もはや当たり前になってしまっている
クリエイターが作品を出すときに企業に頼まれて無償で宣伝をすること
その大きな弊害を記事にしたいと思います。
この「クリエイター」は「無償でお願いごとをされる方」に置き換えても良いです。
自分はクリエイターですのでクリエイター視点でお話します。
プロジェクトがスタートすると企業もクリエイターも全力で企画に取り組みます。
ここで大きな注意点です。それはクリエイターの作品であっても企業の企画であり決定権などはクリエイター側になく制作費以外の報酬は無い場合が多いです。
「プロジェクトが成功するために協力するのは当たり前」
という認識がもはや染みついているのですが、この弊害として
「最初に無償で依頼を受けると次も無償で依頼を受けないと雑な扱いを受ける。」
これはギバーとテイカーというお話なのですが、
与えるものをギバー、奪うものをテイカーと言い、最終的にどちらが得をするのか、というのを研究したものです。
その中で、一番得をするものと一番損をするものは
両方ともギバー(与えるもの)だったのです。
ギバーには2種類あるのです。そこにどんな違いがあるのか
一番得をするギバーとは
「自己犠牲を伴う行為にはノーと言える者」
で、損をするギバーは
「自己犠牲を伴う行為にノーと言えない者」
という訳です。今ドキっとしませんでしたか!?
そう、誰かに何かを頼まれた時、色々言われるのが面倒だから黙ってやっていたら
次々に頼まれごとをしたこと、ありませんか!?
これをテイカー側の視点から言うと
「あいつは黙って何でもやるから使いやすい」
です。
ギバー側の心境は
「この頼まれごとを終えたら解放される」
です。
全然思っていることが食い違っていますよね!そうなんです。無償のギブは地獄の始まりであって決して解放には繋がりません。
さてこのギバーがそれに気づいて次から依頼を断るとどうなるでしょうか。
テイカー側の視点
「前は言うこと聞いてたのになんか調子にのってるな、これ断られるとこっちが苦労するんだ、なんとかやってもらうよ」
です。つまり一番最初に無償の依頼を受けてしまった場合、次にまともに断っても
「調子にのっている」と思われるのです。
何もいいことがありません!
人間はそれほど良く出来ておらず
「毎回無償でお願いを聞いてくれてありがとう」
と好感度が上がることはないのです!
これも研究結果が出ていて好意を持つメカニズムは
「与えてもらっている側」が好意を持つのではなく
「与えている側」が好意を持ってしまうのです!
?????????と思いましたよね!
これは脳の仕組みによるのです。
脳は矛盾を嫌います。今やっている作業は何のためにやっているのか疑問に思ってしまった場合、お金のためではない、とすると別の理由を勝手に見つけて矛盾を無くそうとします。それが
「これは相手のためにやっているんだ」
です。これが重なり相手のため相手のため、と思いが強くなっていくという訳です。
怖い!非常に怖いです!無償で相手に与えることの弊害、わかりましたでしょうか!
でもこれをしないと怒られる…これをしないと失敗する…として
黙って言うことを聞いてしまいがちです。
無償で何かをしてしまわないよう気を付けましょう!地獄の入り口です!
「自己犠牲を伴うギブにはノーと言える者になる」
これが大事です!
この場合の例ですが
「ではこのプロジェクトのために自分は依頼されたことを行います、それと同等の内容の作業を御社もお願いします。もし難しい場合は自分にお願いされたことも含め考えなおしましょう」
とすればあくまでこのプロジェクトのために考えている、ということになりますので、相手もその提案にのるしかありません。
「今後のあなたのために今の頑張りが必要です!」
と言われたら
「今後の御社のために同等の作業が必要ですよね!さぁ一緒に!」
と言いましょう
それでも納得しないような知恵の足りない人には
「うるせー滅びろバーカ!」
でいいです。
この記事は皆が幸せになればと思い(以下略
ポルリン☕
2021-05-27 04:03:27 +0000 UTCtod
2021-05-26 23:56:47 +0000 UTC