!アタシの好みまでわざわざ調べていただいたなんて…ありがとうございます。」 そういい、穏やかな表情で伊作に対し軽く会釈をした。 「それでは今夜のデートがうまくいくことを願って、乾杯をしましょう。」 「はい。」 「Sante!【乾杯】」 カラン カラン… 和やかな雰囲気で無事デートは進んでいくこととなった。お互い談笑に花を咲かせ、和気あいあいとしながら接している。 (今日も相変わらず身も心も美しく…まるでローマ神話のビーナスのようだ。政略結婚といえど良い妻をもらった。しかし…。男性だったらさらに良いパートナーになっていただろうに…。。) そして1時間後。酔が回ってきたことを確認して、ついにこの間の件について質問をぶつけることとした。 「ところで、雪永。この間メールで送ってきた写真のことなのだが…。」 すると彼女は顔を手で覆い被し、小さな声でそっとつぶやいた。 「ああ!覚えていらしたのですか!恥ずかしい…///」 「となるとやはり…。」 「その…もう察していらしたかもしれませんが、実はあの写真に写っているのは私なのです。中高とも女学校で暮らしてきた私ですが、高校最後の学園祭の時に友人と男装して回ることになって…///」 「それで、どうだったんだ?」 「私それまで男装なんかに興味は全くなかったんですけれど、男の子の服を着て男の子として振る舞うのが当時新鮮で…それであの日たまたま当時の写真を見つけて友人に送るつもりだったのです…。」 雪永は話すたびに声を縮めていく。 すれに対し伊作は話を続ける。 「ちなみに今も男装には興味があるのか?」 「いいえ。結局あれかれ一度も…。」 「そうか。」 すると雪永は恥ずかしさのあまりか涙を流し泣き始めてしまった。 「おい、大丈夫か??」 「は、ふぁい…ヒクッ ヒクッ…」 「私、実は伊作さん゛に一目惚れじたんです…だから、だからその…ヒクッ ヒクッ。」 「…そんなことで私は君を嫌わないさ。だからその涙をお拭き。」 そういいポケットに入れていた白いハンカチで涙を拭くことを促す。 「ありがどうございます…。 ヒクッ ヒクッ…」 そして伊作は雪永に熱い接吻を送り、その日は店を出ることにした。 (雪永には悪いことをしてしまったかもしれない。私が思っているよりも女性というのは神経質な生き物なのだろう。もう例の件について触れるのは辞めよう。政略結婚といえど彼女をこれ以上傷つけたくはない。) そう伊作は決意し眠りにつくこととした。 …したのだが。まさかこの日を境に事態が一変するとは誰も思わなかったであろう。 それは夢での出来事であった。 伊作は普段なかなか夢をみることはないのだが、その日は実に奇妙な夢を見た。眠りに落ちるとそこは花々が咲く巨大な雲の上であった。すっかり見惚れてしまった伊作はただ呆然と景色を眺めることしかできなかったのである。するとしばらくして。彼の背後のほうからなにやら男とも女ともとれない中性的な声がした。 「やあ。貴方が伊作というものですね?」 「だ、誰です?私の背後にいるのは!」 背後を振り向くと、そこには可愛らしい顔に大きな乳房をつけた小柄の小さな美少年のような人物が半裸で立っていた。 「ワタシはツクヨミ。貴方たちでいうところの神というものとでも言えばいいでしょうか?」 「か、神ですって??」 「そうです。今日は入り入ってお願いがあり貴方とコンタクトを取らせていただきました。」 そういいツクヨミと名乗るカレは、とある図をプロジェクターのように雲に映しだして提示した。そこに描かれていたのはどうやら男と女の違いに関するデータのようであった。 「これは…。」 「これは人間の男女間に関する違いをまとめた一種のレポート図のようなものです。声、好むもの、体格、性器…。それら全てをここに記しました。」 「しかし何故なのです?」 「それはですね…。」 そう尋ねるとやや怪訝そうな表情を浮かべ語りだした。どうやら神々は、最近人間界で性別に関する論争が白熱化しているのを、身体的差を必要以上に作りすぎてしまったからだと考えているらしい。そのために何人か候補者をランダムに選び、人類をそらなるフェーズへ移行させるべく"調整"することを試みているという。 「しかし私になにをすれと…?」 「君には生きるものを皆、コントロールできる能力を渡す。完全にとは言えないがやろうと思えば一部の細胞を活発化させることも可能だ。しかしその能力は対象の生き物が眠っているときにしか使用することがてきない。 一般的な催眠術とは似て非なるものだが、まあそういうものだと思ってくれればいい。 その能力を使い人類を正しい方向へ導かせるのが君の役目だ。それでは検討を祈る。」 そこで目が覚めてしまった。 「夢なのに嫌にスラスラ覚えているな。」 そこで半信半疑ながら試しに、すやすやと眠っている飼い猫のミロに自分を犬だと思い込ませるよう強く念じだ。 そこで目が覚めてしまった。 するとどうであろうか。 ミロはその日からお手やおすわりなど、犬とほぼ同じ動作ができるようになっていた。 しかしどうやら催眠は一回だけだと効力が弱いのかすぐに戻ってしまうらしい。 しかし逆に言えば催眠をすればするほど効力は増大になるということでもある。 そこで強大な力を得た伊作はここで確信した。 この力があれば雪永を自分の理想である完璧な主夫にできる…と。 伊作は”善は急げ”とばかりに、デスクに座り、紙をデスクの紙を大量に収納しているケースから何枚か取り出す。 手近にあるペンを手に取り、自分の中の頭の中の理想を浮かべて書き始めた。 浮かべる相手はもちろん雪永だ。 「雪永ぁ、雪永ぁ…」 うわごとのように雪永の名前を呼びながら、頭の中の理想を書いていく。 「外見…」 「そうだな、ゴリゴリの筋肉男も良い…。 なんなら僕はそういう人に抱かれて、仕事や色々なことから頑張らざるを得ない自分から解放されたかった。 だけど、あの美少年に男装した雪永を見ると、 可愛い男の子をリードするのも、リードされるのもいい。 新しい扉を開けてくれた」 「まずは美少年…、でも今の雪永の姿も素敵だ」 伊作は迷いが生じながらも、 「まずは一旦今の雪永をベースにしつつ、徐々に美少年のように…」 そのように紙に書き留めた。 「次に中身…」 「上品さをベースにしつつ、下品さも濃くしていきたいな」 「そういえば、2年前に行き詰まっていたときに、こっそり夜に抜け出していったニューハーフバー。 とびきり美人のニューハーフホステスの方…、どことなく雪永に近い雰囲気だった…。 最初に席に着いた時は華やかだけど清楚な美人だったけれど、 徐々に男を出してきて、こっちが勃起してるのを見て、スカートの中に手を突っ込ませて、 「俺の方が大きいだろぉ」と低音ボイスで言われて、少し扱かせてもらったなぁ…」 「上品な女性らしさはそのままにして、徐々に男を出させるように育てていこう」 ムクっ 「まずい、考えているだけでイキリ勃って…」 「少し目を瞑ろう」 目を瞑ると、そこに浮かんできたのは、 あの日の自分…夜に抜け出して行ったニューハーフバーにいる自分だった。 飲み過ぎたのか、疲れたからなのか、フラフラしてしまい。 どうにか男子トイレに辿り着いた。 男子トイレの小便器には一人のバニーガール。 バニーガールのコスチュームから器用に男根を出していた。 (はっ、じろじろ見てしまうのは…) 目を逸らしていると、 「あれお客さ…、伊作さん!」 「もしかして、ゆっ雪永?」 「ええ、でもお店ではタカシって名乗ってるの。 そういえばあたしのチンポ…見てました…」 「すまん、いけないのは分かってい…」 「いいの伊作さんなら、ちょっと待ってて」 一旦、男子トイレで待たされ、5分すると、初めてのデートの日に着て来ていた白いコートとブーツを履いて、 バッグを持って戻ってきた。 「お店、早退してきました」 「えっ?」 「伊作さんといられるならと思って…」 「雪永…」 「伊作さんもお金払って荷物持って、来てください」 「ああ」 伊作はお金を払い、荷物を持って、雪永の待つ男子トイレへ。 「行きたいところがあるので、付いて来てください」 伊作の手を引き、雪永は夜の街の奥に進んでいく。 (今までの雪永では考えられない、積極性…) 少し胸がポカっとなる。 そんな光景を目に浮かべながら、伊作は自らの下着を下ろし男根をゆっくりと扱き始めた。 さらに妄想は続く。 到着したのはラブホテル。 部屋を選び、お金を払う雪永。 エレベーターに伊作を引き込むと、抱き寄せてキスを始めた。 「伊作さんっ」 「雪っ」 ぶちゅぅー エレベーターの中にキスの音が響く中、目的のフロアにたどり着く。 イチャイチャをする中で、 (香水の匂いの中にも男の臭いを感じられる…) 自らの男根がスラックスの中でイキリ立っているのがわかる。 部屋の鍵を開け、ドアを閉めた後、 「あらぁ、チンポ勃っちゃってぇ〜」 ニューハーフになった雪永が見逃すはずなく、スラックスの上からイヤらしく触っていく。 「雪永…、どこで覚えた?」 「決まってるじゃないですかぁ、自分のチ・ン・ポ・ですよ」 真紅のマニキュアを塗った爪が少し太くなって雪永の指を彩りつつ、スラックスの上から男根を扱いていく。 「気持ちいい」 「でも、まだダメですよ」 雪永は白いコートを脱ぐ。 「そ、その格好は…」 白いコートの下には黒いブーツとグレーのボクサーブリーフのみ。 「アタシ、チンポ付けてから、露出が好きになっちゃったんですぅ」 伊作の前で淡々と自らの性癖目覚めをカミングアウトする雪永。 「露出…?」 「そうなんですぅ、たとえばぁ、 人気のない公園でパンツも脱いで、チンポぶらぶらさせて歩いたりぃ、 洋服屋さんで女物の服をどうしても買う時に、試着室で全裸になって、 バレないようにセンズリブッこいたり、 そんなことが癖になっちゃったんですぅ」 「ああ、なんて下品な…」 「こんなワタシ、嫌いになっちゃいましたぁ?」 「嫌いになるどころか、ほらっ」 慌ててスラックスと黒のボクサーパンツを脱ぐ伊作。 「ウソっ、ギンギン」 「僕は雪永に変態男になって欲しかった、雪永が女だった頃から…、 だから嬉しいのと、自分のずっと抱いていた姿でいてくれるのが嬉しくて」 「伊作さんっ」 「雪永っ」 二人はキスをするのと同時にお互いの男根を擦り合わせる、兜合わせを始めた。 この光景とリンクするように現実の伊作も自らの男根の動きを少し早めていく。 「伊作さん」 「雪永」 「俺の方が大きいですね」 「はぁ、たまらない」 「こうやって攻められるの好きでした」 「ああ、好きだよ、しかも男の声で攻められてたまらないよ」 「嬉しいこと言ってくれますね」 雪永は低音の少し効いた男声で、キスと手コキを進めていく。 「伊作さん、俺、伊作さんに見せたい姿たくさんあるんです」 「どういう、どういう姿なんだい…?」 ちょっと待っててください。 フロントに電話をする。 「ええ、キープしてあるやつお願いします」 なれた口調で電話をしていく。 男声、そして自分のことを俺と呼ぶ雪永の姿に、伊作の男根はさらに膨らみを強くしていく。 少しすると、バサっ、バタンと音がして、全裸の雪永が玄関へ向かう。 雪永が自らの男根をぶらつかせながら、黒いカバンを持って戻って来た。 「ここ、一人で自分の変態を解放したいときにくるようになりまして…」 「変態を解放…」 「たとえば…」 取り出したのは、競泳用のビキニパンツ。 躊躇わずグレーのボクサーブリーフを脱いだ雪永は、生尻を晒しながら、青のビキニパンツに履き替える。 さらに自らの体にローションを塗り込む。 あまりの姿に呆然としながらも、自らの男根を扱く伊作。 「伊作さん、こんな俺好きなんですか?」 「ああ、大好きだよ、今までよりももっともっと好きになってるよ」 「嬉しいこと言ってくれるじゃないですか」 伊作は全ての服を脱ぎ捨て全裸になった。 「じゃあ、ベットに横になって…」 伊作をベッドに横たわらせると、 「伊作さん、いやぁ、伊作ぅ、俺、伊作とホモセックスしたくてタマンねぇよぉ」 「雪永…」 「俺はおっぱいはあって、体のベースは女っぽいけど、チンポつけて立派な男になったんだよぉ」 「嬉しいよぉ」 「オラァ、伊作ぅ」 雪永は伊作の顔に自らの男根を競泳パンツ越しに擦り付ける。 (雪永の男根、夢にまで見た雪永の男根…) 夢中でむしゃぶりついていく。 「伊作ぅ、伊作ぅ、そんなに吸われたら、俺すぐイっちゃ…」 ビュルっ 伊作の顔の上で雪永の男根から、精液が発射された。 「伊作…さん…、ごめんなさい…」 先ほどまでの自信満々の男声とは一転して、か細い声で謝るも、 「雪永の精子、美味しいよぉ」 伊作は手で顔に付いた雪永の精子を掬って、口に入れて舐め回す。 「伊作さん…」 「雪永…」 「嬉しいっ!俺っ嬉しい!!」 再び伊作と雪永はキスを交わす。 「雪永、ガニ股になってもらえるかい?」 「ああ」 雪永はガニ股になり、股間に男根をぶらつかせている。 「慣れてるね」 「ああ、ニューハーフバーのショーでガニ股で腰振ってるからね」 「たまんないよぉ…、しゃぁぶっていくよぉ〜」 ジュボッチュルッ 「気持ち良い…」 伊作のフェラチオに悶える、雪永。 次第に、 「おほっ」「うほぉう」 低音ボイスになり、ガニ股の姿で、自らの男根を勃起させていく雪永。 さらには両手を頭にあてて、腋を見せる。 そこには剛毛の脇毛が生えていた。 「脇毛ぇ、脇毛ぇ」と譫言のようにいうと、腋を舐め始めた。 「そこ洗ってなぁい…」 「だからこそ良いじゃないか」 「ガチの変態ホモ野郎じゃないですかぁ」 「ああ」 「じゃぁ、ケツ突き出してください」 「浣腸して…」 「ありのままの伊作さんが良いので…」 そういうと雪永は伊作の菊門を舐め始めた。 「あれ?伊作さん綺麗ですよぉ」 「そ、それは…」 「男に掘られたいんでしょ」 「そっ、そっ…」 「良いから、俺に任せて」 耳元で太い男声を聞いて、次のアクションになった瞬間だった。 ビュルっ、ビュルっ 濃くて白い精液が、現実の世界の伊作の男根から放たれた。 「はぁ…はぁ…」 伊作は心地よい疲労感ともに満足げな表情を浮かべる。 程なくして、再び紙とペンを手に取り、いくつか書き示した。 そこに書いたのは、”段階を考える” 矢印を引いて、”いきなり最後まで進めてしまっても楽しめないし、万が一解けてしまった時に狼狽えさせてもいけない” さらに工程として、 ”最初はペニスバンドをつけさせ、自分の性自認を変える” さらに工程ごとにさせたい行動についても少しずつ書き進めていく。 また、能力として”周りにも雪永への認識も変えさせるものも付帯”と書き、「雪永に寂しくさせないように、周りにも雪永の認識を男にするように…ただどうやって彼らが眠っている間に催眠をしかけようか…。」 ぶつぶつ言いながらもスラスラと書いていく。 「雪永、君をさらに素敵にしてあげるからね」 笑みを浮かべながら、伊作は下着を履き、服を着替えるのであった。 _____________ __________ _______ _____ ___ _ それから数日後のこと。 引っ越しの準備は終わり、ついに伊作と雪永の二人きりの生活が幕を開けた。 「おはよう雪永」 「おはようございます、伊作さん。少しお待ちくださいね、朝食がそろそろできますので。」 「あぁ、ありがとう。」 そういい私は雪永へ熱い接吻を送る。夫婦というのは互いの信頼あってこそのものだ。 それが崩れればダムが崩壊するのもしようがないだろう。 だからこそ彼女が男として覚醒するまでのつなぎをしっかりしなければならない。 「もう...キスをするのなら最初にそうおっしゃってください...♡」 「すまないな、いやだったか?」 「いえ、そういうわけでは...。」 うぶな表情がまた可愛らしい。しかし今日は今までと違う点が一つある。 「ふふふ...。」 私はそっと彼女の股間にある異物に手を触れた。 本来ならあるはずのないもの。ペニスバンドだ。しかし彼女は私がそれに触れていることに気づくそぶりを見せない。 私は昨夜彼女にこのような催眠術をかけた。 股間にペニスバンドを装着してもなにも気づかないといったものだ。 最初からそれを本物の男根だと認識させることも勿論可能だったが、私がそうさせなかったのには理由があった。 それはまず、ペニスバンドそのものに違和感を持たせないため。 私が授けてもらった能力はかなり強力なものであったが、なにかの拍子にとけてしまう可能性もなくはない。 だから催眠術を何層にもわけてかけることによりとけにくくする意図がそこにあった。 「?すみません、なにかおかしいことでもありましたか?」 「ハハハ、すまない。なにもないよ。」 「それならいいのですが。」 正直な話、仕事中も彼女のことが気になってしようがなかった。 偽物とは言え、あれがあるにも気づかずなにをしているのだろうか。 洗濯か?掃除か?それともトイレか? いつもの調子で用をいたしたせいで、小便が少し飛び散ったりして。 あぁ、集中できない! しかしそんなことを思っていてもいづれ時を進む。 いつのまにか時間は定時を過ぎていた。 真っ先に家に帰ると雪永が玄関で出迎えてくれた。 「ただいま...っわ!」 「へへへ...。おかえりなさい、私の旦那様♡」 今度は彼女のほうから口をつけた。それにこたえ私は舌をいれ応戦する。 かたや下の口も同様だ。雪永のペニスバンドと私のリアルペニスが激しく絡み合い不思議な感覚をくれる。 「伊作さん、そのぉ。」 「なんだい?」 「一緒に...お風呂にでも入りませんか?」 予想外の問いに少々驚いたが、私は迷わず了承した。 「お背中流しますね?」 「あぁ、頼む。」 雪永のぶつが俺の肌に直接触れる。 なぜだろう。これは本物じゃないと自分でもわかっているはずなのに。。。なぜだか熱く感じてしまう。風呂にいるせいだろうか? いや、そういういわけではなさそうだ。つい彼女の今後の成長を妄想してしまうからなのかもしれない。あぁ...。 「あら!」 雪永は声を荒げた。 どうやら私は興奮のあまりつい甘勃起してしまっていたらしい、 「あ、あのだな雪永。その、これは。」 しばらくの沈黙の間のあと、彼女は甘い雌の声でこういった。 「よかったぁ♡」 「え?」 「もう伊作さん、いいじゃないですか。私たちはもう夫婦なのですもの。それより...。」 「私で、興奮してくれたんですね♡よかった、この前の件、正直まだ気にしてたんです!」 そうか。気にしていないのか。それならこちらも乗っていかないといけないな。そして私は一昔前流行った壁ドンをし、誘惑をかきたてた。 「...今日はどうだい?」 「は、はい!」 しかし、どうしたものか。ついノリでそういってしまったが、私の催眠術は一般的な催眠術とは違い対象が眠っているときにしか術をかけることができない。浴槽から出た後、試しに彼女に言った。 「それじゃあ雪永。おっぱじめる前に、このアイマスクを目につけてくれないか?」 「な、なぜそのようなことを?」 「なぁに、ムードをもりあげるためさ。感じたことのない興奮を君に与えてあげるよ。」 「わかりました。楽しみにしていますね。」 「それじゃあ、失礼するよ。」 スゥー...。 よし。今のところはうまくいっているな。 それではアロマの香りをたいて...。 「この匂い、フェロモンがそそられますね。」 「そうだろう?いい声音だ。」 そういい私はおもむろに彼女の体に手を触れた。 「あぁん♡ちょっとぉ、いきなり触らないでください♡」 「ははあん。それではここはどうだ?」 そしてうなじをすっと触れた。 「いぃぃいい♡♡」 「かわいいやつだな、全く。。」 私はどうにか別の部位に意識を集中させているあいだにどうにかペニスバンドをはずすことに成功した。 (よかった、成功した。) 「それじゃあ、本格的に始めようか。」 あれから数日後。 もはや雪永の股間がもっこりしていることなどただの日常になりつつあった。そこで私は、ことを次のステップへと移すことにした。 まずはペニスバンドから、射精も可能なエピテーゼへと代物を変更。 たまたまネットで物を探しているときに知ったが、かなりリアルな外見だ。たしかに安い買い物とは言えないがそれでも払うだけの価値はあると判断した。次に性自任を女から両性具有者に変えてみた。 ニューハーフに変えてもよかったのだが、まだしばらくは女性としての恥じらいを持っていてほしい。(もちろん、あとあとのギャップを楽しむため。)だから思い切って、男性器は生えているが体の中には精巣が一応存在するという設定にしてみたのだ。言ってしまえばおマンコのないふたなりだな。最後にかけた暗示は、変態行為が好きだがそれをひた隠しにしているというもの。さて、どうなることか。 楽しみだ。 それから数日間、密かに家の中のいたるところにカメラを何台か設置し彼女の行動を記録してみることとした。彼女が私のいない間どのような行動を取り、またさらけ出しているかを確かめるために。 まだどのようなものに仕上がっているかは不明だが、いいものになっていると信じている。今日は日曜日。「せっかくの休日中わるいが友人と少しあってくる」となどと嘘をつき、町から少しはじれたところにあるネットカフェへと足をはこんだ。 「いらっしゃいませ~。」 「ああ。」 ここも懐かしいな。漫画喫茶だったころはきてたんだがな。 そんなどうでもいいことを頭の片隅で考えながら、21号室と書かれた部屋の戸を開けた。ふむ、部屋は思ったよりもきれいだな。 こじんまりとはしているが、悪くない場所だ。 ポチっ...カチャっ。 ウィィィイイイン...。 一体どのような映像が記録されているのか…。私は彼女がどのように自分の元を崩すのであろうかという興奮と、コソコソと動画を撮影してそれを視聴するという背德感を感じながら、ガクガクと手を震わせ再生という文字をクリックした。 《おはよう。》 《あら、おはようございます♪》 こんな無駄なところはスキップだ。スキップ。 あっ、ここらへんからか? 《それでは行ってくる。》 《あ、ちょっと待ってください!行ってきますのチュウを…。》 《ああ。》 チュッ。 《それじゃあ。》 《はい、行ってらっしゃ〜い!今日のお夕飯は焼き魚にしますね〜!》 さあここからが本番だ。この第一声ですべては決定されるといってもいい。さあ、言え。なにか言葉を発するんだ。 するとしばらくの沈黙のあと、玄関中にけたたましい声が響いた。 《ああああああ!たまらないわぁ!!!伊作さんとの熱いキスゥゥウウ!!!!!》 そういい彼女はパンツに手を伸ばした。しこっている!あの清楚な妻が手は激しく上下させ、性器を刺激している!!! こんなこと本来起きるはずがないのに!もう、しょっぱなから私はマラをおったてていしまっている。まだ始まったばかりだというのに! 《はあ、こんなちんぽこ生やした気持ち悪い訳あり女なのに!!!本来忌み嫌われてもおかしくないくらいの変態女なのに!!!なんて私は幸せものなのおぉぉおお!!??》 《イクッ、イッチマウゥ!》 しゃー... 彼女が射精すると同時に、私の股のものはべっちょりとした唾液をたらし始めた。嘘だろ?最初からここまで?創造いじょうではないか! しばらく彼女はふーふーと息を荒げ、顔を真っ赤にしながら放心した。何を思っているのだろう。初射精というものがどうだったかははっきりいってたいして覚えていない。覚えているのは当時俳優として活動していたハーフタレントの写真をみながら床オナしたことくらいか。しかしサルの如く性におぼれた男子学生のような彼女を見るに、やはり快感は計り知れないものなのだと思う。少なくとも今の彼女は、目の前で見せてくれたどんな表情よりも幸せそうだった。 それからはもうすごかった。痛覚なんかないくせに疑似ペニスの亀頭にbb弾より一回り小さいくらいのビーズを入れてセルフSMプレイをしたり、私の夕飯のカレーに朝出したものを『おいしくなあれ♡』なんてのたまいながら混ぜたりとやりたい放題だ。(まあ偽物だとしてもうれしくないわけではないが。)私が彼女を変えたんだ。私が...。 正直腹から笑ってしまいそうになった。確かに私は会社を立て直し、急成長させた。しかし今はそれ以上に恐ろしく高等なことをやっているのだ!しかし雪永、君の変異はそうぞうのはるか上をしのぐ素晴らしいものになりそうだよ。ありがとう、私の身勝手な行いに付き添わせて...。絶対、君を世界一幸せで高等な新人類の先駆者としてみせるよ♡♡♡ 気がつくと私の部屋はティッシュまみれのイカ臭い匂いで充満されていた。さすがにやりすぎてしまったと思った私は少し余分にお金をわたし、つりを受け取らないまま外へとでたのはここだけの秘密である。