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異石光神セキレイオー

※前まで上げてたやつの1話だけ書いてた本編です。



・・・。

この日。

人間界とはまた違う世界で、



『今だ!今が王族崩壊の時だ!!』



一国の城が、攻撃を受けていた。

その中の王室で、激しい爆発が何度も響くと。



「お父様!!?」

「私はこの城と運命を共にする……お前は逃げろ!!」

「で、ですが?!」

「この世界に危機が迫る時……聖なる石と、聖なる戦士が目を覚ます……!」

「戦士……?!」

「その戦士を、集めてくれ……頼んだぞ!!」



世界中で、何かが光った。

それと同時に、



「!?」



城が、跡形もなく砕け散った。



「―――お父様あああああ!!」



その中から脱出できたのは、ただ一人だけだった。

これが、物語の始まり。



『ククク……これでこの世界は、我々バロヴィン帝国のもの……!!』



そして、新たなる戦いの始まりでもあった。



異石光神セキレイオー

第1話「キラキラヒーロー登場!?」



・・・。

ところ変わって、こちらは先ほどの戦乱など一切無関係な地球。

平和な平和な並木道に始まる、下に川が流れる遊歩道に一人の少年がのんびり歩いていた。

彼の名は、



正「おーっす勇也!」

詩織「おはよー、勇也君。」

勇也「おー、おはよー。」



彼の名は、赤石勇也。

友人に声をかけられつつ通学路を歩く。

これが、彼の日常……だった。



正「しっかし、今日もしけたツラしてるなー勇也は。入学式が楽しみで、夜更かしでもしたのか?」

勇也「ほっとけー。正だって同じようなツラしてるじゃないかよー。」

正「ハン!お前みたいな奴と一緒にするなよー?俺は今猛烈に、華の高校生活に夢を抱いている真っ最中なんだからな!」



キラキラと目を輝かせる友人を見たかれ、勇也はさっきと変わらぬテンションで、



勇也「……あー、中学時代と変わらず、いつも通りだ。」



非情な現実を言い切った。

ついでに、弱冠気持ち悪かったという。



正「うっせーなぁ!?お前はいいよな、幼なじみの彼女がいてよぉ!?」

勇也「ばーか、彼女じゃないっつーの。」

詩織「……。」



その言葉に、詩織がちょっと残念そうな顔をしていたのは誰も気づいていない。



正「じゃあ嫁か?」

勇也「そのまま川に流してやろうか?」

正「すまん俺が悪かった。」

勇也「そう言う冗談はやめてくれよな。詩織にも迷惑がかかるじゃないか。」

詩織「え?」

勇也「なぁ、そうだろ?」

詩織「わ、わわわ。」

正「……。」



その顔の変わりようを、正は見過ごさなかった。

この審美眼があるのに、今までの人生で恋愛経験はゼロだ。



詩織「私は、別に……。」

正「―――っかー!?」

勇也「うわ、なんだよ。」

正「何でもねーよー!?」



・・・そんなわけで、幼なじみや友人とこれから始まる高校ライフ。

そりゃあ、楽しみじゃないわけがない勇也だったが、



『あわわわわ、よけて、よけてくださあああああああああああい!!!?』



勇也「・・・ん?」



何か、変な声が聞こえた。

聞こえたと思ったら、空に何かが流れたのが見えた。



勇也「!?!」

正「わ、なんだ!?」

詩織「きゃああ?!」



突如空から雷撃が降ってきて、その中に彼女……詩織が入りかける。

それを見た勇也は慌てて、



勇也「あぶねぇっ!!」



自分の体を穴と詩織の間に割り込ませ、



勇也「―――あばばばばばばばああああああ!?!?!??」

詩織「勇也……くん!?」

正「おい、勇也!!?」



勇也が、その雷に撃たれた。

その瞬間、大量の何かが脳裏に入ってくる。



勇也「こ、これは……?!」



それは、光る石。

5人の戦士。

暗い世界。

怪物。

そして……巨大なロボット。



勇也「あー、あー!?」



・・・色々なものが、容赦なく流れてくる。



『私の力の一旦……あなたに授けます……。』

勇也「力……力だって!?」



何が何だかわからないと思ったその矢先、



勇也「―――おわあああああああああああ!?」



足元がふらついた勇也は、そのまま川に落っこちた。



詩織「勇也くん!!」

正「勇也ァァァ!!?」



そんな非常識な出来事があってから、どれだけの時間がたっただろう。



勇也「―――あ、あれ??」



雷に打たれて真っ黒焦げと思ったら、気が付けばそこは真っ白な空間。

さっきのはただの白昼夢かな、と思ったのだが。



『―――ごおおおおおめえええええんなさああああああい!!!??』

勇也「おわ!?」



突如、まぶしいくらいの光が勇也の目の前に溢れた。

それに目がくらんだ勇也だったが、



『わ、わ、逃げないでください、謝罪を受け取ってくださぁぁぁい!?』

勇也「……?!」



そこには、白い羽が舞い上がって頭の上にはワッカのある、



勇也「て、天使……?!」



いわゆる「天使」みたいな人が下りてきた。

髪の毛も長くて衣装も神聖な白っぽい感じの、女の人?



ミーナ「は、初めまして……。」

勇也「ま、まさか……。」



まさかここは天国か、と思った勇也だったが、自分は別に死んではいない。



勇也「まさかここって……天国ってところかな?」

ミーナ「ごめんなさあああああああああああああい!ごめんなさいごめんなさい!!」



天使が、そのままジャンピング土下座した。



勇也「え、え!?」



天使に土下座された。

ナニコレドッキリ、とも思いたいが、それ以上に気になることがたくさんありすぎる。



勇也「え、えーっと。」

ミーナ「ごめんなさいごめんなさい!私のせいでえええええ!!?」

勇也「あの。」

ミーナ「ああああ私が管理ボタンを押し間違えなければあああ!!」

勇也「えーっと。」

ミーナ「私は神様見習いとしてなんと罪深いことおおおお!!」



・・・これでは話ができない。

そう思った勇也は、



勇也「おりゃ!」

ミーナ「はう!?」



土下座してる天使っぽい女性の顔を、軽く両手で挟み込んだ。

いわゆる、あっぷっぷ顔にした。



勇也「謝罪よりまず、ここはどこなの?ついでに君は誰。」



謝罪も大事だけどまずは聞きたいことがいろいろありすぎる。

こういう時、まずは冷静でいた方が勝つのだ。



ミーナ「あ、は、ははは、はい!?」



目の前の天使様はたたずまいを直して、凄くビクビクしたような顔で、



ミーナ「私はミーナ……神様みならいをしています。」

勇也「神様だったのか。」

ミーナ「見習いですけど……。」



それにしては見てくれが天使っぽいのはただの偶然なのかな。

まぁ、今それを気にしている場合ではない。



ミーナ「そしてここは、時空の裂け目なのです。」

勇也「え、じゃあここは天国じゃないの?!」

ミーナ「そ、それはそうです、一応……死んでませんから。」



よかった、死んではいなかったのか。

一応って言われたけど、そこまで気にしてる余裕はない。



勇也「―――あー、入学式!!」



まず、今日一番大事なことを思い出すが、



ミーナ「あ、それなんですけど……。」

勇也「……?!」

ミーナ「ここは……あの世界とはまた、違う世界でして……。」

勇也「ってことは……。」

ミーナ「もう、入学式にも、学校に出ることも……。」

勇也「うっそーん!?」



神様みならいから、非情な現実を告げられた。

なんてこった。

これでは死んでないけど、完全に人生積んだじゃないか。



勇也「い、今すぐ元の世界に戻してよ!?」

ミーナ「あああごめんなさいごめんなさい、それが出来ないんですううう!?」

勇也「な、なんで!?」



イベントところか、今後の人生が潰された。

なんでやねんって話だが、



勇也「なんで俺がこんな目にイイイイ?!」

ミーナ「ああああごめんなさい、私がうっかり雷を落としさえしなければああああ!」

勇也「なんでそんなことしてくれちゃったわけ!?」

ミーナ「ごめんなさい!でも、それは必用なことだったんですううう!?」

勇也「人の体に雷落っことす必要があったっての!?」

ミーナ「はい!!」



断言された。

ここで怒りも少しクールダウンすると、



勇也「とにかく、最初から話を聞こうか。」

ミーナ「……はい。」

勇也「まず、君が天使でここはそっち系の世界だってのはわかった。」



どっち系だ、っていうツッコミをするものはここにはいない。



勇也「で、なんで地上に雷を落としたわけ。」

ミーナ「―――あなたの住む世界とは別の世界で、戦乱が起こったのです。」

勇也「戦乱?」

ミーナ「邪悪なエネルギーに支配されたバロヴィン帝国……それが、異世界で目を覚ましたのです。」

勇也「ふむふむ。」



悪い奴が目覚めたとなると、話を聞くのもやぶさかではない。



ミーナ「その世界は今、バロヴィン帝国の攻撃を受けて、支配寸前なのです。」

勇也「そりゃ大変だ。」

ミーナ「なので、戦士の力が必要だったのです。」

勇也「ふーん。」

ミーナ「それが、貴方だったわけです!」

勇也「イーヤそれは嘘だね!!」

ミーナ「えぇえ!?」



おとなしく話を聞いていたのにいきなり否定された。

まぁ、無理もない。



勇也「こんな高校生になりたての人間が戦士なわけないじゃないかー。」

ミーナ「いいえそうとは限りません!」



神様見習いは力強く言い切った。



ミーナ「今まで地球を守ってきた戦士の高校生率は多いのです!」



知らねーよと言った顔で勇也は見習い神様を見ていた。

だから見習いなんじゃねーの、っていう目で。



ミーナ「そんなわけで、申し訳ありませんがこの空間を維持できる時間も限られてきましたので、貴方をその世界へ転送します。」

勇也「え、ちょ、待って心の準備が?!」



いきなり話が現実に引き戻されて、勇也は困ったように左腕を前に出すと。



勇也「こ、これは……?!」

ミーナ「それがあなたの力になる事でしょう。困ったときは、私が展開からサポートしますので……。」

勇也「え、あ?!」



そういうと、勇也の足先が光り出した。

これって絶対、



勇也「あ、待って、これ絶対このまま転送される奴だから?!」



託されたのは、左腕のブレスレットだけ。

そして、世界の情勢もほぼ知らない状態で、



勇也「うっひゃああああああああああああああ!!!?」



勇也は、異世界へと送られてしまった。



ミーナ「ごめんなさい、勇也さん……。」



この空間に残ったのは、神様見習いだけ。



ミーナ「でも……。」



だけ、のはずであった。



・・・それからまた、どれだけの時間が経っただろう。



勇也「―――んが?!」



勇也は、森の中で目を覚ました。

これはばあちゃんちの裏山かって思ったが、



勇也「……嘘だろ……。」



左腕には、先ほど託された謎のブレスレット。

空には、月が二つ。

明らかに、自分のいた世界ではない。



勇也「……。」



装備も何もなく放り出されたけど、これ自分生きていけるのかしら。

まず思ったことは、其れだった。



勇也「ったく、あの神様見習いももう少し繁華街に転送しろってんだよなー……。」



なんて愚痴をこぼしていると、



勇也「ん?」



勇也の体に、何かが走った。

この山に何かある、そんな感覚がしたのだ。



勇也「わ!」



左腕を見ると、なんだか赤く光っていた。

やはり、この山には何かあるのかもしれない。



勇也「……ほかに何もやることはないし、行くか。」



勇也は、山道を登ってみることにした。

途中魔物でも出るのかと思ったが、出てくるのは「前の世界」にもいるような小動物だけだったので、ちょっと肩すかし。



勇也「えーっと、安全なルートを教えてくれるのか?」



しかも割と人懐っこくて、敵どころかむしろ道案内もしてくれて助かってしまった。



勇也「・・・お。」



なんて言ってると、山の中腹でちょっとさびれた小屋を発見する。

日も暮れて来たし、これ幸いとお世話になるとしよう。



勇也「悪いけど、休ませてもらいますよー、っと。」



部屋を開ければ、簡易的にベッドも有れば机もあった。

休む分には問題はなさそうだ。



勇也「……わ。」



なんて言ってたら、動物の皆さんも小屋の中に入ってきた。



勇也「お前たちの住処でもあったってわけか。」



確かに、山の上ならこういう小屋があれば、雨風はしのげる。

当面の問題は、



勇也「食べ物飲み物、かー……。」



どっかに水でもあればいいんだけど……と思ったら、



勇也「水の音?」



小屋の裏側に、川があった。

流れも緩やかで、透き通っている感じがする。

まるで、自分が落ちた川のようだが……。



勇也「あ、魚もいる。」



これなら好都合。

1時間もたてば、山に住んでいた猫みたいな奴らと一緒に焼き魚パーティーの開催だ。



勇也「この小屋の存在を知って、あの神様見習いはここへ俺をよこしたのかねー。」



いきなり人里へ入るのはアレだとか思ったのかしらん。

とりあえず、完全に日が落ちたので今日はここで休むしかない。

川で行水して、そのまま体操着に着替えて。

季節的には春だったようで、水浴びもそこまで苦ではない。

これが冬の時期だったら、勇也は今頃投資していただろう、なんてね。




勇也「今頃……元の世界はどうしたかなー。」



俺、溺死したってことになってんのかなー。

友人や家族、今頃泣いてるのかなー。

それに、詩織も……。



勇也「あーあ、どうしたもんかねー。」



とはいえ、帰りたくても帰る術がない。

今はこうして、月が二つある夜空を見ながら眠るだけだ。



・・・それからそれから。

異世界生活二日目の朝は、



「だ、誰か!!」

勇也「・・・ん?」



どこからか聞こえてきた声で目が覚めた。



勇也「ん……なんだ?」



こんな山道にお客さん……なわけもない。

なんだか必死に、小屋のドアを叩いていた。



「誰か、近くに誰か、いませんか?!」

勇也「はーい?」

「ヒイイイイ!?」



誰かいたから声をかけたら悲鳴を上げられた。

なんて失礼な人だ、と思ったら、



「あ、あ……。」

勇也「し……詩織?!」



元の世界でよく見知った、幼なじみにそっくりな女の子が駈け込んで来た。

が、その姿はボロボロで、命かながら逃げて来たって感じ。

よく見ると詩織とは髪の色も違う。



勇也「と、とにかくこれ着て!」



勇也はそのボロボロで体のあちこちが見えそうな服の上から、昨夜寝る前にハンガーにかけた制服のブレザーを羽織らせた。



勇也「えっと、君は……?」

シオン「も、申し遅れました……。わたくし、ジュエール王国第一王女、シオンと申します。」

勇也「あ、え、あ、俺は赤石勇也。」



自己紹介は大事だよね。

特に見知らぬ世界では。



シオン「お待ちしておりましたユーヤ様!」

勇也「え、様!?」

シオン「わたくしは天啓と、使命を受けたのです……。貴方がこの世界を救う戦士だと!」

勇也「え、え、ちょっと待って!?」



いきなりそんなこと言われても困るが、そう言えばあの神様見習いも似たようなことを言っていたような……。

なんて思っていたら、



勇也「あれ、焦げ臭い……。」

シオン「ま、まさか!?」



嫌なにおいがしたと思ったら、



勇也「うわ、どうなってんだこりゃ!?」



山の木々が、突然火に包まれていた。

そして、その火の中には。



シオン「も、もう追いつかれた……!?」

勇也「え?」



火の中には、ライターみたいな怪物と、変な人影が三つほど。

見るからに怪しい奴らだ。



勇也「ら、ライター……?!」

シオン「あの怪物を、知っているのですか!?」

勇也「いや、知ってるっていうか……。」



「前の世界」でよく見知ったものだからね。

知らないわけがないんだけど、勇也が知っているライターの何十倍もデカくて足が生えてる存在と出会うのは今回が初めてだ。

そんなライターが、



勇也「危ない!!」

シオン「きゃ?!」



シオンを狙って火を噴こうとしたので、勇也は慌ててシオンをつかんで回避する。

が、その先には変な黒い奴が3人。

これでは、火の海と共に逃げることもできない。



勇也「ど、どうすれば……!」



と、その時。

火の海に包まれているのは、自分たちだけじゃないことに気付いた。

この山には、自分たち以外の動物も住んでいたじゃないか。



―――アイツ等も、このままでは焼け死んでしまう!?―――



自分をここまで導いてくれたアイツ等を助けられないなんて、男として失格だ。



勇也「許せねぇ……。」

シオン「え?」



そう感じた勇也の左手が、赤く輝いた。



勇也「おい見てるんだろ天使見習い!火を消す力……俺にでっかい消防車でもくれてみやがれ!!!」



腕の光と勇也の声。

それが、山の頂に眠っていた赤い宝石に反応した!



勇也「わ、わ?!」

シオン「なんですか?!」



山が大きく揺れ、そこから現れたのは。



勇也「うおー、ホントに消防車だー!!?」

シオン「あ、あれは……!」



真っ赤で巨大な消防車が山のてっぺんに出現。

そのまま放水で、周囲の火事を沈下させていった。



勇也「おーし、あとはこいつらから逃げるだけ!」



と思った矢先、左腕のブレスレットのボタンが光った。

これを押せ、とでも言わんばかりに。



勇也「え、なに、押せってか?!」



とりあえず、押してみると、なんと。



シオン「―――まぁ?!」

勇也「―――え、え?!」



勇也の体が、体操着から……。



勇也「うおー、俺カッケー!?」



ヒーローのような真っ赤なスーツに変わっていた。

というか、これは。



勇也「変身した!変身したぞー!」



これ、変身用ブレスレットだったのか。

使い方を一切教えてくれないけちんぼ神様には感謝をせず、



勇也「うわ?!」



黒い影から攻撃を受ける勇也だったが、



勇也「あ、あれ、痛くない……。」



全然痛くなく、むしろ。



勇也「おりゃー!!」



思いっきり殴ったら、影が空の果てまで吹っ飛んだ。

なんてパワーやねんと自他ともに驚いていると、



シオン「来ます!」

勇也「お、おっと!?」



ライター怪物が火炎を発射した。

慌ててシオンを離して自分だけが攻撃を受けると、



勇也「あち、あちちち!?」



かなりの高温に見えるが、其れでも「あちちち」で済ませられるスーツの強度は本物だ。

なんて言ってると、



勇也「来い!消防車……レイファイヤ!!」



山頂にいた消防車を呼んだ。

そして、自分目がけて水をかけてもらうと、



勇也「よーし、これで火は怖くない!」



心機一転、怪物に立ち向かう。

思いっきり突っ込んで一緒に転がると、茂みの中に突っ込んだ。

その中には、動物たちがいたので。



勇也「ここじゃまずいな……レイファイヤ、俺ごと川に投げ込め!」



消防車・レイファイヤに指示。

するとレイファイヤが山から下りてきて、黒い影の残り2体を踏みつぶしながら山を下りる。



シオン「あ、あれは……!」



そして上部のハシゴが伸びて、



勇也「せーのっ!」



小屋の裏の川に、思いっきり飛び込んだ。

これでライターの火は使い道が無くなった。

あとはどうやって倒すか、だが。



勇也「ん?」



それはレイファイヤが教えてくれた。

ブレスレットのボタンを操作すると、



勇也「剣と銃だ!」



剣と銃が召喚され、それぞれ手の中に。



勇也「おりゃ!」



まずは銃で二発、怪物を攻撃。

ひるんでいる間に、



勇也「どりゃー!!」



剣で一閃。

自分で主思っていた以上に戦えている。



勇也「これも、このスーツのおかげなのか?!」

シオン「すごい……あの暗黒獣を、あんなに簡単に……。」



シオンも小屋から見ているその戦いぶりは、もはや圧倒的だった。

ついでに動物たちも見てる。



勇也「最後はこの二つをくっつけて……!」



勇也は思い付きで銃と剣をくっつけ、でっかい大砲にする。

それを、



勇也「いっけえええええええ!!」



思いっきり、ライターに打ち込んだ。

強烈なエネルギー弾を食らったライター怪物は、そのまま水の中で爆散!



勇也「おっしゃー!!」



レイファイヤの放水に加え、爆散した水滴が山の鎮火に一役買ってくれた。



勇也「っふー、何とかなったー。サンキューレイファイヤ。助かったぜ。」



なんて言いながら、勇也は変身したまま赤い消防車に近づいていく。

が、こんなでっかいのどうすればいいのかなーと思ったら、



勇也「あ。」



レイファイヤが小さな宝石に戻り、手のひらサイズになって行く。

これなら運搬も容易だろう。



シオン「―――ユーヤ様!!」

勇也「わ。」



なんて言ってると、今度はシオンが駆け寄ってきた。

ブレザーが少し汚れてしまったが本人にけがはなさそうだが、目が輝いている。



シオン「やはりあなたは、私たちを救うために現れた勇者様だったんですね!?」

勇也「・・・へ!?」



・・・何が何だかわからないまま、勇也の新たな世界の出の人生が始まってしまった。

よくわからないまま、次回に続く。




次回予告

勇也「嘘だろ、俺が世界を救う勇者?!

なーんて言ってたら、イリスの実家の跡地にレイファイヤみたいな宝石があるっていう話。

おーい、誰か一緒に連れてってくれないかなー?!

次回異石光神セキレイオー、

『仲間を増やせ・チーム結成!』

光れ輝け、心の宝石!」



Comments

異世界に飛ばすからそっちに尺を割くからロボは無理だなと思ったので、とりあえずバラメカの活躍はさせておかないとなと思った次第です

エノマー

「今まで地球を守ってきた戦士の高校生率は多いのです!」なんてメタな(笑) デビュー戦は早速相棒マシンも登場して見せ場を作りましたね

青木林


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