喧騒に包まれる奴隷市場。
石床に座らされた天州浦くららの首に、屈強な男の太い腕が無慈悲に絡みつく。
ギチリ――、喉を絞め上げる圧迫に、くららの白磁の肌が赤く染まる。
「どうした、お嬢様? もう余裕がねぇんじゃねぇか?」
奴隷商人が嗤う。
「ぐっ……く……ぁ……っ……!」
細い指が床をかすかに引っかくが、無駄な抵抗。
唇が小さく震え、かすれた吐息が漏れる。
「さぁ、誰がこの誇り高きご婦人を落札するんだ?」
歓声が響く中、くららの青い瞳はなおも強く光を宿していた。
最後の誇りを、決して手放すものか――。


拍手と口笛が鳴り響く。 暗闇の中、吊るされたくららのライトブルーの髪が静かに揺れた。 無機質な鎖が軋み、彼女のしなやかな体を無慈悲に固定している。 「は〜い、今日は上玉を入荷したよー!誇り高き淑女様だ、さぁさぁ早い者勝ち!」 「……なんと無礼なことを。わたくしを、こんな見世物のように扱うとは……!」 競り...

skebにてご依頼いただいた作品が完成しました😊 作品名:まじニティ! キャラ:天州浦くらら 前回に続き、またご依頼をいただけたこと、本当に嬉しく思います。繰り返しご依頼をいただけることは、私にとって大きな励みであり、創作の喜びでもあります。 また、依頼文を書く際に気を使わせてしまって申し訳ないです。 そ...