拍手と口笛が鳴り響く。
そこは、暗闇の中にぽっかりと浮かぶ残酷な舞台。
無機質な鉄鎖が軋む音とともに、白くしなやかな両腕が吊り上げられていた。
「くっ…許せませんわ、こんなこと…!」
くららのライトブルーの長髪が揺れ、豪華なドレスの裾がほんのりひるがえる。
誇り高く気品に満ちた彼女が、今は無惨に拘束され、観衆の視線に晒されている。
宙吊りになった彼女の美しい身体が、まるで競りにかけられる「商品」として扱われていることを否応なく認識させる。
「は〜い、今日は上玉を入荷したよー!さぁさぁ早いもの勝ち!」
競り人の甲高い声が響くと、場内がどっと沸いた。
高揚した笑い声、金貨を指で弾く音、じろじろと品定めするような視線。
「スタイル抜群の人妻だよー!誇り高いお嬢様だけど…そのプライドも今はもう無いも同然だよねぇ?」
「まさか…そのようなことを…わたくしに言うとは…!」
悔しげに歯を食いしばるくららの瞳が青く燃える。
しかし、今の彼女には何の抵抗も許されない。
「おやおや、まだ強気なままでいられるとは…」
競り人は意地悪く笑いながら、彼女の顎を指先で持ち上げる。
その手つきに、嫌悪と屈辱が絡み合う。
場内は嘲笑で満たされ、くららはその目を閉じるしかなかった。
そのプライドを保つため、彼女の口元には最後の気高さがわずかに残っている。
「さて…今度はどこから入札してくれるかな?」
場内が興奮を高め、くららはますます誇り高きプライドを踏みにじられる屈辱に耐えるしかなかった――。


skebにてご依頼いただいた作品が完成しました😊 作品名:まじニティ! キャラ:天州浦くらら 前回に続き、またご依頼をいただけたこと、本当に嬉しく思います。繰り返しご依頼をいただけることは、私にとって大きな励みであり、創作の喜びでもあります。 また、依頼文を書く際に気を使わせてしまって申し訳ないです。 そ...
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2025-03-10 00:06:00 +0000 UTC田村大根
2025-03-09 08:37:49 +0000 UTC