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RARUΩARIAthird
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伝染 三


噂は広まった。


今度はそれを目にした者に伝染し…


それは発芽する。





とある地区にあるとある高校には美人美少女が集めているのかというぐらい集められていた。


そんな中、教師の中でNo.2No.3を争うほどに美しい石橋雪乃先生が出会うとエロい目に合ってしまうというドッペルゲンガーに会ってしまった。


そして生徒達の前で…その女子生徒一人である彼女もそうだが、女子生徒達に強要させられ雪乃ともう一人の雪乃はキスしたのだ。


そしてそれを見た女子生徒達はそれが家に帰ってもその光景が消えなかった。女優やモデルより美人な教師が二人になり自分同士でキスするという淫乱で美麗な光景を見せられたのだ。


「…………」


その事を頭に浮かべた瞬間だった。女子生徒一人である彼女、皆木仁奈の顔が赤くなりまた思い出す…


それほどまでに…


鮮烈で…


衝撃的な出来事であった。


仁奈はベッドで体をくねらせながら妄想する。


もしもあの時、自分があんなにも綺麗な人とキス出来たらどうなっていたかと。


彼女は自分の唇に触れ、自分の舌を舐め回す。そして胸と下半身に手を伸ばしオナニーを始める。その快感と想像の中とはいえあの時の光景を思い出し興奮してしまうのであった。


(雪乃先生良い匂いするし…絶対に…唾液とかきっと…美味しいよね)


そして仁奈の体がビクンっと跳ねると同時に絶頂を迎えた。


「あぁん! はぁ……ふぅ」


鏡に自分の姿を移す。


腰辺りまである濡羽色の髪は日々のケアにより艶やかに輝き、白くきめ細やかな肌、大きな瞳に整った鼻筋、桜色をした小さくて可愛らしい唇。

そんな顔が快楽によって蕩けていた。その姿は官能的でとても妖艶な雰囲気がある。そして仁奈は自分の体を眺めた。彼女の体は高校生らしくキュートであり女性らしい魅力がありながらもしっかりと筋肉がついていて引き締まっている健康的な体だ。


しかしその一方で出るところはしっかり出ていて引っ込むところは引っ込んでいるため大人びた雰囲気も持ち合わせている。


そして仁奈はさっきの事をもう一度思い浮かべる……


するとまた体の芯から熱くなり息が荒くなる。彼女は鏡に写った自分を見ていた。そこに写っている自分はなんとも卑猥で欲情してしまいそうな顔をしている。

そして自然と手が股間に向かう。指先が触れようとしたその時だった。


「ねぇ!」


外から声が聞こえてきた。それは女の声だ。仁奈の部屋の窓を開けるとそこには一人の女性が立っていた。


「え? お、お姉ちゃん!?」


そう言うとその女性は部屋の中に入ってくる。


仁奈の姉である皆木舞華である。年齢は二十歳で仁奈とは四つ歳が離れている。身長は百七十センチほどで、スタイルがよくモデルのようだ。切れ長の目からは意思の強さを感じる。長く美しい清楚な黒髪をポニーテールにしている。


「久しぶりだね〜。元気にしてた?」


彼女は笑顔で話しながら近寄ってくる。


「うん、私はいつも通りだよ」


そう言って二人はハグをする。舞華はこの家に住んでいないのだ。

とある事情から一人暮らしをしていて、だからお互いに久々の再会を喜び合うように強く抱きしめあった。


それから仁奈はソファに座っていた。舞華はその向かい側に座っている。


「それじゃあ、仁奈は元気なんだね?」

「うん、私には元気だけど……」


少し言い淀む。


「けど?」

「最近ちょっと色々なことがあって……」


彼女は悩みを打ち明けた。内容は昨日の事をである。


「へぇー、それで先生同士キス…見ちゃったんだ?」


仁奈はコクリとうなずく。すると舞華はクスリと笑う。


「な、何で笑ってるのよ?」


恥ずかしそうに尋ねる。


「いや、別におかしいとかそういう訳じゃないんだよ。ただね……仁奈ってば本当にナルシシストだなって思って」


その言葉を聞いて仁奈の顔がカァッと赤くなった。彼女は自分が綺麗だという自覚はあるのだが、まさか姉にまで言われるとは思っていなかったのだ。


「だって……私がこんなにも綺麗なのは事実だし……」


俯きながら小さな声で呟く。


「ふっふ、それもそうだよね。ごめん、忘れて。私のが美人で綺麗だけど」


そう言った後、しばらく沈黙が続いた。


そしてそれを破ろうとしたのか彼女は話題を変える。



「まぁ、でもそっか……仁奈がそんな風になったのもわかる気がする。実際、仁奈の見た目なら仕方ないんじゃないかな。仁奈の顔は女優なんかよりずっと綺麗だもん。私と同じぐらい可愛いし」


「う、うるさい!……っていうか今さらっと私の事バカにしたわね?というかお姉ちゃんもナルシストじゃないの」


彼女はムスッとした表情になる。


「仁奈よりましだよ。それに素直な感想を言っただけ。それにしてもその噂聞いた時は驚いたな……まさか先生が二人いるなんてさ」


「そうだよね……私もこの話を聞いた時信じられなかった。だけど……実際に見たら本当だとしか思えなかったの。あんなにもそっくりな人が何人も現れるはずがないからね」


「だよね。しかも……キスまでしたんでしょ?それってどういう状況だったの?」


「えっと……授業の準備していたら急に目の前にもう一人の雪乃先生が現れて……私達がキスしてってお願いしたの」


「うっわぁ…イタズラに便乗し過ぎじゃない。ていうか生徒達の前で教師同士がキスするって凄いわね」


「まぁ、確かにそうなんだけどね。あの時の光景を思い出すと今でも体が熱くなる。それだけ衝撃的だったというか……」


仁奈は頬を赤く染めて手をモジモジさせる。そんな様子に舞華は思わず笑みを浮かべる。


(あれ、仁奈ってもしかして結構エッチ?)


そう思いながらも口には出さなかった。


「確かにね…それは衝撃的かも。ねえ、もっと詳しく聞かせてくれない?」


「うん、いいよ」


それから二人はしばらくの間話し合った。そしてその日の夜は遅くまで続いた。






次の日。


仁奈は朝起きると同時に鏡の前に立った。そして鏡の中の自分を見つめた。そして昨日の事を思い出し顔を赤くしながら微笑む。そしてまた思い出す。すると胸がドキドキしてくる。


そして彼女は思った。もしも自分が会えたらと……


その日の放課後。


仁奈は廊下を歩いていた。その途中、窓から外を見るとそこには数人の女子生徒が歩いている姿があった。


その中には親友の美波の姿もある。彼女は友達と楽しげに会話しながら帰っていた。


仁奈はそれを眺めていた。すると…


「え?…ねぇ」


背後から声をかけられた。


振り返るとそこにいたのは一人の女性。濡羽色の髪は艶やかに輝かせながら靡き、白い肌と整った顔立ちはどこか妖艶な雰囲気がある。スタイルもよく胸はしっかり出ていて引っ込むところは引っ込んでいるため大人びた雰囲気がある。さらに服装はロングスカートで上は長袖の制服。


そして仁奈と同じ顔がそこにあった。


「わ、私!?」


仁奈は驚きの声を上げる。


「貴女はドッペルゲンガーなの?」


その女は仁奈に尋ねる。


「ち、違うよ!ドッペルゲンガーはそっちじゃないの?」


仁奈はそう答える。


「ち、違うよ!私はドッペルゲンガーじゃないよ!」


女は焦りながら言う。  


「そうなんだ……じゃあ何なの?」


仁奈は首を傾げる。


「そっちこそ…何なの?」


女は怪しそうに見つめる。自然と身体同士が近づき距離が縮まる。そして、身体同士が触れ合いそうになったその時だ。気持ち悪い男子生徒が二人を見ていた。女は仁奈の耳元で囁く。


「何処かひとけのない所に行きましょ?」


そう言って女は仁奈の手を引っ張った。それに思わず仁奈はキュンキュンしてしてついて行ってしまう。


仁奈達は偶然開いていた教室に入り…誰もいない静かな場所だ。その中心には丸い小さな机と椅子が置いてある。

仁奈はさっきのお礼かなんとなく可愛げを出したかったからなのか自然にしていた。


「ここなら、邪魔されないね」

「そうだね」


二人は向かい合って立っている。


「それで、ドッペルゲンガーはあなたなの?」


仁奈は改めて訊く。


(なんだろうこの感じ……これが自分に対する視点?……可愛い)


「だから違うよ……ドッペルゲンガーはそっちじゃないの?」

「だから……何でそう思うの?」

「だって……当たり前だよね偽者だって思いたくないからよ…そっちもそうでしょ」

「うん……私もだよ」


そう言ってお互いに見つめ合う。


「えっと……じゃあさ……」

「うん……」

「確かめない?」

「どうやって?」

「だからさ……キスしようよ」


もう一人の仁奈は真剣な眼差しで言う。



「え?……どうして?」

「だって……私がどっちがドッペルゲンガーなのかどうか……だったらキスすればわかるかなって」


もう一人の仁奈はニコッと笑って見せる。


「まぁ、確かに……それなら……」

「決まりだね……いくよ……」


そう言った後、二人は唇を合わせた。互いに唇は思っていたより柔らかくて潤いがあって温かい。ただ唇を合わせるだけの行為なのに、何故かそれが心地よく感じる。

それに良い匂いがして堪らなく直ぐに離すのをやめた。

しばらくすると二人の唇が離れた。そしてお互いの顔を見合わせる。


「どう……わかった?」

「うーん、わかんなかった」

「そっか……私もわからなかったよ」

「だよね」

「「ふふっ」」


二人同時に笑う。


そしてもう一度口づけを交わす。

今度は舌を絡ませながら互いの唾液を交換していく。そして長い時間二人は口付けを交わした。舌も唾液も甘い味がした。(私何か食べてないんだけど)そして口を離すと透明な糸が出来た。


「はぁ……これで……どっちが本物なのかわかった?」

「うぅ〜ん、やっぱりわかんなかった」

「そうだよね……でもなんかずっとこうしていたいよね」

「そうだよね……なんだろう、この感じ……凄く安心するね」

「私も同じこと思ってた」


唇を重ねながら喋り合う。すると、互いに息が甘くて思わず舌を伸ばしてしまう。そしてまた絡み合う。


「ねぇ、もっとキスしたい……」

「いいよ……」


またキスをする。


何度もキスをした。教室にリップ音が響いて少し二人は恥ずかしくなった。


そしてしばらくして二人はようやくキスをやめた。


「ねえ……」

「うん……」


「「もう、どっちかわからないね」」


そう言いながらも、二人はまだ相手がドッペルゲンガーであると信じ続けていた。だけどキスする度に相手の事が好きになっていた。


「ねぇ、もっとキスしよ?」

「うん……もっとキスしよ?」


二人は何度も口付けを交わした。


そして何度目かの口付けが終わった時、仁奈達二人は気付いた。

最早ドッペルゲンガーなんてどうでもよかった。

偽者だろうが自分と同じなら絶対に逃がしたくないから…

相手を愛してしまっていたのだ。

だって…相手も愛しているのが理解しているから…

二人は見つめ合った。

そして、また口付けをしようとした。


だが、その時だ。


「仁奈?」


仁奈は背後から声をかけられ振り向いた。するとそこには親友の美波の姿があった。


「美波……!?どうしてここに?」


仁奈は驚きの声を上げる。


「それは私のセリフだよ!あんたこんな所で何してるの?ていうか……隣の人も仁奈…あれ…なんで仁奈が二人」


美波は怪しそうに仁奈の隣にいる女性を見る。


「え?あ、あのこれは…その……」


仁奈は慌てて説明しようとする。しかし、上手く言葉が出てこない。するともう一人の仁奈が前に出た。


「どちらも皆木仁奈だよ。」


彼女は落ち着いた様子で話す。


「って……じゃああの噂は本当だったんだ」


美波は納得するように呟く。


「で…何やっていたの?もしかしてキスとか?」


美波はおどけるように言う。


「違うよ!そんなんじゃないよ!私と彼女は……」


仁奈は必死に弁解しようと試みるが、やはり言葉が出て来ない。


「え…何言っているのよ」


美波は続けて…


「仁奈…おかしいよ貴女達自分同士でキスするなんて……それに自分と同じ顔が同じ名前を名乗るのって怖いでしょ!?」


美波はそう言って身構える。


「違うよ!」


仁奈は否定するが、信じてもらえそうにはない。


(このままじゃダメだ……何か言わないと)


「ドッペルゲンガーじゃないけど、私は貴女が考えているような人間じゃないよ」


もう一人の仁奈は冷静な態度で答えた。


「どういうこと?」


美波はまだ警戒しているようだ。


「私は……貴女が思っているような偽者じゃない。正真正銘本物の皆木仁奈だよ二人とも」


もう一人の仁奈はそう答える。


「そんなわけ……だって、そんなの信じられるはずがないよ!」


「そう……でもね、証拠ならあるよ」


そう言ってもう一人の仁奈は仁奈の顔に顔を近づけそしてキスをした。


「んっ」「んっ……」


二人の仁奈は互いに舌を絡ませる。そしてゆっくりと唇を離す。唾液の糸が伸びる。そして二人は見つめ合う。


「どう……これで信じる?」


「…………」


美波は何も言えないまま唖然としていた。


「あ、あんた達おかしいわよ……」


「うん……そうかもね……」

「ねぇ……さっきキスしたら……なんだか興奮してきたんだけど……」


もう一人の仁奈は頬を赤く染めて言った。


「奇遇だね……私もだよ……」


仁奈も同じく赤くなる。


「ねぇ……」

「うん……」


二人は手を握り合いそのまま押し倒した。その上に重なるように倒れている二人の身体。さらにスカートから見える下着が見えてしまっている。


「ちょ!?二人とも!下着見えてるわよ!」


それを気にすることなく二人はまた口付けを交わす。舌を絡ませあい唾液を交換しあう。更に甘い味がした。唇を重ねると身体は熱くなり火照ってくる。


「ねぇ……もっと気持ちよくなりたい……?」


もう一人の仁奈は囁く。


「うん……なりたいよ……でも…美波が見てるよ」


仁奈は恥ずかしそうにする。


「大丈夫だよ……見られても……ね?」

「そうだね……それなら」


「ちょっと!あんた達!何をしているの!こんな所で脱ぐんじゃないわよ!!」


仁奈達は立ち上がり制服を脱ぎ始めた。ブラジャー姿になると次にスカートを脱ぐ。するとパンツ一枚だけの姿になった。


そしてまた舌を絡ませながら抱きつく。柔らかな胸が密着して心地よい感触が伝わってくる。そしてそのままキスしながら倒れる。二人共もう止まらなかった。パンツ越しに秘部を擦り合わせていた。


「んっ……あっ……んっ」「んっ……んんっ……んん」


やがて唇が離れると、今度は互いの乳首を舐め合う。


「んっ……」「んん……」


「二人とも私を無視するんじゃないわよ!」

「何なのよ!何、見せつけているのよ!」


舌先でチロチロと刺激を与え合う。そして次は吸ったり甘噛みしたりを繰り返す。互いの胸に歯形が残るくらい強く噛むこともある。そして片方が相手の股間に手を伸ばす。パンツの上から指でなぞるように触れる。


「ひゃう……!?」


もう一人の仁奈は思わず声が出てしまう。


「ふーん……ここ弱いんだ?」


仁奈はニコッと笑ってみせる。


「そっちこそ……!」 


負けじと相手の股間を揉みしだく。そして相手のパンツの中に手を突っ込み直接そこに触れる。


「「…ぁ」」


ビクンと反応する。


「凄い……濡れてるよ」

「そっちだって……こんなに濡らしちゃって」

「「んんっ!?」」


相手のそこに指を入れ合った。自分の膣内とは違う感覚。温かくて柔らかくて、ヌルッとした液が絡みついてきた。


「もっと……激しくするよ」

「こっちだって……!」


相手を押し倒して上に乗る。互いの秘部をぶつけ合って腰を動かす。パンパンという音が響く。


「「ああん!ああん!ああん!」」


二人の喘ぎ声がシンクロして聞こえてくる。二人の顔は快楽で歪んでいた。そして絶頂を迎えた。


「「んん〜!!」」


二人の仁奈は同時に果ててしまった。


「はぁ……はぁ……」


二人は息を切らせている。



「ねぇ……私達のセックス見て興奮してるの?」


仁奈は美波に言う。


「な、な、な、そんなわけないでしょ!あんた達二人が不純同性交遊をしていたから注意しようと思っただけで……」


美波は顔を真っ赤にして否定する。


「そう……でも、美波も二人になってるよ?」


仁奈はそう言って美波に近づく。


「え?嘘……そんな」


美波は隣をみると、そこにはもう一人の自分がいた。

チョコレートを溶かしたような艶めく茶色の髪をツインテールにし冷ややかな印象を受ける容姿をしている。唇にはグロスを塗られていて…悪く言えば老けて見え…良く言えば身長も相まって大人びて見えるメイクが施されていた。


「私が…どうして?」


美波は自分の姿をまじまじと見つめる。美波もまじまじと見られ気持ち悪いと思いながらも、もう一人の自分を見続ける。


「これが……私の身体……信じられない」


美波はあまりの出来事に頭が追いつかない。


「仁奈、どうする?もう一回やっちゃう?」


もう一人の仁奈は美波を見ながら言う。


「うん……やりたいけど……さすがにまずいかなって」

「じゃあさ、とりあえず今日は帰ろうか」

「そうだね」


仁奈達はその場を後にしようとする。だが美波がそれを止める。


「ちょっと待ちなさいよ!あんた達どこに行くつもり?」


「帰るんだよ。美波達は仲良くね」


仁奈達は笑顔で言う。


「何!言っているのよ!あんた達、私を置いていかないでよ!」


美波がそう言って二人を引き止める。


「ちょっと!?待ちなさいよ!私だってあんたと一緒にいたくないのよ!ていうかあんた本当になんなの!?私と同じ顔して……」

「同じ顔しているのはそっちよ!」

「そういうことじゃないわよ馬鹿!」


仁奈達は美波を無視して帰って行った。残された美波。一人取り残された彼女は泣きそうな表情を浮かべていた。


「嫌よ……私……このままあんたといるの」


そう呟くと美波はもう一人美波が近づいてきて…


「私もよ…あんたといるの…嫌」


美波はもう一人の美波を見る。美波好みの香り…それに大人びた顔も美波好みで…

そして見つめ合う。もう一人の美波の顔が徐々に近づき…


「何よ顔を近づけてきて…」


良い匂いのする同じ顔が間近にある。美波は思わずドキドキしてしまう。それを隠し…


「ちょっと…近いわよ…」


美波はさらに後退りする。すると壁に当たってしまった。逃げ場がない。もう一人の美波がさらに近づく。


「当たり前でしょ…私が近づいているんだから」

「いや……来ないでよ…」


自分に壁ドンされる美波、同じ顔にされるのは変な気分だ。ずっと夢見ていたシチュエーションだけどクールな表情で美波に同じ顔を見せつけるすると…


「ねぇ……私にドキドキしているでしょ?」


もう一人の美波が囁いてくる。図星だ。


「な、何を言っているのよ……あんた……」


美波はムカつきもう一人の美波に抱きつき、逆に壁に押し付け返す。そして強引に顎を掴んで…俗に言う顎クイをする。相手の目をじっと見て真剣な眼差しでこう言った。


「ねぇ……あんたが私で興奮してるならさぁ……いい加減気付きなさいよ……私はあんたなんか大嫌いだってことをね!」


そう言って突き放すように離した。もう一人の美波は反対に抱きついてきて


「っ!あんたこそ私で興奮してるならさぁ……いい加減気付きなさいよ……私もあんたなんか大嫌いだってことをね!あと……興奮してないわよ!」


と、強く抱きしめて言い返した。


「うっさい!この変態!」

「そっちこそこのド変態!」


二人は言い合いながらビンタをするとパンっと乾いた音が響く。


「「んっ!?痛いじゃない…」」


美波達の頬が重なる、ジンジンする頬を重ねる二人。二人は睨み合って手を握るとまた頬を張る。


「「んっ!?」」


痛みを共有しているのか二人は涙目になる。しかしすぐにまた手を上げて叩く。


「「んん!?」」


二人の頬が赤く染まる。美波はもう一発叩こうとするが、それを止めた。そして優しく抱きしめ…


「何なのよあんたは…あんたのせいで仁奈に帰られるし……」

「あんたの方こそ……仁奈に帰られた癖に」

「そんなの知らないわよ……ていうか離しなさいよ……」

「あんたから先に離したら?」

「ふん……生意気ね……」


美波はもう一発ビンタをしてやろうと思ったが、その前にもう一人の美波が動いた。


「な、何するのよ!あんた!?」


美波の髪の匂いを匂いだしたのだ。


「ドッペルゲンガーの癖に髪良い匂いするじゃない」

「うるさいわね……ていうか嗅がないでよ!気持ち悪いのよドッペルゲンガーの癖に!」

「そっちこそドッペルゲンガーの癖に良い匂いさせるんじゃないわよ!」


美波達は互いの身体を引っ張り合う。同じくらいの体格をしているからか力が拮抗していた。だが片方の腕を掴むことに成功した。そのまま腕を捻り上げる。


「痛いわね……!」

「それはこっちの台詞よ……!」


もう片方の腕を捻る。


「「ああっ……!」」


同じ声、同じ反応。そして二人とも…


「はぁ……はぁ……何しているのよあんた……」

「はぁ……はぁ……そっちこそ……」


美波達は睨み合う。そして再び引き寄せ合い胸を強く揉むすると揉まれ変な声を互いにもらす。


「変な声出さないでくれる?」

「は?あんたの方が出してたじゃん」


美波達は罵り合う。


「私の真似しないでくれない?」

「あんたこそ私に成り済まさないでよね」


そして今度は頬を舐め合った。


「「ひゃあん!あんた何やって……」」


ペロッペロッと何度も同じ顔の自分の顔を舐める美波達。さらに耳元で囁く。


「あんた私のこと好き過ぎじゃない?」

「そっちこそ私のこと好きなんでしょ?」

「私があんたのこと好きだって?ふざけたこと言わないでよ!」

「あんたこそ!私のこと好きなんでしょ?」

「私があんたのことが好きなわけないじゃない!」



美波達は強く抱き締め合う。


「「ああ……苦しい……」」

「「うぅ……息が……できない」」


同じ顔をしている美波達が同じ苦しみを感じ合っている。それが愛しくて…


「「はぁ……はぁ……」」


美波達は一旦離れて見つめる。二人の呼吸が激しく乱れていた。美波はもう一回抱きついて押し倒す。そして髪に鼻を埋め匂いを嗅いでもう一人の美波の髪の良い匂いを堪能し。そして


「私……はぁ……はぁ……あんたなんか……はぁ……はぁ……大嫌い……なんだから……」

「はぁ……はぁ……私もよ……はぁ……はぁ……私も……はぁ……はぁ……あんたが……はぁ……大嫌い……」


美波達は相手の唇に吸い付くようにキスをした。すごく嫌だったキス…だけどグロスを塗っているから美波好みの良い匂いがして……そして甘い味がした。


「「んん……んふっ……ちゅ……んん……」」


互いの唇は潤いに潤っていて……そして柔らかくとても…


「「ぷはっ……はぁ……はぁ……」」


口を離すと名残惜しのが腹が立つ…


「はぁ……何よ……あんた……そんな顔して……」

「はぁ……はぁ……あんただって……そんな顔してるわよ……」


美波はもう一人美波の顔を見てゾクッとした。そこにはトロンとしていて、物欲しそうな表情をしていたからだ。それを見た美波は思わず。


「あんたエロい……そんなエッチな表情して……興奮してるんでしょ?」


もう一人の美波も同じことを思ったらしく


「あんただって……エッチな表情してるじゃない……それにそんな興奮したような表情して……興奮してるんでしょ?」

「違うわよ!私は別に興奮なんか……」

「じゃあなんでそんなトロけた表情しているのよ!」

「そ、それは……だって……私もあんたと同じ顔だからよ……」

「そ、そうよ……私もあんたと同じような顔だからよ」


美波はもう一人美波をじっと見つめる。するともう一人の美波を見つめてくる。二人は同じ顔、同じ表情をしている。同じ声、同じ身体、同じ感触、同じ匂いがする。


「「あんた……本当に私と同じ……」」


二人は呟いた。そしてもう一人はもう一人に近づき、もう一人もそれに応えるように近づいていくと、また唇を重ねた。今度はさっきよりも激しく、舌を入れ合って絡め合う。


「「んんっ!?んん〜!?」」


同じ口、同じ歯並び、同じ舌、同じ唾液、同じ味。まるで鏡合わせのように美波達は互いの全てを貪るように絡み合った。


「「ぷはっ!?はぁはぁはぁ……」」


二人は息を切らしながら相手を見ていた。そしてまた……どちらからともなく近づくとキスをする。


「「んっ!?」」


美波達はもう夢中だった。相手が自分だと思うからか嫌がらせで舌を絡めたりするが不思議と嫌な気分にはならなかった。むしろ興奮すらしていた。


「「はぁはぁはぁ……」」


何度も何度も角度を変えて同じ唇を重ね続ける。舌を入れて絡め合わせる。甘い味がした。そして口を離すと糸を引いた。


「はぁ……はぁ……あんたなんか嫌いよ……だからお仕置きしてあげる」

「はぁ……はぁ……そっちこそ……!」

「「んっ……ちゅぱ……れろ……くちゃ……はむ……じゅる……」」


同じ唇が重なり合っている、舌が絡み合っていた。そしてゆっくりと離すと唾液の糸が引いた。


「はぁ……はぁ……私達キスまで……本当に気持ち悪い……」

「はぁ……はぁ……はぁ……そうね……もうこんなことしたくない……」

「そうね……でもあんたのせいよ……あんたが私に酷いこと言うから……」

「はぁ……はぁ……そっちこそ……私の真似ばっかりするから……あんな変態みたいなことするからじゃない……」

「うるさい!黙りなさい!あんたが悪いのよ!全部!私があんたみたいに変態じゃないから!このドッペルゲンガー!」

「違う!あんたが真似してくるからでしょ!このクソビッチドッペル!」



美波達は罵り合う。だがすぐにやめて互いを抱き締め合った。


「はぁ……はぁ……あんたのせいよ……あんたが……」

「はぁ……はぁ……そっちのせいでしょ……あんたの……」

「あんたは私じゃない……」「あんたは私じゃない……」


二人は見つめ合う。そしてまたキスをした。何度も同じ行為を繰り返す。


「「ん……んん……」」


口を離す度に銀の橋が架かる。


「はぁはぁはぁ……キス…し過ぎよ……」

「はぁはぁはぁ……それはあんたもでしょ……」


美波達は相手の肩に顔を埋めて囁いた。


「「ねえ……私……」」


美波達は見つめ合い、そして


「「唇が寂しいの…わかるわよね?」」


二人は再びキスをした。熱く甘く蕩けるような…


「「ん……んふっ……はぁ……んん……」」


二人は目を閉じて感じていた。相手の存在を、相手の感触を、相手の匂いを、相手の味を、相手の温もりを、相手の鼓動を、相手の存在を感じている。


「んん……はぁ……はぁ……んん……」


二人は身体を押し付けあった。相手の感触をもっと感じるために。そして互いの身体に触れ合う。


「「んっ……はぁ……はぁ……はぁ……」」


美波はもう一人の美波の胸を揉み始める。もう一人の美波も美波の胸に手を伸ばしてきた。


「「はぁ……はぁ……んん……ああっ……」」


美波達は互いの乳首を摘んだ。身体中が熱くて仕方がない。


「「はぁ……はぁ……んん……んん……」」


美波達はさらに強く抱き締め合う。身体を押し付けて、脚を絡ませ合う。そして二人のスカートの中に手が入っていく。


「「はぁ……はぁ……んん……ああん……」」


太腿を撫でながら下着の上から割れ目に触れるとそこはもうびしょ濡れだった。


「「はぁ……はぁ……ああん……あああ……」」


美波達の息遣いが激しくなる。そして美波達は手を離すと今度は服を脱ぎ始めた。上着もブラジャーもパンツも全て脱ぐと全裸になった。美波はもう一人の自分の裸を見て興奮する。それは向こうも同じようで美波の身体を舐めるように見ていた。


「はぁ……はぁ……あんたって本当に綺麗な身体してるわね……」

「はぁ……はぁ……そっちだって……」


二人は見つめ合うと互いにぬいぐるみのように抱き合った。そして唇を重ねると舌を入れた。


「「んっ!?んん〜!?」」


同じ口、同じ歯並び、同じ舌、同じ唾液、同じ味、同じ匂い、同じ感触、同じ柔らかさ、同じ温かさ、同じ鼓動、同じ存在。それが愛しくて堪らない。


「「んんっ!?んん〜!?」」


二人は声にならない悲鳴を上げる。美波達は激しく絡み合う。舌を絡め合わせ唾液を交換し合う。美波達は夢中でキスをしていた。すると美波達は無意識に股間を擦り合わせていた。その瞬間今までにない快楽が襲った。


「「ひゃう!?」」


美波達は思わず口を離してしまう。そして恐る恐る下を見るとそこには美波達が腰を動かして互いの秘部を擦り合わせていた。


「「はぁ……はぁ……何これ……気持ちいい……」」


初めての感覚に戸惑いながらも二人はまたゆっくりと動き出す。


「「はぁ……はぁ……んっ……はぁ……はぁ……」」


徐々に早くなっていく。そして絶頂が近づいてきた。


「「あっ……はぁ……はぁ……んんっ!もうダメぇ!」」


美波達は同時に達してしまった。美波達はしばらく余韻に浸っていたがやがてゆっくりと離れると美波達は立ち上がり見つめ合った。


「はぁ……はぁ……はぁ……どう?これでわかったでしょ……私はあんたじゃない」

「はぁ……はぁ……はぁ……そっちこそ……私の真似しないでくれる?」

「そっちこそ!」

「あんたよ!」

「あんたよ!」


二人は睨み合う。だがしばらくして二人は顔を合わせると再び唇を重ねた。


「「んん……ちゅぱ……れろ……くちゃ……はむ……じゅる……」」


そしてそのまま押し倒し合った。


「「ぷはっ!?はぁはぁはぁ……」」


美波達は相手の身体を見つめていた。そして


「「はぁはぁはぁ……ねえ……あんた……私に何をしてほしいの?」」


美波達は見つめ合いそしてキスをした。共にキスしたかったからというよりしてあげたのだ。


「「んん……んふっ……はぁ……んん……」」


そして二人は互いの性器に手を伸ばす。そして指を入れてかき混ぜた。


「「はぁ……はぁ……んん……ああっ……」」


美波達は手を止めると次は相手の胸を揉んだ。大きく柔らかい胸を乱暴に掴んで揉んだり乳首を摘んだりする。


「「はぁ……はぁ……んん……ああっ……」」


美波達は互いの胸を弄び続ける。


「はぁ……はぁ……ねえ……あんたはどこが好きなの?」

「はぁ……はぁ……はぁ……あんたはどこが感じるの?」


二人は見つめ合いそして相手の胸にしゃぶりついた。


「んんっ!?んん〜!!」


乳首を吸いながら片方の手でもう片方を摘んだり引っ張ったりする。同じ顔をした二人の美女が相手の胸を貪っていた。


「はぁ……はぁ……あんたはこうされるのが好きなんだ……」

「はぁ……はぁ……あんたはこんな風にされたいのね……」


美波達はさらに激しく攻め立てる。


「「んんっ!?んん〜!!(やめて!これ以上されたら……私…私を好きに…)」」


美波達は乳首から口を離すと今度は舌を這わせ始めた。


「「はぁ……はぁ……んん……はぁ……はぁ……」」


二人の舌が絡み合う。同じ舌が絡み合っている。そして二人は互いのクリトリスに触れた。


「「はぁ……はぁ……んん……ああっ……」」


美波達は互いの秘部を刺激し合う。そして…


「「はぁ……はぁ……ああっ……もうダメ……うぅ…」」


二人はまた同時に果ててしまった。


「はぁ……はぁ……はぁ……」「はぁ……はぁ……はぁ……ん…」


美波達は息を整えながら起き上がると…また抱き合って唇を合わせた。


「「んっ……んん……」」


そして二人は髪を撫で合うとゆっくりと離れた。


「はぁ……はぁ……はぁ……」「はぁ……はぁ……はぁ……」


美波達は見つめ合っていた。そして美波達は互いの髪に鼻を埋め匂いを吸う。甘やかな香りが美波達の脳を刺激する。

そして美波達は互いに髪に触れ合う。

そして頬、顎、唇、耳、鎖骨、肩、腕、手、背中、乳房、脇、二の腕、手首、掌、手の甲、指、爪、口、舌、瞼、額、眉、鼻、両目、耳にキスをする。


「「はぁ……はぁ……んん……はぁ……はぁ……」」


美波達は自分の身体を確かめ合うようにキスをし合った。全身をくまなく触りキスをして相手の存在を確認している。


「はぁ……はぁ……んん……ちゅぱ……ぺろ……」

「はぁ……はぁ……んふっ……ぴちゃ……れろ……」


美波達は秘部に手を伸ばして愛液を掬うと舐めた。そして美波達は互いの口に舌を入れると口内を犯し合った。


「「んっ……んん……はぁ……はぁ……くちゅ……くちゃ……」」


二人は激しく絡み合い互いの唾液を飲み干す。もう互いに互いの唾液が甘過ぎて堪らないのだ。


「「んっ……んんっ!?」」


美波達は同時にイってしまった。二人は荒くなった呼吸を整えずにまた抱きしめ合い濃厚なディープキスをした。


「「んっ……んん……はぁ……はぁ……くちゃ……れろ……」」


そして二人は同時に相手の顔を見た。


「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……好き」「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……大好き」


二人はしばらく見つめ合っていたがやがてゆっくりと目を閉じて唇を重ねた。


「「んっ……」」


最初は軽く触れるだけの優しいキスだった。


「「んっ……んんっ……」」


だが次第に強く激しいものへと変わっていく。


「「んっ!んんっ!」」


美波達は夢中で唇を合わせ続ける。


「「んっ!んん〜!」」


そして、愛してると目線で伝えると美波達は互いに髪を撫で合っていた。しばらくすると美波達はキスをやめた。そして見つめ合いながら


「「はぁ……はぁ……はぁ……」」


美波達は見つめ合い…もう一人の美波に


「ねぇ…あんたさ私のことは嫌いな癖に私の身体や髪にはキスしたり触ったりしたいんでしょ?」

「はぁ……はぁ……あんたこそ……私があんたに同じだから欲情してんじゃないの?」

「そのまんまそっくりお返しするわ」

「そっちだって」

「ねぇ…セフレでもいいから付き合わない?」

「はぁ……はぁ……いいよ。あんたを触れるなら……」

「じゃあ決まりね」

「ええ」


美波達はそう言うと抱き合いまたキスを始めた。


そして、それを遠くから隠れて見ながらイチャイチャしていた仁奈達は…


「ま、まさかあの美波でも落ちちゃったか」


美波達の様子を見て驚いていた。


「いや〜あんなことされれば誰だって落ちると思うけどね」

「うん。やっぱり同じ人なのに全く同じ反応されるとおかしくなって興奮しちゃうよね」

「美波がああいうことしてるの初めて見たかも」


美波達がやっている行為を見て股間を濡らす仁奈達もキスをつづけていた。









「ねぇ…セフレって言ったわよね」

「そうね…そういうあんたも」

「「これ完璧に恋人よね」」

「はぁ…仕方がないか」

「好きよ」

「急に言わないでよ…私だって好きなんだから。好きよだから…」


「「…私だけを見てなさいよ」」


繋いだ手はキツく、口付けした唇は繋ぎ、女性器も繋がっていた。








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