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神永睦
神永睦

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おおまかな設定を考える。

自分の作品だけじゃなく、お仕事でも自分で構図を考えなければならないことがあります。

今回は、自分が構図を考えるときに気を付けていることをお話しようかなと思います。


かなり長くなってしまいそうなので全5回ぐらいにわけてお話しようかなと思います。


まず1つ目はこちら、、、


●おおまかな設定を考える

例えば、ゲームの立ち絵のお仕事のとき、クライアントさんからこういう設定で、こういう構図で、これは絶対描き入れてもらって、、、という、どんな背景を描けば良いのかがまとめられた指示書が渡され

それを見ながら描き起こしていきますが、これをオリジナル作品のときにもやるのです!


クライアントさんが求めているものが、例えば男子高校生の部屋だったとします。

そして、勉強机、ベッド、本棚は絶対入れてほしい!という指示だったとします。

ここまでの内容だけでも、壁をピンクにしたら女子の部屋のイメージになるからダメだな、とか

男子高校生の部屋だからシックな感じの方が良いかな、など

何を描いたら違和感があるか、これを描き入れたらどうだろう、、、などの方向性が決まってきます。


更にクライアントさんに、窓は開いていた方が良いか?窓外の天気は?全体の雰囲気で希望はあるか?部活は何かやっているか?などの詳細を確認すると、何を描き入れれば求めている部屋になるか考えやすくなりますし、違和感がある絵にはなりません。


実際にやってみました。↓

他にも、クローゼットがあっても違和感ないですし、クッションがあっても良いです。


設定が和室でちょっと古めとなったら、床を畳にして壁に少し汚れを入れてあげたり

おしゃれな部屋となったら、観葉植物を置いてみたり、インテリアを増やしてみたりなどということも出来ます。


でもここで、部屋はシンプルと言っているのに物が多く散乱していたり、部屋のつくりがお屋敷のようになっていたり、野球が好きとあるのにサッカーやら水泳やら色んなスポーツのものが置いてあったりすると、設定とズレてしまう上、情報が多すぎて見る人にどういう部屋にしたかったのかが伝わらなくなってしまいます。


頑張って描いたのにあまり反応を貰えなかった、、、という方は

この設定が曖昧で、なんとなくで描いてしまっている可能性があります、、、!


頑張って描いたのに、見る人にどんな絵なのか伝わらなかった、相手に疑問を残してしまった、、、

となってしまうのは悲しいです、、、(´;ω;`)


そうならないためにも、何を描きたいか、どんな雰囲気にしたいか、どんな場所なのかを決めてから描き始めるようにしましょう!


ちなみに、私がいつも設定を考える流れは以下のような感じです。

まず何を描きたいかを考える。

描きたいものが例えばタンポポだったとします。そしたら次は、全体的にどんな雰囲気にしたいか考える。

賑やかな場所よりは、あまり人が来ない静かな感じにしたい!

じゃあ、どんな場所にあるタンポポなのか考える。

山中のちょっとひらけたところにあるタンポポ畑! 他に何を描き入れたいか考える。

ほとんど崩れてしまった廃墟を描き入れたい!あとは猫!


この流れで、

・タンポポ畑

・山中のちょっとひらけたところにあり、人はめったに来ない

・近くにほとんど崩れてしまった廃墟がある

・そこを訪れた猫

という設定が出来ました!


ここまで決まれば、タンポポ畑の資料、山中の草原の資料、廃墟の資料等を探して詳細をつめていくことができます。 

また、この設定が出来れば、人がめったに来ない設定なのに真新しい家を入れるのは変、

綿毛を飛ばすのは良いかもしれない! 蝶々も入れてみようか! などなど何を描き入れると違和感があって、違和感がないかも判断しやすくなります。


例として、今までの作品の設定もざっくりと載せておきますね(/・ω・)/

こんな感じで、まずは絶対に描きたいものを考え、その後設定を考えていきます。


ちなみに私の場合ですが、絶対に描きたいものがあっても、設定が浮かばなかったときは描きません、、、。(;´▽`A``


その理由としては過去にそれで失敗したから、、、

その失敗作はこちら

ただ描きたいという理由だけで描いてしまった結果、路地裏に猫がたくさんいるだけの作品になってしまった、、、。設定が曖昧だったために物語を感じてもらえない作品になってしまったのが反省点です。


仕事のポートフォリオとして使うならこれでも、ここまで描けますよというアピールになるので良いのですが、

SNSなどの不特定多数に見られるところに載せる以上は、物語を感じてもらえる作品にしたいと思ったので、この作品以降はしっかりと考えるように心がけております。


あ、あと、全部の作品に共通して心がけていることがあります。

それは「この場所に行ってみたい」と思ってもらえる作品になっているかどうです。

これは、私が初めて美術監督をやらせてもらったときに先輩に教わったことで、

今でもずっと意識していることです。

なんでそうした方が良いのかまでは教わらなかったのですが、、、(;´∀`)(笑)

私的な解釈は、自分がそう思わないと相手にも行ってみたいと思ってもらえないし、物語も感じてもらえないのではと、、、

なので完成したあとも改めて絵全体を見て、ここに行ってみたいと思うか自問自答してからSNSなどに載せるようにしています。


以上が、設定は考えた方が良いよというお話でした。

説明が分かりにくくて申し訳ない、、、(;´▽`A``

ここまで読んでいただきありがとうございます。


次は近景、中景、遠景についてお話します。







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