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私の住む街にはよくわからない生き物が住んでいる。
みんなはそれをにゅうどうさんと呼んでいる。入道雲に似て大きくてモコモコしているからそう呼ばれているのかな。
にゅうどうさんは誰にでも見えるわけではなく、もし姿が見えたなら注意深く観察しなければならない。
もしも、にゅうどうさんがお腹の下の方から変な棒を出してきたら、じっとしていないと呪われてしまうそうだ。
その棒から不思議な液体が出てくるのを見ることができたなら、近いうちに幸運が訪れるという……。
私も小さい頃から にゅうどうさん の姿を目撃していた。
「あ……、またいる……」
私は目の前にいる大きな入道雲のような姿を眺めた。
それは、いつものように家に帰る途中のことで、路地裏に隠れるようにして立っていた。
にゅうどうさんは、私の姿に気づくと、お腹の下から棒を出してきた。
にちゅにちゅにちゅ……と音をたてて糸も引いていて、正直気持ち悪い。
にゅうどうさんは、私のことを見つめながら、その棒を上下に擦りはじめる。
ハアハア……と荒い息遣いが聞こえてくるような気がした。
そして、にゅうどうさんの棒の先端から白い液体が出てくるまで、見ていなければならなかった。
にゅうどうさんが棒を擦るのを見るたびに、なんだか胸がドキドキしていたのを覚えている。
汚いし、気持ち悪いのに、擦るうちにだんだんと大きくなっていく様子や、先端から出てくる白い液を見ると私まで呼吸が苦しくなってしまうのだった。
……そして、今でもにゅうどうさんをたまに見かける。
ある日にゅうどうさんは、私の身体に棒を擦り付けるようにしごいてきたことがあった。じっとしているとさらに激しく棒を押しつけてくる。
にゅうどうさんの棒は熱くて脈打っていて、まるでべつの生き物のようだった。
それがとても怖かったけど、同時にすごく興奮してしまう自分がいた。
にゅうどうさんは私のスカートの中に棒を包み込むと、ぐちょぐちょと音を鳴らしながら上下に動かしていく。
「はあっ……はあっ……」
私のスカートは棒の先端からでてくる透明な汁で染みができているみたいになっていた。
にゅうどうさんの動きが激しくなるにつれて、私の腰も勝手に動いてしまう。
「んっ……!」
突然、棒から熱いものが吹き出した。
あたりに生臭い臭いが立ち込める。ねっとりとした液体がスカートの中で溢れて、パンツにまでかかっていた。
にゅうどうさんはその液体を指ですくうと、私のパンツの中に指を入れて股に直接塗りつけるようにしてくる。
私は無意識にその指に股間を擦り付けるように腰を前後に振っていた。
夕暮れの路地裏でぬち……ぬち……と粘着質な音が響き渡る。
気がつくとにゅうどうさんは消えていたが、どろりとした液体が、私の足の間をつたっていた。